スリー・ビルボード面白い?つまらない?感想は?

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アカデミー賞候補としても注目を集めているスリー・ビルボード。

マーティン・マクドナーが監督、フランシス・マクドーマンドが主演を務める作品です。

第74回ヴェネツィア国際映画祭で脚本賞も受賞していますね。

常に見る人の斜め上の展開を繰り返すスリー・ビルボード、みなさんの感想はどうでしょうか?

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スリー・ビルボード脚本が素晴らしい!作品に込められたメッセージは?

・登場人物の行動すべてがほとんど上手くいかず、想定外の連続で見ていて飽きない構成になっているのがとても面白いなぁと思いました。結末もまさかの展開で予想できない感じがとても良かったですし、そんなことをしてなんになるのだというような面白さもあります。異様に人知を超えたことばかりが起こる奇妙さを感じさせる作品で、人の努力はなかなか思うようにならないという事と、運命は決定づけられているかのようなストーリーで色々と感じさせられる作品だと思います。全体的な作品として思ったのは、悲劇的な要素ばかりですが、どこか人間を信じているような人間味がある感じで、今までにない映画介に革命をもたらすのではないかと思います。

・この映画を見る前に予告編を見ましたが見る限り重そうな感じを想像したのですが見事に期待を裏切られました。7ヶ月前に起きた事件の被害者の母親が未だに犯人を見つけられずにいる警察に不信感を抱き3枚のカンバンを立てたことから物語が始まりそれを引き金に様々な事態が引き起こっていきます。この映画をみて内容もとても面白く良い映画を見た後に起こる喪失感が凄い映画でした。中でも母親ミルドレッド役のフランシス・マクドーマンドとウィロビー署長役のウディ・ハレルソンが素晴らしかったです。この映画は特に人間の善と悪や真実とは何か人間の表裏や心情が物語の大事な要素で魅力なのですがこの二人の演技によってさらにこの映画の奥深さがあると感じるほど素晴らしく引き込まれました。こんなにも見る前とみた後のイメージが違う映画は初めてでした。

・迫力があって見応えのある映画だけど最後が残念。娘の事件をなんとしてでもどうにかしたい母親だけど警察は無関心。娘の母親はなんとでもその事件を解決させようと警察を敵にするが、乱暴なシーンがでてきて現実には有り得ない感じがする。英語も結構タブーなワードが多くて苦手な人にはおすすめしません。母親が殺された娘への愛情を未だに深く持っているけれども娘は戻ってこない。繊細な母の気持ちも描かれた映画ではないかとも受け取りました。もし自分の家族が見知らぬ誰かに殺され、警察はほったらかしでろくに何もしない。そう考えるとこの映画から色々考えさせられるかもしれないです。しかし、終わり方が残念でした。あまり言うとネタバレになるので言いませんがいかにもまだ途中でしょうというとこででした。

・和訳すると、三本の立て看板という意味になり、そのうちの一つに娘を殺されたというメッセージが書かれています。じゃあ、その母親がが復讐を誓って娘を殺した犯人を追い詰めていく展開なのかなと思ってると、このお母さんがちょっと異常なんですね。娘の復讐のためなら何でもありみたいなサイコな母親で見ていて、やり過ぎじゃないのとツッコミたくなります。
最初に悪人だと思っていたのが実はいい人で、逆に味方だと思っていたら実は悪い人でという感じで、次々に見ている人の登場人物に対するイメージを覆していきます。それでいて暴力一色で暗い映画かなと思ってみていると、笑いあり涙あり、どんでん返しもありという風にいい意味で期待を裏切り、絶対途中でトイレに立ちたくないと思ってしまうくらいですね。
おまけにしみじみ泣かせるシーンもあるんです。ある種、クリント・イーストウッドが出てくるようなスカッとしたエンターテイメントに仕上がってますが、底流に流れるテーマは女性に対する暴力、レイプなどの社会問題ですね。

