なぜ週刊少年ジャンプはつまらない・面白くなくなったのか
往年の人気漫画雑誌、週刊少年ジャンプ。
しかし「昔ほど面白くない」「駄作ばかり」「連載が長続きしない」という厳しい意見も。
そこで今回は、なぜ週刊少年ジャンプがつまらなくなったといわれているのか、みんなの意見をまとめてみました。
是非ご参考ください。
週刊少年ジャンプ公式webサイトはこちら
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若手が少ない
・若手を育てるというところにおいては、他誌よりもかなり劣っているかと思っています。若手の切り捨てがとにかく目立ち、サポート体制が足りなさ過ぎに受け取れます。初連載の終了以降どうしているのかも分からない方も多く、闇にすら感じてきます。
ベテラン作家が少ない
・ベテランは集英社内の他誌に移ってしまう傾向にあり、最近はその作品を追って単行本のみを買う場合が増えてきている気がします。1作読む為だけに毎週購読はなかなか意欲がわかず、結果ジャンプや連載誌も避けてしまっています。無名作家の面白い作品が他にあったとしても逃している現状にもあるかと思います。
・私は『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』等のジャンプ黄金期に青春を過ごしました。その頃と比べると、話題作が少ないように感じます。『鬼滅の刃』のように爆発的にヒットした漫画はありますが、最近はつまらなく感じます。
・名作が次々と終わってしまって面白い作品がないと思います。
長期で連載していた作家の方はどんな話も面白いと感じましたが、それがなくなってしまうとなんだか味気なく感じます。
新しい作品も面白いですが、今までジャンプといえばコレって思っていた作品がないのが残念です。
・こち亀が終って依頼、毎週買うのを止めた。子供の頃から読んでいた作品が全て終了してしまった事と、安心して読めるベテラン作家が少なくなって来たのが理由。もちろん若手の作家が育ってきているのは感じるが、気になる作品だけコミックで読めば良いと思ってしまった。
対象年齢が低い
・取り敢えず戦えばいい。能力を使えばいい。トーナメントがあればいい。苦戦すればいい。最後に勝てばいい。恋愛すればいいなど昔からあるプロットではあるが、お決まりのパターンに当てはめられる作品が以前よりも増えた印象が強いから。物語性が以前よりも更に子供向けだと思う。
・こちらは特に昨今のバトルものにおいて感じる風潮です。異能・能力バトルにせよ、既存の武器や概念モデルにせよ、今一つ掘り下げを甘く感じます。こちらの想像力のもう一歩先を行って欲しく感じ、期待すればするほど肩透かしを食らった気分にされた経験も多々あります。
・漫画はフィクションの世界なのに、現代社会の色々なものを考慮した作品が多くなっていると感じます。昔みたいなエログロ表現が少なく、また超常的な現象にも理論づけられた説明が求められている気がして少し息苦しさを感じます。
・私はライトノベルが原作のアニメをよく見ていますが、それらの作品はジャンプ作品に比べて大人向けであったり幅がとても広く、自分の好みに合った作品をたくさん見つけることができます。しかし、ジャンプの作品のほとんどがバトル系です。
作画が下手な作品が多い
・絵が下手でもしっかり読めばストーリーに引き込まれるものもありますが、全体的に作画が粗い、下手な絵が多く感じるのもあり、ストーリーよりそちらに気を取られる場合があります。漫画の線のガサガサ感が気になります。
・下手というよりは好みでない作画や、子供向けのような作画が多く、読み進める気になれないものが多い。また、スポーツ漫画の類は、あり得ないファンタジーのようなプレイが多すぎて少し敬遠してしまうものが多いなと思う。
・マンガは絵が命だと思う。絵が上手いのが大前提で、そこにストーリーがのっかって完成するもの。ストーリーだけいいものを思いつくなら小説を書けばいい。ということで、絵が下手だとマンガとしての表現力が無いも同然と思うが、今ジャンプで連載している作品は一部の例外を除き、絵が下手すぎる。もしかしたらストーリーは面白いのかもしれないが、絵が下手だと読む気がしない。
・作画が下手というか、美的やキレイ目なキャラが出てくる漫画が、昔より減った気がします。男子向けの漫画だとしても、昔は探せば、ストーリー内で、女の子受けするキャラクターがいたが、今の時代は、めっきり減ってしまった気がする。男子だけでなく、女子も取り込めたら、売り上げはもっと上がるだろうにと思う。
