ドラマ虎に翼について、視聴者はどのような感想を持っているのか。今回は視聴者1,000人にアンケートし、どんな意見が寄せられたかをランキング形式でまとめてみました。
では早速見ていきましょう。
33位:キャスティングが微妙
33位はキャスティングが微妙
キャスティングが微妙が好感度爆下がりの女優な理由(抜粋)
・若いキャストの方が多く、演技力は良い方が多いが、見た目が設定と合っていないと感じることが多く、関係性も一目でわかりにくい印象。
32位:シナリオの先が読めてしまう
32位はシナリオの先が読めてしまう
・日本人初の女性弁護士にして、日本人初の女性裁判官を題材にしていると分かっているだけに、シナリオ・展開の透け感は否めない
31位:セリフ回しが現代的ではない
31位はセリフ回しが現代的ではない
・演技力だけでなく時代背景の問題だと思うが、『〜じゃない』、『〜だわ』、『〜かしら』という女性らしい語尾、言い回しが最近は聞かないためシーンによってはとても違和感を覚えてしまうことがある。
30位:ベテランキャストがよくない
30位はベテランキャストがよくない
・岡田将生と再婚しましたが、岡田将生が若々しくて子持ちに見えません。ちょっとミスキャストのように思います。
29位:撮影セットが微妙
29位は撮影セットが微妙
・セットというか、役者さんの髪型やカツラがあっているのか、いないのか、個人的には頭の状態が浮いてしまっているような気がしてならないのです。それが味わいというなら、それはそれでアリなのかもしれませんが。
28位:展開が自然な感じでいい
28位は展開が自然な感じでいい
・ドラマ展開はこれで良かったと思います。戦前から戦中という時代があったので、相応の展開であると思いました。戦争に入るところあたりはちょっと暗い気持ちになりました。
27位:方言がいい
27位は方言がいい
・実は縁がない地方の方言が出てくるので、わかりにくいものも多いですが方言は良かったと思います。理由は時代をさらに感じさせてくれるからです。
26位:方言がわざとくさい
26位は方言がわざとくさい
・寅子においては、方言及びセリフがスムーズではないと思います。勢い余って発言するような寅子の気性やはっきりモノをいう時代背景もあると思いますが、もう少し自然体で演じて欲しいです。
25位:恋愛描写がいい
25位は恋愛描写がいい
・今のご時世では、以前よりもある程度理解があるようになってきた同性愛のようなものや事実婚であったりが昔から存在していたんだななどいろいろ学べるところが多くあった。
24位:ありきたりな展開・マンネリ感
24位はありきたりな展開・マンネリ感
・日本の司法は中世の魔女裁判と同等を評価されており、l起訴されると99.9%が有罪となる邪悪な体質であり、「虎に翼」というタイトルが戦後司法の暴走とリンクしてしまい陰鬱な気持ちになる
・確かに恋愛なども含めて展開はありきたりと言ってもいいかもしれません。私がアラフォー世代なのでいろんなものを見すぎているのか、途中でマンネリ化してくる回がありました。
23位:演出がいい
23位は演出がいい
・寅子の父が死ぬシーンで、大事なことを言わずに愚痴ばっかり言ってしまうところがお父さんらしくて良かった。優三が出征する時にお互いに変顔をし合ったシーンも2人にしか分からないエール交換で悲しいのに笑ってしまった。
・日本で初めての女性弁護士を描いた作品で、このドラマを見るまでは一切知りませんでした。女性の社会進出が困難だった時代、戦時下の背景などどれだけ辛く過酷な状況だったかという事が伝わってくる良い演出だと思いました。
22位:時代設定が雑
22位は時代設定が雑
・戦後の、事実に基づいたテーマの裁判になってきましたが、自分は大学で法学部を出ているのである程度わかりますが、それをドラマ、それも朝ドラで扱うのはどうかなと思います。NHK得意のドキュメンタリー向きです。
・物語に入り込めませんでした。その時代にそぐわない箇所が多く、現代的で偏った政治感覚や表現が浮いて見え、時代劇としてのリアリティが欠けているため、ストーリーに説得力がなくなってしまいました。
21位:主演が微妙
21位は主演が微妙
・寅子の伊藤紗莉さんは最初は良かったのですが、だんだんと見飽きてしまいました。若くても年をとっても同じ感じです。
・女優は嫌いではないが、セリフの「はて・・?」がわざとらしくて寒い。あとはお父さんとお母さんの歌?も意味がわからないし全然キャッチーじゃないので良くない。あとは酒やけしたような声が苦手・・・。女優らしからぬ声だと思う。
20位:シナリオが斬新
20位はシナリオが斬新
・展開が良い意味で読めなくて、楽しい。明日が待ち遠しくなる
