クソ野郎と美しき世界面白い?つまらない?感想評価!

kusoyaro_00

元SMAPのメンバーが登場という事で注目の映画「クソ野郎と美しき世界」が上映スタートです。

草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾というビッグ3がキャスティングされていることで話題になっていますが、気になるのはやはり映画の内容。

早速映画「クソ野郎と美しき世界」の感想評価をみてみましょう!

スポンサードリンク

SMAPの3人の役は?作品としては微妙?

・色々と話題になった元SMAPの3人の作品ということで気になっていました。園子温監督の映画は今までみたことがありますがどれも好みではなくあまり期待はしていなかったのですが、1話から結構面白かったです。ただ好き嫌いがわかれる作品で番人受けはしないと思うし、短編だったからこそ良かったと思います。そして爆笑問題の太田がメガホンをとった3話は個人的に1番面白く、笑いました。やはりジャニーズを去った3人の境遇に話の内容や役柄を重ね合わせてしまう部分がどうしても多くなりました。全体的に私は満足してみていましたが、辛口でいくと3人が好きだから微笑んで観られるレベルで、お金を払ってまでわざわざみる内容ではないかなと思います。

・私は事前情報無しで見たのですが、タイトルからある期待をしていました。それは復讐です。ですが良い意味で裏切られたと共に、自分の浅ましさを恥じました。この3人は何も恨んでなどおらず、むしろこの世界の美しさに感謝していました。私は鑑賞後この映画のテーマは「失うことでしか得られない輝き」だと感じました。『ピアニストを撃つな!』ではピアニストの命である手を失います。『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』では歌と絵を失います。『光へ、航る』では息子と小指を失います。これら3編を経て全てが『新しい詩』へとつながっていきます。この世界の美しさは何かを奪われた者にこそ強く輝く、そう感じた映画です。園子温監督が何を持って作った映画なのかは、受け取る人で変わると思います。

・短編集のような映画でわかりにくい部分はありますが、元SMAPの三人はやはり華があるなと思いました。ただし、私はSMAPファンなので楽しむことができましたが、映画自体は賛否別れると思います。三人にはそれぞれ合った作品でしたが、独創的な三作品です。そして、最後にミュージカル風の四作目がありますが、話の内容はともかく、四作目の三人からのメッセージ性とスター性をとても感じられて、一緒に歌いたくなるような気持ちになりました。また、見終わった後はより元SMAPを応援したい気持ちになりました。最後は余韻を残すような終わり方で、少しモヤモヤしましたが、続編の可能性もあるのかと思い期待しています。万人ウケするタイプの映画では無いと思います。ですが、映画から何かを感じた方には心に残る1作になると思います。
私はお勧めできる映画でした。

・SMAP解散騒動以降露出が減っていた稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛といった豪華俳優陣が制作の中心メンバーだと知って「絶対に見よう」と決めました。ただ、制作期間が短いと聞いていたので、「短期間で作った作品ならたかが知れてるかな」と正直そこまで期待していなかった面もあります。3人以外のそれぞれの監督に興味はあったのですが、オムニバス作品では発揮できずに終わるのではないかと思っていたのですが、気づいたら時間を忘れてしまうほど面白い作品として成立していました。
これくらいの長さで話が切り替わっていくほうが間延びせず、飽きず、眠くならず、却って良いのでは、とも思いました。
喪失と再生がテーマとして貫かれている必見の物語だと思います。