シェイプ・オブ・ウォーター面白い?つまらない?感想は?

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アカデミー賞で作品賞・監督賞、作曲賞、美術賞を受賞したシェイプ・オブ・ウォーター。

丁度、日本での上映とアカデミー賞発表のタイミングが重なり、非常に注目を集めていますね。

ファンタジーでありながらリアルさに溢れ、バイオレンスなシーンも盛り込んだラブストーリー。

さて、シェイプ・オブ・ウォーターの皆さんの感想はどうなっているでしょうか?

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ラストがハッピーエンドで素晴らしい?逆人魚姫?

・昔話の『人魚姫』とは設定が逆で、人魚である女が王子様に恋をするのではなくて、『シェイプ・オブ・ウォーター』は人魚の方が男です。人間の方の女の人は、喋ることに不自由だというから、この点も人魚姫とは設定が反対ですね。この人魚、男だから半魚人と言うべき外観ですが、彼はアマゾンで生け捕りにされて研究室にいるという設定です。その半魚人を女の人が好きになってしまうという物語です。でも決して年頃の女の子というわけではなくておばさんというところが意外性があっておもしろいんですけどね。そして彼を兵器として研究している一味が出てくるんですが、そのシーンはなんだか現在のハリウッドの論調というか空気を反映したものになってるなと感じました。もう、暗にトランプ批判というか。マイノリティーに対する理不尽な弾圧者というキングメーカーになりそこねたアメリカのオールドメディアの思想が反映されてるなと見てると感じます。でも監督のメッセージは納得できる部分もあって、ディズニー作品みたいに『美女と野獣』みたいに、見た目じゃない中身が大事といいながら最後はハンサムな王子様に変身するという展開はないので、筋は一貫してますね。男性は半魚人のままというのが好感が持てます。

・時間が空いたから見に行こうくらいの感じで話題作ではありますが、期待をせずに見たこともあって、とても面白かったです。かなりファンタジー要素の強いラブストーリーになるので、しっかり楽しもうと色々なことを考えてみるよりは、その世界に入ったつもりで何でも受け入れながら見ていくのが楽しむコツだと思いました。切ない恋心が描かれていて、話のテンポも恋愛映画にしては軽快で見やすかったです。ただ、できればもう少し魚人の方の心理描写をしっかり描いてほしかったです。映画では自分に優しくしてくれた相手に対して抱いた恋心くらいしか感じられませんでしたが、相手からしてみても異型だと思うのでそこへの戸惑いが女性から魚人へのものしか感じれなかったのは残念です。

・予告で気になりました。話はとても感動しました。言葉がなくてもこんなにも気持ちを表現できるのかと感動しました。ソ連とアメリカに振り回された二人の運命ですが、お互いを気にして、助け合う気持ちが特に心に響きました。音楽や水を使った演出も話をもっと深く感動的にさせて、映像も美しく、水をキーワードに美しさに見入ってしまいました。話の最初はとても静かですが、静けさの中に美しさが映えて、印象に残っています。モンスターという印象よりも、綺麗な感じで怖さなどはありませんでした。水の無形さと、二人の愛の形がストーリーに反映されていて、タイトルと内容が深く絡み合った話でした。疲れた心が、美しい愛の形に癒された気分になれました。

・映画シェイプオブウォーター。これも劇場で観ておいてよかったと思う作品の一つです。出会えてよかった!そして、これは何度でも繰り返しみたい作品です。DVD化された暁には間違いなく購入します。そのくらい伏線が熱いです。私個人的には一度では理解しきれなかった部分が多いです。あれは結局どうだったんだ??が多いです。2度目を観て初めて気づいたことが多かったです。私は何者なのか、彼、世界中の他の人は何者なのか、スケールの大きすぎるほど大きい問いかけがあったと思います。だからこそ各々で考え飲み込み理解する。見る側の結論や終え方が複数ある作品だと思います。ストーリーの起伏はすごく薄いです。がーっと盛り上がる訳ではありません。淡々と進んでいきます。だからこそ一度目は消化不良でもう一度観たくなる。この、もう一度観たくなるというのが逸材で、なにかなければ駄作として終わります。そこを終わらせないのがおもしろい。
意味がわからないで終わらないのはこのベテランキャスト陣のおかげだと思います。