キャラが個性的だから週末の予告で色々想像できて面白い
・これまであまりドラマの題材にならなかったシナリオで斬新だと思います。主人公の生き方だけでなくほかの登場人物も、昭和でありながら現代にも通じる問題を提示していて興味深いです。
・事件検証などの際には、読むだけではなく、寸劇を混じえてで、見ていて状況も把握しやすく、楽しみでした。今は戦後復旧にかけてを放送しているので寸劇は難しいと思いますが、また復活すると良いなと思ってます。
19位:ドラマのセットがいい
19位はドラマのセットがいい
・昭和が舞台とあって当時の建物や小道具がとても昭和らしく、落ち着いた雰囲気のセットが視聴していて素敵だと思いました。
・個人的には屋内のセットが良い味が出ていて好きでした。わりと綺麗なセットで昭和初期を再現しているので見やすく思いました。朝ドラというと家の中は面白みがないのですが、今回は楽しめました。
・昔の喫茶店や家の作りが登場してくることで、今は少なくなっているが、昔の喫茶店に行ってみたいなという気持ちになるし、家でも今どきの家にはないものがあるから、かっこよく見える。
18位:脚本がよくない
18位は脚本がよくない
・展開が急ぎすぎてキャラクターの成長や心情の変化が浅く感じられました。シーンやエピソードが軽く描かれ、物語全体に深みが不足している感じがしました。また、登場人物の行動や動機が不自然に感じられる場面が多く、視聴者として感情移入しにくい部分がおおかったです。
・脚本に対して違和感を抱くことが多い。主人公や後輩の妊娠を「地獄」と表現していたり、雑に介護問題や更年期障害のことを盛り込んでいるのも気になる。
・内容が弁護士試験の女学生の時は面白かったのですが最近は何かつまらないです。話もだんだん難しくなってきて話に入れなくなりました。もう少し身近な話がいいのですが難しいですね。
17位:時代設定がしっかりしている
17位は時代設定がしっかりしている
・時代が移り行く中での、人々の生活や価値観を描いている作品なので、時代設定はとてもしっかりされていると思います。まだ生まれていない時代のことなので、そうだったんだろうなと思ってみています。
・今の若い人はほとんど馴染みのない被爆者手帳の発行に至るまでの過程などを朝ドラで知ることで、いろいろな人が苦労してそういうものが出来たということが知ることができた。
・歴史を学べる仕様になっているので、子供と一緒に見ることで、昭和時代の歴史を学ばせることができるのでとても有効だと感じます。ためになる作品なので子供にも勧めやすいです。
16位:設定に穴が多い
16位は設定に穴が多い
・LGBTなど、今の時代での価値観を当時の日本に持ち込もうとしていますが、きっとあの時代はこんな感じではなかったと思います。LGBTなんて言葉はなかったろうし、今と違って受け入れられていたわけでもなく、もっと違う描写になるはずです。
・女性の活躍を応援するような設定なのかなと個人的に解釈して観てはいるのですが、たまーに、そこまで男性側が悪いのか、はて?と思うシーンも出てきてなんかとなく不平等を感じてしまいます。
・今でこそ同性愛やトランスジェンダーに寛容な日本になりつつあるが、あのドラマの時代は、ここまで寛容な世の中ではなかったのではないのかと、色々と考察してしまう自分がいます。
15位:全然合っていないキャスティングがある
15位は全然合っていないキャスティングがある
・数名ですが全然合っていないキャスティングがあると思いました。男女とも、親役のキャストは親になるには若すぎる、綺麗すぎるのです。
・ともこの最初の旦那が、太賀で、次が岡田将生だとギャップがすごすぎてしっくりこない。岡田将生がイケメンすぎて、色白すぎて一人だけ現代の人の印象。時代設定に合ってない感じがする。
・作中で突然赤子のように号泣するトラ。道男があっさり事務所で見つかるご都合主義、そして周りの子供に比べて一際デカイ道男。あっさり鬼籍入りするはる。耳の入りが良くないナレーター。育児に失敗した感のある常。諸々で朝からスッキリしない
14位:展開が斬新
14位は展開が斬新
・日本初の女性弁護士という実在の人物をモデルにした物語のため、設定にあまり馴染みがないことや想像がつきにくい分、展開が読みにくいことが斬新と感じる要因にもなっている。
・最近だと、働きながら自宅では認知症の義母のお世話を家族で解決しようとしていました。今は核家族が多いため少し事情が違うと思いますが、身近な事が組み込まれており、とても身に染みます。
・主要人物がどんどん亡くなっていくのも、ストーリー展開を回していて、かなりよかったんじゃないかと思う。このドラマは、キャラクターが結構魅力的なので、そのひとに注目させるのを避けている。