・作画が下手という表現より、個人的に絵に魅力を感じない作品が増えてきた気がします。それでもストーリーが面白そうなら連載を読んでいますが、1話目に興味を惹かれる内容じゃないと読まなくなってしまいました。あとからストーリーが面白そうでも単行本を買うまではしないので、結局読まないことが多い気がします。
魅力的な主人公の作品が少ない
・ドラゴンボールなどきちんと修行をして強くなる主人公が多かった少年ジャンプですが、最近は平成育ちのゆとり教育に合わせてなのか敵が勝手に弱体化したり、運と人脈だけで敵に勝ったりするため主人公に共感できない作品が増えました。
・主人公は似たり寄ったりな部分はあるが、その中でも惹かれる主人公は少ないと感じる。圧倒的なパワーを持つ主人公よりも、強敵に立ち向かい敗れては成長し、また挑戦するような主人公が個人的には好感が持てる。最近の作品は、圧倒的な力を持つ主人公や草食系の主人公が多く面白味に欠ける。
・私はいわゆる「ジャンプ黄金期」にジャンプを読んでいましたが、その頃のジャンプに登場する主人公って本当に魅力的なキャラクターが多かったと思います。キン肉マンや、マサルさん、冴羽獠なども個性的でどこにもいないキャラクターですよね。今のジャンプにはそういったぶっ飛んでいるような主人公の作品が少ないように思いました。余談ですが上記リストにはありませんでしたが、犬の名探偵のお話、ワイルドハーフも好きでした。
・どうにも主人公の性格やノリが合わない作品は正直多いですね。変に他作品に引っ張られたキャラばかりでなく、作家さんごとの個性や観点を全面的に押し出してもグンと面白みが増していくのではないかという気はしますね。
・ジャンプの漫画は大々的な主人公がなく、みんながみんな主人公みたいな漫画が多いイメージがあってそこが自分的にはつまらないなと思いました。自分的には一人すごい強いかすごい弱いみたいなのからどんどん仲間のためなどに成長していくのがいいなと思ったので選びました。
話題作がない
・数々の大人気漫画を輩出してきた週刊少年ジャンプですが、その作品たちが次々と終わってしまい、前ほどの勢いが最近では見られないような気がします。だらだらと連載を伸ばす(ブリーチなどの様に)のは嫌いですが、人気作品が終わると同時に新たな人気作品を生み出してほしいです。
・私が現在のジャンプで読むのはワンピース、呪術廻戦、ヒロアカくらいです。正直、まだ一度も読んだことない作品が多いです。いつもジャンプを購入している人はすべて読んで面白い漫画を発見しやすいかもしれませんが、ジャンプを購入していない人は有名どころしか分からないため、他の面白い作品を読んでいないから分からない状態だと思います。
鬼滅や呪術廻戦のように話題にする、もしくはCMでストーリーの一部分を紹介して認知度を上げる必要があると思います。
・話題作がなくても読者にとって何か気づきや楽しみ、面白さを感じたら良いのではないかと思います。ハンターハンターは続くのかどうか気になりますが、時々、休載する程度で、もう少し描いてほしいと思います。中途半端で終わりそうな感じもしますが応援したいです。
・ジャンプの人気を引っ張っている作品が少ない気がする。また、人気作品の長期休載が多い。コロナの影響もあるのかもしれないが、人気作品が休載することも多々あり、そのような時はガッカリする。付録も以前と比べて少ないような気がする
・鬼滅の刃や呪術廻戦は知っていますが、ここ数年は、今、何が連載されているのか知りません。全世代に認知されているような作品が減っているように感じます。ただ年齢が上がって読まなくなっただけかもしれませんが…
・最近の週刊ジャンプで読者を超えて広く話題になることと言えば、編集者がキャンペーンの手綱を制御できずに炎上したとか、編集者の犯罪行為を隠蔽して炎上するとか、そんな話ばかり。作ろうとする話題も「凄い新連載」ではなく「凄い編集者」のように見える。漫画家の面白い連載を期待する読者と、自分と言う素晴らしいブランドを広めたい編集者たちとの間で、齟齬が出ているのだと思う。
長期連載する作品が少ない
・人気がある作品でも、企画でのプロット通りに仕上げているのか、だらだらと長引かせずに人気が落ちないまま完結していると感じる。ジャンプ作品は長期連載が看板となっているイメージだったため、昨今の風潮に未だに慣れておらず、物足りなさを感じる。
