BEASTARS面白い?つまらない?コミック感想評価!

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注目度急上昇のコミック、「BEASTARS」

いずれはアニメ化もと期待の高まっているマンガでもあります。

早速マンガコミック「BEASTARS」の感想評価をみてみましょう!

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マンガ大賞で注目?肉食・草食動物の葛藤がリアル?

・動物たちの半擬人化がとても上手で、こんな世界があってもおかしくないかもと思わせてくれます。肉食と草食が表面上では一緒の生活圏内で平和に暮らしている世界で闇に触れてしまったまだ若い主人公のレゴシが、草食のうさぎに恋をしてしまったためにその世界の仕組みにどう向き合ってどのように成長していくのかとっても楽しみです。それに加えてコマの隅々まで目を凝らすと張ってあるチラシや小動物用の通路など面白い発見がたくさんあります。

・肉食動物と草食動物の社会的共存を描いた漫画で、舞台は学校です。物語は、ある草食動物が食殺されてしまう事件から始まります。次はだれがやられるのか、草食動物の危機感と自分たちは違うという肉食動物の免罪により、学校はますます異様な空気が漂います。肉食動物の本能と草食動物との共存というジレンマに悩むハイイロオオカミのレゴシが主人公のお話。百獣の王ビースターを目指す中で、別の種族との恋愛、肉食動物の血肉を求める本能、幼少期の知られたくない過去などなど、それぞれの種族の葛藤が面白い漫画です。

・今まで読んだことのない内容のものでした。まさに「シリアス系」といえる作品であり、一瞬にしてストーリーに引き込まれました。チェリートン学園で男子学生が襲われるというところから話は始まります。そこから学園自体が疑心暗鬼になっていってしまうのですが「先が読めない展開」と「想像とかけ離れた展開」に終始ドキドキしっぱなしでした。そして、「事件」という背景の後ろに「青春」があることもまたおもしろいポイントの一つです。今後も期待したいと思いました。

・マンガ大賞を受賞し話題になったことで知りました。授賞式の作者が作中のニワトリのかぶり物を被っていたインパクトは今でも忘れられません。絵柄的にグロい内容なのかと思いきや、多種多様な動物たちがまるで人間の様に生活するシュールな学園モノコメディーでびっくりしました。動物ならではの生まれ持った才能や素質、種族などの特徴を本当に良く描いています。草食動物と肉食動物の関係性も都合良く利用されたり、本能的に素直にしたがったり。ファンタジーという世界では表せないリアリティのあるマンガでした。

・私個人で、BEASTARSを、連載当初からずっと読んでおりコミックスも持っております。単純にこの作品は動物しか出てこないにも関わらず、人間模様がとても濃く描かれているのが自分の好きな部分です。まぁ擬人化しているからというのもあるのですが、この作品の主人公のレゴシは演劇部です。私個人演劇を行なっており共感部分もあるのですが、『いやいやあり得ないだろ!』と思う部分が幾つかあるのですが、それすらも成立させてしまう恋愛や演劇に対する姿勢などで感心してしまって読み続けたのが本心であります。

・始めは「なんだこのマンガはっ!、設定がありえないだろっ!」と思いましたが、読んでいく内にだんだんひきこまれて意外に面白いと思いました。肉食動物と草食動物の共存というのは本能的に無理があると思いますし、肉食動物の本能的衝動というのは本能なのでいかんともしだたいと思います。擬人化した動物(メス)でもスカートを履いて2本の足で歩き、言葉をしゃべっているのを見るとなんだか悩ましい気持ちになってしまうのは男性の本能というか性(さが)の様な気がしましたし、理性と本能との間で揺れる主人公の葛藤というのはそのまま我々人間にも置き換えられると思いました。

・野獣を擬人化する。難しいですね。なぜなら本来彼らは本能に従って生活しているのですから。この作品に登場する獣人達(私の感想です)は肉食系・草食系を問わず非常に利己的かつ狡猾なイメージなのですが。その上臆病。作者の方は相当な観察力と分析力の持ち主だと判断しました。相容れることのない、不倶戴天の敵同士が一つの閉鎖された環境で共に暮らす。十分な餌が与えられる動物園でもまあ有り得ないことですが。一皮剥いてこれを人種の坩堝とし、様々な階層の男女と置き換えたら理解しやすいでしょうが、それなら既に先人作家の誰かが同じとまでは言えないものの、似たようなアイデアは出しているはずです。きっと。本作は実験の要素も含まれています。それを演劇という舞台を挟んで展開しているな、という感じですね。平和共存は誰しもが望む理想の形です。それを野性世界の住人達がどのようにこれを具現するのか。これからはテーマが重くなるはずですよ。

・あたりまえのように動物が二足で歩き、あたりまえのように服を着て、共通の人の言葉を話し、学校へ行き、学び、部活を行っています。違うと認識出来るのは「動物の姿をしていること」だけではないかと思います。それほどまでに、登場するキャラクターは皆一様にひどく人臭く感じます。ただ、その中にも「草食動物」と「肉食動物」というはっきりとした境界線が引かれていることにとても驚きました。手や表情など、仕草のひとつひとつがとても細かく描かれていて素敵案作品だと思います。