ブラック企業の上司クイズとは!

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とある企業のとあるメールが波紋を呼んでいます。

そのメールとは「上司クイズ」と呼ばれるもの。

なんとそのクイズの正誤に有給がかかっているというのです。

今回はその「上司クイズ」のメール内容について、そしてその企業の実態に迫ります。

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上司クイズメールの内容

まずは上司クイズのメール内容について。

これが実際に送られていた内容です。
(一部伏字あり)

件名:有給 チャンス クイズ

本文
〇〇〇〇年〇月の実績
以下の駅で売り上げの高い順に並び変えてください。

1、新宿
2、原宿
3、渋谷
4、恵比寿
5、品川
6、浜松町
7、新橋
8、有楽町
9、東京
10、神田
11、上野
12、西日暮里
13、鶯谷
14、池袋
15、新宿

全問正解で有給チャンス

不正回答は永久追放します。
まずは降格

回答期日は〇〇〇〇まで

上司クイズの企業はどこ?

いかがでしょうか、これが上司クイズのメールの内容です。

ではどの企業の社員がこんなふざけたことをしたのかと気になるところ。

その企業はジャパンビバレッジ。

どんな企業かというと、大手サントリーのグループ会社。

主に自動販売機の管理をしている会社です。

我々にとっても身近な自動販売機を管理している会社でこんな事が行われていたのは正直ショックですね。

ジャパンビバレッジはブラック企業?

実はこのジャパンビバレッジという会社、ご存知の方もいるかもしれませんが以前からブラック会社の噂がたっていた企業です。

というのも2018年のゴールデンウィークにもジャパンビバレッジに関連してストライキが決行されています。

その内容はJRの東京駅の自動販売機を利用不可にするというもの。

自動販売機のすべての飲料が売り切れ状態になっていたんですね。

事情を知らない人にとっては自動販売機の故障、もしくは管理会社の怠慢に見えたかもしれませんが、実はちゃんとした理由があったんですね。

その理由はジャパンビバレッジの社員の未払い残業、そして報復懲戒解雇の撤回を訴えるというもの。

ちなみに東京駅全ての自動販売機が売り切れになっていたわけではなく、一部の自動販売機で決行されていました。

そんなこともあり、ジャパンビバレッジの実態について知っていた方も少なくないかもしれません。

上司クイズは冗談だったのか?

さて気になるのは上司クイズは本当に拘束力をもっていたのかどうかというもの。

茶目っ気ある上司がユーモアを効かせて冗談っぽく送信したものなのかな、と思えなくもありませんが。

が、しかし。

上司は大真面目だったようで、有給は取得できなかったのだとか。

ちなみに実はこの上司クイズメール、送信者側の大変な間違いがありました。

それを説明するためにも回答メールを見てみましょう。

上司クイズの答えメール

これが回答のメールで送られた内容です。
(一部伏字あり)

本文
お疲れ様です。

残念ながら全員はずれでした。

よかった。よかった。 )^o^(

新宿が2個ありました。
申し訳ありません。
本当は秋葉原が入る予定でした。

では、回答です。
〇〇〇〇年〇月 実績

1位 東京駅
2位 上野駅
3位 池袋駅

~中略~
(不明)

14位 原宿駅
15位 鶯谷駅

以上です。

鶯谷は全員正解でした。

次回はマイナー駅で実施します。

苛立たせるようなメールの内容

全員はずれでよかったよかったと言っている点や、センスの悪い顔文字に苛立つ内容です。

そもそも出題の内容に誤記があり、選択肢の新宿が重複していて秋葉原が抜けていたとか、上司としての確認力はいかがなものなのかと感じてしまいます。

ちなみにこのメール、つい最近のものなのか、というと実はそうではなく一昨年に実施されたものなのです。

その際に実際不正解だった社員(メール受信者全員ですが)は有給休暇を取得できなかったそう。

その事実について現在、会社側に「これを事実として認めるのかどうか」という確認とその事実に関する交渉をしているそうです。

ただ、その事実確認に当事者であるメールを送信した張本人、支店長は参加せず、要領を得ない場になってしまったとの事。

降格をかけないと有給がもらえない?

有給チャンスメールには全問正解で有給、不正回答は永久追放、降格とあります。

これは正解したら有給だけど間違えたらクビもしくは降格ね、とも受け止められますが事実はどうなのでしょうか。

不正回答とは誤答ではなく、不正な回答をしたらというもの。

テストでいったらカンニングとかですけどね。

ただ、誤答したら、と勘違いしてもおかしくないような文面やそもそもの会社の風土。

一部では「有給を取得するのに降格をかけなければいけないのか」と勘違いも生じていますが、そうとられてもいたしかたないと感じます。

しかも部下の社員達は「これに正解したら有給がとれる」と望みを託していたそう。

どれだけ普段有給を取得できていないかの実態が伺えます。

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上司クイズメールはブラック企業における氷山の一角

ストライキ実施、残業代未払い、上司クイズなど様々な問題が浮き彫りになってきているジャパンビバレッジ。

しかしこれはジャパンビバレッジのブラック企業として問題のある風習のごく一部だと思われても仕方ありません。

スポーツ界の不正告発が相次いでいるなか、正しいものは正しい、間違っているものは間違っていると声を上げる機運が高まっています。

これを機にジャパンビバレッジの社員の方々が、そして世のブラック企業と呼ばれる会社で不正労使させられている方々の環境が少しでもよくなるように祈るばかりです。