北の桜守面白い?つまらない?感想評価!

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吉永小百合さんの120本目出演映画としても連日注目を集めている北の桜守。

個人的には阿部寛さん・佐藤浩市さん・篠原涼子さんの出演にも注目している作品です。

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若い世代にも見てほしい作品?キャスティングが豪華!

・吉永小百合さんの120本目の出演作として、公開前から話題の作品でしたので、とても楽しみにしていました。祖父母も吉永小百合さんファンなので、一緒に見に行きました。『北の三部作』の最終章で、初めて見終わった後に優しい余韻を感じました。他二作は見終わった後にどんよりとした悲しい気持ちが渦巻きましたが、今作は最終章として優しい気持ちで終わりを迎えられて、見る側としてホッとしました。吉永小百合さんと年の差がありながらも夫婦役を演じた阿部寛さんも素敵でしたが、堺雅人さんもまた、吉永小百合さんをうまくサポートするような演技が光っていました。祖母はすっかり堺雅人さんファンになったそうです。ストーリー自体は平凡なようにも思われますが、舞台劇を取り入れていることで見ていて面白かったです。

・第二次世界大戦から高度経済成長期の北海道、樺太のお話です。ストーリーははっきり言って退屈で、登場人物も普通の人なので、映画としての面白さという点ではいまいちかもしれません。それでも主演の吉永小百合さんはもちろん、その息子役の堺雅人さんの素晴らしい演技で、感動で涙が溢れました。阿部寛さんが夫とはあまりにも歳が離れすぎていると思いましたが、途中で気にならなくなります。お話の合間に、演劇のような劇中劇が入ります。この舞台演出はケラリーノサンドロヴィッチさんだそうですが、この演劇のような場面が入ることで、悲惨な場面を、ファンシーで現実離れした様な印象にしている気がします。見終わった後は余韻が残り、家族を思い出して大切にしようと思いました。

・日本が誇る名女優、吉永小百合さんの記念すべき120本目の出演作品ということで見に行くことにしました。70歳を超えているのにハードな内容を演じ切ることができるのはさすがだなあと思います。吉永さん以外の演者さんも実力派の方々ばかりで、演技に関しては安心して見ることができました。内容が良くても棒読みだったり、演技が下手だったりすると内容がなかなか入ってこないものですから、しっかりした人選は評価できました。内容に関しても文句なしで、涙なしには見ることができない、切なくも美しい素敵な家族愛の物語でした。あまり家族愛というものに縁がなかったのですが、素晴らしいものだなと素直に思えます。周りのお客さんもみなさん泣いているようでした。お客さんの年齢層は高めでしたが、若い方にもぜひ見ていただきたい作品です。

・絶対に映画館の大きなスクリーンときちんとした音響の中で見るべき作品だと思います。北の桜守、吉永さんも堺さんも本当に演技と世界観に圧巻です。北の三部作シリーズの最終章となりますが、こちらの作品単発で見ても充分に楽しめます。ただ3部通して見ると吉永小百合という人物の演技の奥深さや世界観、様々な顔をより深く楽しめると思うで、時間のある人は自宅で前作を見ると良いでしょう。舞台は戦後苦しい時の北海道、そしてそこから十数年後の時代。回想と交互して進んでいく形です。ストーリーの本筋やお二人のセリフも本当に素晴らしいのですが、そこから離れたちょっとした間の描写でも涙が流れてしまうのでとても不思議な感覚でした。間の取り方が素敵です。表情や息遣いで訴えてくる演技と世界観。おそらく続編はもうないでしょう。だからこそ永久保存版にしたい作品です。