・今後面白くなる予感のする作品でも、ランキング次第で簡単に切られてしまうのは勿体ないところ。設定や伏線を盛り込んだあとから盛り上げていくタイプの作家さんには、かなり不利なシステムを未だ続けており古臭くも感じます。
・面白さを長続きさせる、読者をずっと惹きつける展開を描ける漫画家が少なくなった気がするから。最初は面白くても、だんだん失速する漫画が最近は多い気がするので、結果的に長期連載されず、短期連載で打ち切りになってしまうマンガが多いのだと思うから。
・ワンピース、NARUTO、など看板漫画の所謂王道なストーリーが多いと感じる。一話目の入りがほとんどの漫画がワンパターンなので何か引きつけるものがないとジャンプで長期連載するのは難しい印象です。人気投票で掲載順下位になると打ち切りになってしまうので編集にはもう少し長い目で作品を見て欲しいと思います。
・長期連載する漫画が限られており、コアな人からすると続きが気になるのに打ち切りになってしまったり、などが多いので、そこがつまらないと思ったのと続いている漫画の単行本の発行がすごい遅い作品が多いいんしょうがあったので選びました。
・昔から変わっていないなと思っている点ですが、「連載打ち切りする判断が早い」という印象です。言い方はよろしくありませんがルーキーに対して集英社厳しいと個人的に思っています。結果的には長期連載する作品が少なくなり、内容の薄いモノになってしまって「あぁもったいないな」と感じることが多々あります。
・王道では難しい時代になったと思うが、ストーリーが独特過ぎて、読者を置き去りにしていると感じるから。今後看板になれそうな漫画が少ないと思うから。個人的に気に入っている漫画もアンケートで票がとれず、打ち切りになることがあるから。
ストーリーが面白くない作品が多い
・いわゆる一昔前のジャンプ黄金期と違い、今のジャンプはオリジナリティのある作品が少ないと思います。新連載や、若手作家のストーリーなども1度は見たことのあるようなシナリオで既視感を覚えるような内容が多い気がします。最近のジャンプは「面白い作品」を作るより「売れる作品」を重視して連載をしているように感じます。作品ごとのキャラクターは魅力的なのですが肝心のストーリーに中身がないと思う作品が多くなったなと感じています。
・さまざまなヒット作品が終わっていき、新しい連載ではあまり惹かれるものがないかなと感じます。展開も読めてしまうものが多く次の週が楽しみ!と思える作品が減ってきていると感じます。意外性をついた設定の漫画が増えると良いなと感じます。
・絵が綺麗な作者さんは多くなっている気がしますが、お話しが同じような物ばかりな気がします。
昔は絵が少し汚かったり、雑だったりしても、お話しがしっかりしていたので楽しく読めました。
今は私が大人になって、色々な作品を読んできたからなのか「あれ、これはあの作品に似ているな」と思うことが多いです。
・以前であれば気になる作品が多くあり毎週楽しみにしていたが、今は魅力的な作品が少なく感じる。作品の流れの中でこの場面は本当に必要だったのかと疑問に思う連載が多くなった気がする。オチがモヤッとする作品がある。
・話に魅力を感じるものが少なく、単調で飽きやすい。過去の人気漫画に感じた感動を感じられない。ストーリーが単調で先が読めてしまうときも多く、感情が揺さぶられるような作品があまりないので、非常に残念に感じる。
・最近のジャンプの人気作といえば鬼滅の刃だろうが、果たしてあの作品のストーリーは面白かっただろうか。読者に想像させる隙を一切与えず、心理描写の何もかもセリフで表現してしまう。それではマンガである必要はない。正直言って駄作だろう。
・漫画に作画はそれほど求められていないと考える。勿論、キャラの書き分けや動きの明確さなどある一定の水準は求められると思うが、ストーリーがつまらないと漫画の良さを全て壊してしまうと考えている。最近の少年ジャンプはストーリーが単調だったりする作品で読者も読んでいて途中で飽きてしまう作品が多いと感じる。
・ジャンプも長いこと続いているので、仕方ないことかとは思うが、先代の作品をこえるオリジナリティがなく、いつもワンパターンに思う。ある作品が爆発的に売れたとしても、どれもいっときの流行になった後、すぐ過ぎ去っていく安っぽさを感じる。
