金の国水の国面白い?つまらない?コミックマンガ感想評価!

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「このマンガがすごい」で見事2017年の1位(女性部門)に輝き、注目度マックスの漫画コミック「金の国水の国」

実際に管理人もお気に入りの作品の一つです、独特の世界感が染み入ってきます。

今回はこのコミック「金の国水の国」の感想評価をみてみましょう!

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読みやすくておすすめ?子のマンガがすごい受賞!

・おとぎ話のように語られるとてもホッコリしたお話だと感じました。おとぎ話口調だから、女の価値は美しい事としたのでしょうが、少し不満に思いました。男の価値を賢いことに求めているのに、対価が合わないのではないかと思いました。実際、容姿は悪いけど、心の優しい姫とお金はないけど賢い青年との恋話なのだから、最初に求める対価は「お金持ちの男性」にしないといけないのではないかな。と思い、そこが気に入らないけど、絵は可愛いし、お話自体はいいので、読んでよかったとおもいました。

・1巻のみの短編なので、テンポのよい話運びでした。可愛らしい画風で、恋愛を基本の筋としつつも、政治的なストーリーも並行して描かれていて、なかなか骨太なお話でした。どこか中近東をモデルにしたのかな?という感じのお話です。恋愛面のストーリーにしろ、政治面のストーリーにしろ、今までにもどこかで読んだことのありそうなお話ではあり、ありがちなストーリーのいいとこ取りな感じは否めません。しかし、描き方が上手で、飽きずに最後まで読めました。主人公が美男美女でないことも、高感度大です!

・話の内容は昔ばなしにありそうなおとぎの国のお話のようだと思いました。でも犬のうんこがきっかけで喧嘩をし始めて、お互いの国の国民を交換するというのは正直よく意味が分かりませんでした。それで解決策になるとは思えないし逆にそれが漫画っぽくていいのかもしれませんが。でも漫画の絵のタッチはすごく話の内容にあったすこし不思議な感じを出した雰囲気がとてもよかった。たまに出る驚いた時に目が飛び出たり、ときめいたりするときのリアクションが際立たせてあってそれが好きでした。

・柔らかなタッチが印象的ですね。女性好みの作風であることは十分理解できました。読者のほとんどの方が抱かれる印象のまず第一は、童話のようだということです。まさしくそれは当てはまります。童話では「盲点」ということを子供に教え聞かせ、教えらる側も「ああ、そうなんだ」ということがあります。本作も、相手側の要求の盲点、あるいは主観の相違を逆に上手く利用しようとするところから始まります。それぞれが必要とすることが存在し、解決を図るのですが、より優位に立つための方策とはいえ、まずは相手を侮辱するための手法が全く同じ(犬と猫の交換!)ということが、目のつけ所が同レベルということは笑わせてくれました。交渉とはこういうものなのですが、柔らかく、かつ美麗ではない作風と良くマッチしています。ありそうでない世界の構築はとても難しいのですが、作者の岩本ナオさんは独自のスタイルで築き上げられています。確かな知識と素晴らしい感性が備わってないのなら、こうはとてもいかないはずですから。主人公とヒロインが、期待していた展開ではありませんが、結果として結ばれるということも、童話そのものでした。周囲の脇役にも細やかな設定がそれぞれなされていることで本作は成立しているな、と私は気づいたのです。見える描写だけでは、本作が多くの人、それも感性豊かな若い娘達に受け入れられなかったでしょう。続編を待ち望む読者はたくさんいるでしょう。でも私はそれを希望しません。美しく綴られたこの作品にとっては蛇足だと思いますので。

・本屋でおすすめされているコミックだったので気になっていましたが、表紙がかわいくて思わず購入しました。一番好きな登場人物はライララさんです。影で牛耳ってて、力強いところがとにかく魅力的です。それから主人公二人をはじめ、登場人物一人一人の動きが、気持ちが何かにつながっていく、読んでいて飽きません。敵対するA国とB国が、主人公やそれを守りたいみんなの力でゆるやかに変わって行く。戦いではなく、思いで、言葉で。こんな風に何かを変えることができたら素敵だな、と思いました。大きなスケールのものじゃなくても、自分のまわりのことで、このコミックの世界のようになれたらいいな、と読んでいてパワーとそしてほっこりした気持ちをもらいました。大切な一冊になりそうです。

・無料試し読みで「金の国 水の国」を知りました。賢くて口のうまいナランバヤルと、おっとりして心優しくふくよかなお姫様が、心を通い合わせていく様子にキュンとします。物語が進んでいくにつれ、お互いの人柄を次第に知っていくところもいいですね。主人公二人ももちろんですが、脇を固める登場人物たちも魅力的です。いがみ合うA国B国と、それを取り巻く庶民の事情がうまく描かれていて、1巻完結ものだけど物語の中身は密度が濃く読みごたえがありました。

・大人が読むおとぎ話という感じですね。穏やかで、ほのぼのとしていて、ドキドキハラハラという気持ちとは少し違いますが、サーラとナランヤバルが幸せになれば良いな。と、純粋に思わせてくれる存在です。大人だからこそ、胸がキュンッとするのかもしれません。忘れかけていた初恋の男の子の事を少し思い出してしまいました。あの頃のような純粋な恋心をどこかで忘れかけているような気がするので、読んだ後はこれまでの自分の恋愛を少し反省してしまいました。