新しいジブリ「メアリの魔女の花」

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米林宏昌監督「メアリと魔女の花」を公開初日に鑑賞してきました。

鑑賞した劇場では親子連れはもちろん、デートの高校生カップルや社会人、ご老人の方々まで広い年代に渡ったお客さんが詰めかけていて、「メアリと魔女の花」に対する強い期待が感じられました。普段映画館に行くとある程度の対象年齢が感じられる客層になっていますが、この「メアリと魔女の花」では全人類対象感が印象的でした。

米林宏昌監督といえば、スタジオジブリにて「借りぐらしのアリエッティ」や「思い出のマーニー」を監督された方として有名ですよね。思春期前〜思春期にかかる少女を瑞々しく優しく表現される監督さんです。

そんな米林監督の今回の「メアリと魔女の花」についてご紹介していきます。

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メアリと魔女の花を内容をちょっとだけご紹介

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「メアリと魔女の花」は、赤毛でちょっとドジな普通の女の子が「夜間飛行」という魔女の花を手にしたことから始まり、一晩だけの魔女となり冒険や友情のような恋を通して自分を肯定し、成長していく過程が描かれていました。

原作はメアリー・スチュアートというイギリスの女性作家が書いた「小さな魔法のほうき」が元となっているようです。映画化される作品を観ると原作本も気になりますよね。翻訳版も発刊されているようなのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

ネタバレになってしまうので、細かいところは皆さんで鑑賞してお楽しみ頂きたいと思いますが、全体的な感想を一言で表現すると、良い意味で「サラッとしたジブリ」で爽やかな印象を受けました。

「メアリと魔女の花」の豪華声優陣

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この長編アニメ映画での一つの見どころの一つに、豪華声優陣が参加されている点があります。

メアリ役の杉咲花さんは、「思い出のマーニー」にも参加されており、今作品ではメアリの感情豊かな性格をとてもよく表現されていました。

メアリと共に冒険する事となるピーター役は俳優の神木隆之介さんが参加されており、優しくも凛とした男の子を熱演されていました。

他にも物語で重要な役割を果たすメアリの大叔母シャーロットに大竹しのぶさん、メアリと魔女の花を巡って争う2人の魔法世界の人物に元宝塚女優の天海祐希さんと個性派俳優の小日向文世さんがキャスティングされています。

とても豪華で、実力のある方々なので思いっきり「メアリと魔女の花」の世界に入り込む事ができました。

「メアリと魔女の花」の注目ポイント

そしてもう一つの見どころといえば、ジブリ出身の米林監督がスタジオポノックから世に出す初めての長編アニメ映画であるという点ではないでしょうか。

ジブリという枠組みから飛び出した監督が初めて放つアニメーションで、どんな物語が展開がされるのかとても興味がありました。

「日本のアニメといえばジブリ」というイメージが、「メアリと魔女の花」を含む今後のスタジオポノックの作品次第で変わっていくかもしれませんよね。とっても楽しみです。

またエンドロールと共に、若者に絶大な人気を誇る「SEKAI NO OWARI」の「RAIN」が流れます。「RAIN」は、表題の通り雨をモチーフに人生と成長について歌う楽曲です。

「SEKAI NO OWARI」のポップで優しいヴォーカルは、「メアリと魔女の花」ととてもマッチしていて、素敵だと思いました。

ジブリらしさをしっかり受け継いでいる「メアリと魔女の花」

さて先ほど「サラッとしたジブリ」と感想を書かせて頂きましたが、この作品の中に色々なジブリ作品で「観た事がある気がする」ものが沢山でてくるので、スッと自分の中に入ってきたと言う方が正しい表現かもしれません。

魔女の宅急便を彷彿とさせるシーンや、ハウルに似ているピーター、千と千尋の神隠しに似たちょっとドライな親子関係を匂わせる設定など、ありとあらゆるものが今まで見たジブリから抽出されたような印象を受けました。

日本の多くの子供が小さい頃から大人になるまでに必ずと言っていいくらいに接しているジブリ作品をそこかしこに感じるのはごくごく当たり前の反応かもしれませんね。

良い意味で鑑賞者を選ばない、総じてサラッとしたストーリー展開が逆に「ジブリ感」を強調し、安心して入り込める作品であったと思います。

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子供にももちろんオススメの「メアリと魔女の花」

私は大人の視点で上記のように感じましたが、子供は魔法や冒険の世界を純粋にドキドキとワクワクをもって鑑賞していたようでした。

「ホウキに乗って飛びたい」と自分も子供の頃に感じた事を思い出して、少しホッコリしてしまいました。

自分の空想の中で描くような魔法の力が美麗なアニメーションで表現されるのですから、子供はもう釘付けです。「空飛ぶホウキ」や野に咲く「魔女の花(夜間飛行)」、「魔法学校」などなど、今自分の身近にもあるものがキラキラと輝いて見える設定は、子供の想像力や興味を存分に引き出すものになっています。

子供の時にトトロを信じていた事や、メーヴェに乗りたかった事、森に神様がいる気がして怖かった事などジブリから受けた鮮烈な印象を、今の子供たちもこの「メアリと魔女の花」から受けられたのではないかと思います。

そしてメアリのように、自分を肯定し受け入れ、周囲との関係を築く事ができる大人になってくれたらいいなと思えた作品でした。

ぜひ皆様も、家族や大切な人(もちろんお一人でも!)と鑑賞して頂きたいと思います。

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