大友克洋の代表作で注目作「童夢」

今回ご紹介するのは、「童夢」という漫画です。

作者は、日本漫画家界が誇る巨匠、大友克洋で、1983年に刊行されました。

大友克洋といえば、まず『AKIRA』を思い浮かべる方が多いでしょうが、この童夢も彼の代表作といえます。

日本の漫画に大きな影響を与えた作品で、もう30年以上前の作品になりますが、今読んでも新鮮に感じられる、ある意味伝説の漫画とも言える作品です。


(http://festy.jp/web/posts/6417 )

スポンサードリンク

AKIRA同様、独特な大友ワールドが繰り広げられる「童夢」

舞台はとある団地、その団地で不可解な連続変死事件が起こるところから物語は始まります。

常人の犯行ではありえないような不条理な殺害方法、さらには、捜査を担当していた刑事部長の不可解な死など、深まる謎に、事件解決に尽力していた警察の捜査本部も、ついには音を上げてしまうのです。

しかし、その謎を解いたのは驚くことに、一人の女の子でした。この団地に越してきたばかりの、特殊能力を持つ少女「エッちゃん」です。

エッちゃんは同じくこの団地に住む老人「チョウさん」が、超能力で殺人を繰り返していることに気付き、戦いを繰り広げていくことになります。

内容的には、不条理で、グロテスクな描写など、ちょっとオカルトっぽい要素がありますが、全く重くなり過ぎず、さらっと読めてしまいます。

スポンサードリンク

時代を超えてみるものを惹きつける名作

この漫画の魅力は何と言ってもその絵です。団地を舞台にして、エスパー二人の戦いが描かれるわけですが、描写がとにかく細かい!

二人の戦いによって巻き上げられた、塵の一つ一つまで細かく描かれ、まるでそこにいるかのような臨場感がある絵になっています。

また、団地など、風景の描写も非常に緻密で、本当の写真を見ている気分になってしまうのです。

加えて、映画などから影響を受けた構図、カメラワークなども魅力の一つでしょう。

漫画の概念にとらわれない自在なカメラワーク、そして、「これ、何処から見ているんだ?」というような角度で建物を映し出すような構図、まるで自分が鳥になったような錯覚を覚えてしまいます。

今でこそ、CG技術の発展などでそのような描写は当たり前になっていますが、30年以上前の人たちがこれを読んだ時の衝撃は計り知れなかったでしょう。

大げさに言ってしまえば、セリフを読まなくとも、絵を見ているだけで楽しめてしまう漫画です。

日本の漫画界では、「大友以前・大友以後」という言葉があるほど、大きな影響を与えた大友作品。あなたもその魅力に、ぜひ一度触れてみてはいかかでしょうか?

関連記事はこちら

ピッコマは超おすすめ無料マンガアプリ!「待てば¥0」やコミックのチケットについて!

注目のマンガアプリ「ピッコマ」!待てば0円のオススメコミックはこれだ!

あえて中盤までのネタバレ!必見、あしたのジョーにハマるポイントはこれだ!

異色の投資漫画インベスターZが超勉強になる!面白いだけでなく参考になるコミック!

ちょっとだけネタバレで宇宙兄弟を紹介!お兄ちゃん頑張れと応援したくなる漫画!

スポンサードリンク