・鬼滅の刃や呪術廻戦が話題になっているので見てみたが面白さがわからない。ストーリーに意外性を感じられず、これまでの漫画を組み合わせただけのように感じてしまった。もっと意外性のある設定がないとだめだと思います。
・鬼滅の刃のようなストーリー作品がいいです。主人公が頑張って強くなっていくような。魅力的な主人公もあまりいないような気がします。作画も雑なものも多いような気がします。最初だけ丁寧で後は適当みたいな絵多いと思います。
作品の系統がワンパターン
・そもそも週刊少年ジャンプを読んでいないので分からない部分もあるが、近年では電子書籍が力をつけていることと、紙媒体世代は大人になってきているので読む人が少なくなったのではないかと思われる。
また、バトル漫画に関してはパターンが出尽くしているのではないかと思う。
・たまに変わった作品が出ても、割とすぐに打ち切られてしまいます。読者層の中で、主に子供の求めるものがワンパターンなのか、長続きするのは分かりやすいバトル系などがほとんどで、そうでなくても男女の恋愛要素は必須です。たまには違うパターンも読んでみたいなと感じます。
・最近のジャンプはつまらない。どれもオリジナル性に欠けている。もう少し入り組んだ話も欲しいしとにかくジャンプに個性がない。昔は強い女の子、訳ありの男の子、何かに必死な個性のある主人公がいた。今出ている作品は昔の主人公を真似たものが多い。
・これまでの長い歴史で色々な漫画があり、新しく感じること自体難しいと思います。
スポーツでもメジャーなものは過去の名作と比較してしまいますし、マイナーなものは興味がないです。
小学校から10年以上読んでいた為、新鮮さを期待してはいけないのかとも思います
・少々感じるのは似たようなものが本当に多いなとは感じます。どれもこれも同じ内容なのでは。。。と思うものが多く、見ようと読もうとまず思わないかもしれません。その中でも面白いと思うものはありますが、やはり飛び抜けているものは本当に僅かです。
・あえて一つ選ぶなら「作品の系統がワンパターン」です。出来ればもっとオリジナリティー溢れる漫画があれば嬉しいです。
ジャンプのエッセンスも残しつつ今までなかった常識はずれの作品がどんどん出てくれば良いなと思います。
・SPY×FAMILYはジャンプ系列なんですね。であれば作品の系統がワンパターンということでもないのかな…ただ「少年」像自体が昔と変わってきているはずなのに、そこをきちんと見据えて作品を作っているのかなーという疑問はちょっと感じています。
・主人公が仲間と一緒に戦って次々と敵を倒し、いつの間にか格闘大会でトーナメントで勝ち上がってまた敵を倒す、というのが良くも悪くもジャンプらしい作品だと思います。昔のジャンプは同じパターンでも作品ごとに独特の世界観があり、主人公も他のキャラクターも魅力的なものが多かったです。最近のジャンプ作品はきれいな作画が多いですが、個性や週刊誌独特の荒さがなくなった気がします。
・ジャンプは連載する漫画のテーマが決まっていて内容が少し似ていると思うところがあるので、テーマを増やすか、なくしていろんなジャンルの漫画が読めるようなればも少しいろんな幅の読者が増えるのではないかと思ったので選びました。
・呪術迴戦見て思いました。確かにめちゃくちゃおもしろいのですが、なんだかナルト(カカシ先生みたいなキャラ)とブリーチ(ホロウと呪いが似てる)とドラコンボール(指を集める)を寄せ集めたような作品だなぁって。そんなワンパターンんなのも多い気がします。これだけ出揃ってたら仕方ないのでしょうけど…
・話題となるのも昨今はバトル漫画ばかりになってきてしまっており、編集のそちらに力を入れ過ぎている感があります。ここはもっと幅の欲しいところですし、従来の枠にすらとらわれない独自の作品は壊滅的で最も足りていません。
・パターンが読めるのが一番設定内容で分かってしまう。今までの実績があるのでそのパターンにはめていく感じがわかる。だからちょっと角度を変えていけば
さらに未来的な作品を提案できると思う。もっともっとせめていって欲しい。
・ジャンプといえば戦いのシーンがあるのが当たり前だけど、敵を倒したらまた違う強い敵がでてくるように、ワンパターン化していると思う。戦うだけでなく、Dr.stoneのように知識も増えるような作品や、今までとは違った系統のことを取り入れて、戦いのシーンにも変化を取り入れればいいと思う。