遺留捜査面白い?つまらない?ドラマ感想評価!

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大人気ドラマ、遺留捜査の新シリーズがスタートです。

上川隆也さんの安定した演技を見ると思わず安心してしまうのは私だけでしょうか。

ちょっと変わったサスペンス設定はそのままに、今回も様々な事件に遭遇していきます。

早速ドラマ「遺留捜査」の感想評価をみてみましょう!

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変わらず泣けるドラマ!上川隆也好演!

・遺留捜査の新シリーズがスタートしたわけなのですが、相変わらず他の民法のドラマと違った独特の雰囲気のあるドラマですね。なんだか落ち着くというかホっとするというか(科捜研にも似たような空気を感じますが)、相変わらず特別な空気感を持ったドラマでした。上川さんのパーマ頭はサラっとしたストレートに変えてもらった方が夏なので見た目も涼しげで良かったと思うのですが・・・。

・人間関係が複雑です。それがこの種のドラマの持ち味ですけどね。京都という舞台は古くて新しい街(既に別の仕事で書かせていただいていますね)。そこで起こる普通の捜査方法では解決しそうにない難事件を、頼り甲斐が無さそうな男性捜査員が事件の真相を究明して解決の糸口へ。もちろん日本ドラマの売りでもある人情噺を加えて。さすがは古き伝統を誇る東映が制作に関わっていることだけはあります。今回の話は土地の所有者が変わった場所で発見された古い仏像の所有権を巡る黒い争いでした。古美術ブームも定着して、目新しいとも思えませんでしたが、私なりに感じたことがありました。古美術の鑑定も警察の科学鑑定も通じる点があり、この番組の制作の目的も実はそこにあったのかも。現実には仏像の贋作を巡っての連続殺人事件が起こるとはとても考えにくいことですけれどね。それに無主物先占という法律用語を久し振りに思い出しました。私用中の発見ではあるとはいえ、文化財Gメン(公務員)が仏像の所有権を主張できるか否か。微妙な問題です。だんだん本物と善意の贋作(精巧な複製品)との区別がつかなくなってきたような…。美術の世界も奥が実に深い。そういうことです。

・糸村役の主演・上川隆也さんの熱演が良かったです。上川さんは最近バラエティでよくお見掛けするのですが、いつも飾らず自然体な感じが演技にもよく表れていると思いました。刑事らしく真面目一辺倒な主人公ではなく、同僚の知らぬ間にどこかに捜査に行ってしまう、ちょっととぼけた感じの役柄が面白かったです。ドラマの内容について言えば、大学の山岳部部員たちの悲しい話と、その部員の父親との親子愛が泣けました。山に登ったために母親の死に目に会えなかったというのは悲し過ぎますし、いつも陰ながら父を褒めたたえる親子愛は切ないなあと思いました。脇を固める俳優陣も有名な人が多くて凄かったです。ゲスト松下由樹さん、柄本明さんの演技が良かったです。ドラマの舞台が京都府警ということで、関西人の私は親近感が沸きました。刑事ドラマなのに心が温かくなるシーンが多くて良かったです。

・上川さんの独特な感じが不思議な魅力を醸し出していると思います。第1話では松下由樹さんや平泉成さんが出演して、最後まで誰が犯人かわからないような仕組みをうまく作っていたと思います。また、エンディングテーマソングの小田和正さんの歌がマッチしていてきれいな仕上がりだったと思います。京都を舞台にしているので、有名な場所だけでなく、穴場スポットも紹介していただけるとなおよいと思います。

・内容も面白いし、何よりも登場人物のキャラが好きです。特に上川達也さん糸村聡がマイペース全開でいつも飽きずに楽しめるし、決め台詞の『3分だけ時間をください』を聴くのを心待ちにしています。面白いのにちょっぴり泣けるシーンもあり、思い出話などを語るシーンは思わず引き込まれます。面白いし、カッコいいし、毎回楽しみにしているドラマです。

・残された遺留品から、被害者が生前抱いていた思いに振れ、そこから犯人像を割り出す。細やかな視点から手がかりを見いだし、人が心の奥に抱いている思いを探り当てるなんて、よほど人間が好きじゃないとできないと思います。上川隆也さんだからこそ、そんなふうに人に優しく、暖かく、かつ鋭い感性を持つ糸村聡を親しみやすいキャラに創り上げてくれているのだと思います。今回は、風鈴とアニメキャラクターのカードがキーですが、これは被害者の娘への思い出が詰まっている品だと推測できます。容疑者として浮かび上がった若名友子は、被害者の娘?事件の背景には家族愛が関わってきそうな予感がします。

・これまでのシリーズを観たことはなかったのですが、刑事ものが好きなので観てみました。正直言ってメリハリがなく、まったく面白くありませんでした。シリアスならシリアスでもっと重いほうがいいし、少しコミカルな場面をはさんでリズムをつけるとかあってもいいと思います。二時間ドラマよりつまらなくてびっくりしました。素敵な役者さんがたくさん出演しているのにもったいないと思います。同じ上川さんなら前期の「執事西園寺の名推理」のほうがよほど面白かったです。たぶん今作の続きは見ないと思います。

・「3分だけ時間をください」と言って、主人公は事件関係者の心の憑き物を落としていく。今回のテーマは父と息子、そして父と娘だ。父親の汚名を返上すべく、しかし方法を間違ってしまう息子。娘が詐欺を働いたと縁を切り、けれどもいつも身を案じている父親。とぼけたキャラの主人公が決して声を荒げず、かたくなになっている心を溶かしていくストーリー展開はいつ見ても癒される。今回も裏切らない内容だ。仲の良いテンポの良い署員の姿も、ほっとする。

・新キャストも加わって、ますますパワーアップしたという感じです。「遺留捜査」の魅力は、犯人が誰かではなく、その裏に秘められた哀しみや葛藤です。失ってしまった時間は戻せなくても、真実を知る事で過去の記憶が変わっていきます。親子の間に出来た深い溝が埋まっていく瞬間というのが、こんなにも素敵なのだと涙が溢れました。

・今回は、2時間のスペシャルということで、サスペンスによく出てくる主役級の俳優や女優が出ていたので、驚きました。そのため、全ての人が犯人だと疑うしかなかった。最後まで、犯人がまったく読めなかった。また、甲本雅裕演じる村木繁が、恋をしたということで、キーワードを総合したら、榊マリコを浮かんでしまい、思わず、笑ってしまった。糸村さんと村木さんのやり取りは、相変わらず面白い。そして、ラストの3分ぐらいには、小田和正の歌と共に、遺された想いを伝えられ、泣かされます。今回も大泣きでした。なぜか、心洗われる刑事ドラマです。

感動するサスペンス、遺留捜査

他のサスペンスと大きく違い、感動して泣けるサスペンスドラマ、遺留捜査。

やはり上川隆也さんの演技が大きく影響してるかなと感じざるを得ません。

この機会にこれまでの遺留捜査シリーズを見直すのもいいかもしれませんね。