BANANA FISH面白い?つまらない?感想評価!

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名作コミックとして注目されているマンガ「BANANA FISH」

アニメ化も決まり、さらに話題になっていますね。

今回はコミック「BANANA FISH」の感想評価をみてみましょう!

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アニメ化決定!結末・ネタバレが気になる少女マンガ

・ コミック「BANANA FISH」は、面白く、そして怖く、また、推理コミックでありかつ、歴史コミックでもある。様々な点で、二面性もった作品だと思います。仲良くなったり裏切ったり、殺したり。日常生活ではなかなか経験することができないことをこのコミックを読むことで一瞬にして体験することができました。「BANANA Fish」の意味を知ってから、物語が動き始め、血しぶきがまるで目の前に飛んでいるかのような錯覚を覚えたほど、リアルな描写です。

・吉田秋生による漫画作品であり『別冊少女コミック』で連載されていたのが、ちょうど私が中学生頃であったため、懐かしくて思わず感想を書きたくなってしまいました。ダウンタウンのストリート・キッズのボスとして君臨するアッシュによる、謎の言葉BANANA FISHが何であるか読み解いていくストーリーで、麻薬やマフィアなどがのさばるアンダーグラウンドの世界について初めて知ることとなり、また考えさせられることのきっかけになった漫画です。

・連載終了から20年以上が経過した少女漫画ですが、名作と言えると思います。ベトナム戦争で、アメリカ人兵士が仲間に向けて銃を乱射する事件が発生します。そのとき、犯人の兵士が「バナナ・フィッシュ」という言葉を発します。ストリートキッズのボスであるアッシュは、兄を廃人にした「バナナ・フィッシュ」の謎を追い、マフィアのゴルツィネと戦うことになります。この漫画の見どころは、「バナナ・フィッシュ」にまつわる謎解きと、アッシュと日本人青年英二との交流の2つがあると思います。過酷な戦いの世界に生きながら、英二に癒されていくアッシュ。その結果、英二がアッシュにとっての最大の弱点となってしまいます。ボーイズラブのように言われることもある作品ですが、もっと深い、人間同士の心のつながりを描いた漫画です。

・吉田秋生の傑作漫画です。少女漫画の枠を越えた少女漫画だと思います。バナナフィッシュという謎の言葉を発端に、ダウンタウンに住むストリートキッズたちのボス、アッシュ・リンクスが、数奇な運命に巻き込まれていきます。孤高で孤独なアッシュが後に相棒のような関係になる奥村英二と打ち解けていく様、アッシュがめぐる運命、周囲の人々、練られたストーリー。どれもが吉田秋生の骨太なストーリーとシンプルだけれど繊細なタッチで生き生きと描かれていて、どんどん引き込まれます。
読んでおくべき作品だと思っています。

・壮大な名作です。ニューヨーク、マンハッタンを舞台に、様々な犯罪、陰謀、銃撃戦と物騒な世界が描かれていますが、単なるマフィアへの反旗、という物語ではありません。登場人物が、敵味方問わずとにかくみんな魅力的です。そしてそれぞれのキャラクターが出会うごとに新たに生み出されていく繊細で残酷な物語の数々。それぞれの人生、敵であるはずの登場人物との間に生まれる友情とも同情とも振り分けられない複雑な思い、とにかくいろんな方向からストーリーが編み出されていきます。
驚異の頭脳、身体能力、美貌とカリスマ性を兼ね備えたニューヨーク裏社会のボスである主人公アッシュ、日本人の内気で善良な青年エイジという正反対の二人の間に芽生える、もはや友情を超えた魂と魂の触れ合いに、時に涙、時に安堵、大変心を揺さぶられます。強大な権力を持つ敵がアッシュの前にどんどん立ちはだかりますが、完全な弱者であるはずのエイジの心優しさが、アッシュの心を癒し、エイジ本人もまたアッシュとの関係によって変わってゆく様子がよく描かれています。物語の舞台であるニューヨーク、マンハッタンの描写も緻密で魅力的で、世界にどんどん引き込まれていきます。クスッとする安堵のひとときや、激しくぶつかり合う感情、全ての瞬間が血なまぐさいはずの物語を美しく彩っています。通してみると、絵のタッチが徐々に変わっていきます。第1巻と最終巻を比べると、もはや別人が描いたのではないかと思えるほどですが、大変長い作品ですので制作の過程で作者の画力が上がったのでしょう。大変悲しい結末を迎えますが、だからこそ永遠に読者の心の中に生き続ける作品となっているのではないでしょうか。