リズと青い鳥面白い?つまらない?映画感想評価!

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響け!ユーフォニアムのスピンオフ映画「リズと青い鳥」が話題になっていますね!

ファンも多い原作小説、アニメも好評で堂々のスピンオフ映画化です。

早速映画「リズと青い鳥」の感想評価をみてみましょう!

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響け!ユーフォニアムファン必見?感動のスピンオフ?

・流行りものの吹奏楽と流行りものの少女同士の友情をミックスしたものかなと思って観に行ったら、繊細な世界観に涙腺がゆるみっぱなしでした。悲しいとか切ないとかではなく、希美が側にいない未来に漠然とした不安を抱くみぞれの心理が観客に手にとるようにわかるからです。リズの、青い鳥との幸せな生活を知るくらいなら鳥篭の開け方を知りたくなかったと天を恨む心情と、みぞれの心情が重なります。希美との幸せな日々がなくなるくらいなら、最初から希美と出会わなければ良かったのかもしれない。でもそれは今自分が生きて存在することを、全否定することです。だからこそ希美がいなくなった時に備えて心をセーブするみぞれに共感し押し潰されそうな不安に自然に涙が出てきました。太陽みたいな希美も魅力的で、観に行って良かったです。

・アニメ本編を見ていないとこの映画は内容がわからないので注意が必要です。全国大会後、3年生になったのぞみとみぞれのお話です。髪の一本から指先の繊細な動き、瞳の麗しさ、どれをとっても美しいビジュアルでした。リズと青い鳥のお話を聞いて、みぞれは中学で出会えたのぞみという大切な存在と離れなければいけないという現実を見ている側も突き付けられました。
学生時代ってその時間が長く感じるから、永遠に学校生活が続くような気がしてしまうけれど現実はどんどん迫ってくるんですよね。卒業という現実と葛藤するみぞれの思いと決心には涙が止まりませんでした。美しくも儚くて心のすみが痛むような青春を鮮やかに描いているスピンオフ映画だと思いました。

・吹奏楽部でオーボエを吹いているみぞれが、フルート奏者で親友ののぞみに抱いている仄かな好意を表現してリウ百合ものといった感じの映画です。題名の「リズと青い鳥」はコンクールの曲名、オーボエとフルートで掛け合いをしていくのだが、やがて気持ちが離れていく様子は見ていて切なくなるでしょう。2人がそういう関係だということは、あえて説明されているわけではないのですが、みぞれどんなことを聴いて、何を見ているのかということで見ている方は自然に察することができるという、とてもスマートな表現方法です。みぞれが髪を触るのはどういうときかということが観ている方も、ああ、ああと納得してしまいます。みぞれは、どこか、いつでも、のぞみを見つめて、のぞみ次第の行動だったのが、だんだん一人で決断できるように成長していく様は頼もしいようであり少しさみしい感じがする成長の物語です。