日大学長会見、老婆乱入!

1527232055
Pawel_Litwin / Pixabay

世間を賑わせている日大アメフト問題で、日本大学の大塚吉兵衛学長が緊急会見を実施。

冒頭で老婆が割込み発言をするという騒動も見られ、先行きが気になる会見スタートとなりました。

学長は毅然とした態度で参加していたものの、原稿をチラ見しながらの会見。

緊急会見で、かつ前日の内田元監督・コーチの会見を挽回しなければいけない場であるものの、大学で最大生徒数を取りまとめる学長としてはもっと凛とした会見をして欲しいと視聴者の皆さんも感じたのではないでしょうか。

スポンサードリンク

内田元監督の会見での問題点

内田元監督の会見では、関学の生徒、及びご両親、日大の怪我をさせてしまった生徒に「申し訳ありませんでした」と口にしただけで「何を謝罪しているのか」という論点には一切触れませんでした。。

「そういう指示をした」「部としての取り組みが間違っていた」、そういう言葉は一切謝罪の場面では語られなかったため、会見を見ている人の憤りはさらに高まったわけです。

今回の会見で、内田元監督の指示があったかどうかは結局言及されず、学長は「こういう事態になった事を申し訳なく思う、反省している」「学校側としてちゃんとフォローができていなかった」と発言していました。

確かに日本大学学長は当事者ではないものの、組織の長としてどう責任を取るのか、単刀直入に言えば処分をするのか、という事については保留ととれる回答。

アメフト騒動に関与した学校組織としての責任は認めたものの、世間の注目は「内田元監督をどうするのか」「わかりきっている事実をちゃんと認めさせるのか」というところですので、釈然としないものがあります。

大学組織に生じている甘え

例えば今回の騒動がプロスポーツにおいて発生していたら、すぐにでも事実報告と責任者の会見、関係者の責任問題対応がなされるでしょう。

企業で不祥事があった場合も、関係者の事実確認・責任者の声明発表、責任問題対応が最優先でされます。

大学と同じ教育機関である小中学校であれば、場合によっては自治体も乗り出して事態の早期解決、徹底した再発防止に努めるでしょう。

しかし大学の部活で発生した今回の騒動、「部活だから」と甘く考えていたのか、そもそも大学組織というものが意識の低い組織なのか、日大が特別なのか、あまりにも対応が遅く、お粗末であると言わざるを得ません。

人生が狂わされたという重い事実

日大アメフト騒動では実際に複数の学生の人生が狂わされています。

しかも、それが大人の身勝手なふるまいによってです。

更に言うならば、教育者・指導者という、より学生をケアしていかなければならない立場の人間が、です。

監督辞任という責任は本人がとったものの、世間がそれで納得していない事を察できているのか疑問です。

そもそも学生の人生を狂わせている、という重い事実を受け止めているか、肝要な部分に関係者がしっかり焦点を当てているかが問われます。

日大ブランドを守るのか、内田元監督を守るのか

今回の会見で、内田元監督と生徒の間で齟齬がある、という発言をした日本大学学長ですが、明らかに建て前と感じざるを得ません。

例えば「監督の意向がどうあったか本人が入院中のため確認しきれていないが、誤解があったにせよこういう顛末にいたったのは監督の責任、相応の処分を考えている」という言い方なら、世間も少しは納得したかもしれません。

しかし、結局現時点では「内田元監督を擁護する」という姿勢を視聴者に感じさせる結果になりました。

そういう意味では内田元監督を守って、日大というブランドを失墜させた事になるでしょう。

日本大学の生徒・卒業者やその父兄、職員や関係者をある意味裏切る事に繋がります。

既に就活を心配している日大生徒もいますが、今後どうやって日本大学の信頼を取り戻すのか。

信頼回復に奔走するのが末端の職員やOBOGにならない事を祈るばかりです。