・アメリを思わせるようなファンタジーの世界をベースに、暴力やグロといったスパイスをたっぷりと盛り込んだ作品で、恋愛映画というにはあまりにも哀しく、動揺する気持ちを押さえながらようやっと最後までストーリーを追うことができました。特異な世界観を描いており、根底には愛があるけれども万人受けする作品とは言い難いですが、人間と半魚人が心を通わせるシーンが作りごとに思えないほど、俳優たち、とくに声を出せない女性役のサリー
・ホーキンスが素晴らしい演技をしています。水が持つ神秘的で静謐な美しさや、捉えどころのない不安感が全編に漂っている感じでした。観終わった後、気持ちの切り替えにちょっと時間を要する、後引き感のある作品です。

・耳が不自由で話すことのできない主人公イライザが、清掃員として働くことになった施設で思いも寄らない相手と遭遇し、徐々に心を通わせていく姿に引き込まれます。しかし、それを周囲の人間はよく思わず、理解しないところからストーリーが急展開し、二人の運命が愛情へと変化していく過程がとても応援したくなる恋愛映画です。一見ファンタジー映画だと思いましたが、素敵な時代背景と挿入歌がとても合っていて、飽きることなく最後まで見ることができました。言葉がなくても、心は繋がるという主人公の見事な演技とストーリー展開は、今までない新鮮なファンタジーラブストーリーのようでした。そしてクライマックスでは、言葉のない二人の結末がドキドキしました。

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・妻に誘われて行ってきました。結論から言うと面白かったです。観る前までは半魚人と人間との恋愛映画との認識だったため観に行くことを躊躇していたのです。しかし見終わった後はアカデミー賞の有力候補作品というのも頷けました。ストーリー展開も驚愕あり、コメディあり、エログロありと見どころ満載でした。そのためすぐに映画に引き込まれていきあっという間に終わっていたという感覚です。ちょっとやりすぎ感も否めませんが大人向けであれば許容範囲内でしょう。できれば一人で観た方が良かったかもしれません。それとイライザの演技が個人的には良かったと思っています。美しく可憐な女性という難しい役を見事に熟したという印象です。綺麗なラストシーンも満足度を高める要因の一つですね。

・最初から最後まで、全てが謎だらけという感じでした。映像は確かに良かったんですが、何がなんだかよく理解出来なかったというのが、正直な感想です。こういう映画が最近多いと感じるのは私だけでしょうか。複雑なストーリーでも、観ている方がもう少し理解できなくては、映画としての面白さがないと思うんです。簡単なら良いという訳ではありませんが、複雑だから良いという訳ではないと思うんです。それに、映像だけに力を注いでいるという印象を感じたのも事実です。本当に面白い映画というのは、あまり映像重視ではないような気がするんです。映像重視だと、映像しか記憶に残らないんです。出来れば、ストーリー重視の映画として観たかったと思います。

・キャストや全体的な雰囲気はやや暗めで、地味めな映画に入るとは思いますが、個人的に大好きでした。何十年か前の設定みたいで、出て来る人達のファッションや、街並みなどもレトロな感じです。前回の同じ監督のパンズラビリンスも好きでしたがあちらはおとぎ話、こちらは少し現代風のおとぎ話という感じです。主人公も声が出せず、研究に使われそうになっていた怪獣?も言葉をつかえないですが2人の目や手や表情での会話での意志疎通が素敵です。話ができなくてもお互いのことをとても大切に思っているのが伝わります。最後はハッピーエンドというのかわからないのですが、私の中ではハッピーエンドだと思いました。全体的にとても不思議な、雰囲気のある映画でした。

・映画全体を通して不思議な作品だと思います。一見過激な描写もありますが、意味のないものではなく映画として完成度を上げるため必然的に必要だったのだなと、納得させてくれます。イライザと彼が心を通わせていく様子は、不穏な感じがするのですが温かいものを感じました。所々にコミカルさを感じる演出があり、センスの高さが垣間見えます。映画全体が美しさで包まれているような感じです。とはいっても、半魚人の見た目がすごくて若干グロく思えてしまいました。もう少しオブラートで包んだ感じだと見やすかったです。この映画は初見で面白いと感じるかは人それぞれですが、何回も見てみるとその度に新しい発見があるので人を選ぶ作品だと感じました。

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