・映画スリービルボート、これは本当に劇場で見ることをお勧めしたい作品です。臨場感がハンパないです。日本の映画にも良いものは数多ありますが作り込みと壮大さはやはり格上だな、と感じざる終えません。マーティンマクドナー氏の作品自体が大好きなのですが、その中でもまさに奇策に奇策を重ねたような目を離さない目まぐるしいストーリー展開は圧巻です。ストーリー構成はもはや言うまでもありませんが今作ではサムロックウェル氏の好演がもう逸材です。この一作に魂全てを込めたのでは?というくらいの気迫溢れる熱演です。彼のシーンだけを切り取ったとしても一つの映画になりあるくらいです。大まかな構成で言えばよくある展開、で終わってしまいますが伏線の絶妙さはマーティン氏ならではだと見終わってしばらくは感嘆できます。挿入音楽も邪魔しすぎずされど気持ちを揺さぶられる、そんななんとも言えない絶妙さがあります。おそらくすぐに日本でもDVD化されるでしょうが、これは劇場で観てよかったと思える作品です。

・脚本がうますぎる!人間の善の面、悪の面を巧みな脚本で描いた映画。最初は「可哀想な被害者遺族」だった女性が物語の中で「冷酷な加害者」へと変わり、「無能な警察署長」は「真摯に生きる夫・父親」へと、「暴力警官」は「見返りを求めず真実を暴こうとする人」へと変わっていく。このいっそ不可解なほどの変化をごく自然に、人間の多面性として描き出す脚本の素晴らしさ。そしてそれを演じ切る演者たちの力。何度も何度も被害者と加害者が入れ替わり、善と悪とか入れ替わり続けていく物語に翻弄されていくうちに、強制的に没入させられていく体験は他では味わえない。見終わった後にはオレンジジュースが飲みたくなること間違いなしなので、オレンジジュースを用意してから視聴することをおすすめします。

・2017年に第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、同年のトロント国際映画祭では最高賞にあたる観客賞を受賞するなど各国で高い評価を獲得したドラマということなので観に行ってきました。作品のいたるところで伏線らしき情報をちりばめられていました。そのため、途中からこうなるんだろうな予想しながら見ていました。しかし、その予想はあっさり外されました。このように緻密に練られた脚本の映画は久しぶりに見ました。テンプレートに従わないオリジナルな展開に満ちたストーリーだと思います。気になっている方は、ぜひ劇場まで足を運んで映画「スリー・ビルボード」を鑑賞してみてください。絶対に後悔はしないと思います。今年まず見るべき一作だとおすすめします。

・フランシス・マクドーマンドが演じた主人公ミルドレッドの、良かれと思って取った行動の数々がただただ虚しい映画だと思った。元々、ミルドレッドは気性が荒く、その分、亡き娘を想う気持ちが強い。しかし、真っ赤な看板広告を作っても、警察に火を放っても、犯人は見つからない。最終的に、犯人は見つかるが、犯人は、自分の立場のおかげで、御咎めなしとなってしまった。結局、ミルドレッドは、巨大な権力には勝てなかったのだ。メガホンを取ったマーティン・マクドナー監督は、どんなに家族への愛情が大きくても、そのために、どんなに過激な行動をしても、巨大な権力は1ミリも揺るがないという世界共通の問題点を指摘しようとしたのではないだろうか。

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・スリー・ビルボードはアカデミー賞で評価されがちな、犯罪とそれに関わる人々の心理を描くことで問題提起をするような作品だと思ったのですが、そうではなくて、寧ろ心理だけにクローズアップしたように感じました。映画全体のメッセージとしては「憎しみの連鎖を止めるべきだ」というようなメッセージだと思います。普通の映画であれば、誰が悪で誰が善という境がハッキリとしているのに、登場人物全員に善の部分と悪の部分があるのも肝の1つで、現実にもそういう側面はあるよなと思う。またこういう映画にはないブラックユーモアが面白く、思わず笑ってしまうようなシーンも沢山あった。考えさせられる要素が沢山あって、観れて良かったなと思いました。

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