13位:雰囲気に違和感がある
13位は雰囲気に違和感がある
・とにかく主人公の寅子がすごい!寅子様の功績です!という雰囲気しか感じなくて残念。彼女が裁判官として何をやってきたのかが見えないまま「寅子がすごい」ばかり独り歩きしてイラっとする。
・わちゃわちゃしたところはすきなのですが、全体的に女性の権利をあげていこうだとか現代人の思考を取り入れたメッセージの強いものになっていて残念。当時はそこまで女性の権利の機運が高くなかったように思う。
・戦時にしては、演者の体や服装が綺麗(これは大河:平将門からの反省か)。死と隣り合わせの時代の人々の表情は、このキャストらが演じるものでよいのだろうか。戦時中は、反戦思想で収監されていた人以外は、カルトのごとく洗脳状態にあり、もっと熱狂的だったのではないだろうか
12位:セリフがいい
12位はセリフがいい
・報道でもめっきり政府や政権への批判をしなくなった、政府の御用TV局になってしまったと失望の多い近年のNHKとしては、当時の日本政府や「お上」の横暴や矛盾への批判精神を込めて頑張っていると思う
・キャストの多くの方が方言を含めて綺麗な日本語だと思いました。丁寧に話しているので聞き取りやすかったです。華族という立場もあったと思いますが、時代にしては大変品がありました。
・主演の虎子が男勝りで行動力があるにもかかわらず、言葉遣いや所作がとても丁寧で育ちの良さを感じるし、凛とした潔さが古き良き日本な感じがしてとても憧れる。今なら完全にモラハラになってしまう状況のなか、当時はその違和感を感じることすらなかった人が多い中、「はて」と違和感を感じているところが、とてもいいなと思う。
・セリフ一つ一つにこだわりを感じます。時代にあったセリフを選びつつも、昨今のコンプライアンス規制にも留意した丁寧なセリフ作りが随所に見られ、制作陣の努力をとても感じます。
11位:ドラマの設定自体がいい
11位はドラマの設定自体がいい
・どのように女性が社会に出るための障害を越えていったのか、ワクワクしながら見ています。また、様々な日常の問題も出てきて、親近感も湧きます。
・このドラマを見るまでは、モデルになった三淵嘉子さんの存在や功績をほとんど知らなかったので、毎日学びがある。あえてネタバレを踏まずに楽しみたいので、関連ワードを検索しないようにしています。
・戦前から戦中へと入る華族の生活及び人生という視点で大変興味深い設定、学業に優れている女性やインテリの仕事を持つ女性を女史という表現をする昭和時代の男たちもいますが、まさにそんな時代です。
・いつの時代も女性が仕事を持つことによる様々な弊害はあるが、特に男性社会とされていた業界の中で最初にその道を切り開いた人には非常に興味があり、いかに苦難が多かったかがよくわかる。
10位:演出がしらじらしい
10位は演出がしらじらしい
・登場人物がそれぞれ正義感が強く熱いタイプだからかもしれませんが、突然大声で怒鳴ったり叫んだりするシーンが目立ちます。そういうのはあまり朝ドラ向きではなく見ていて疲れます。
・寅子が頭の中で家族を想像したり、幻影を登場させたりという演出は最初は面白かったが、なんだか最近は鼻につくようになった。猪熊家が玄関より前に窓から挨拶したりするのも品がなくて嫌だなと思う。
・演出に多少しらじらしいものがあると思います。たとえば、寅子と男子学生の間で起こった屋外トラブルな、屋外イベントでの男女共同作業などにおいては、理解できますが不自然さもありました。
・ところどころに笑いの要素も入れてきていて、それはそれでおもしろいのですが、シリアスなテーマとのバランスを取るのが難しそうです。そのせいか、笑いのシーンは無理して作ったように見えてしまうのが難です。
9位:全体的に完成度が高い
9位は全体的に完成度が高い
・キャストの数が多かったですが、キャストひとりひとりが役柄にマッチしており、ドラマ全体がリアルになっていたと思います。
・話の内容的には戦前からの物語であって経験していない世代も知る事が出来る部分が多かったり、女性ゆえの悩みだったり、男女別姓、同性愛だったり現代にも繋がる課題がたくさんで、この時代からあるんだと初めて知った事も多くあり考えさせられたから。
・女性の社会進出について当時のあり方がとてもリアルだと思う。妊娠出産育児だけでなく、生理や更年期障害、介護など日常の描写もしっかりあるのが良い。法の解釈や事件の説明などもわかりやすく演出していると思う
・寅子が両親や兄弟と暮らした戦前の家の様子、法律を学んだ御茶ノ水から神田駿河台付近でしょうか、戦前の雰囲気が良く感じられました。戦後直後に建てられた掘っ建て小屋のような借りの公舎もその時代を感じ感情移入してしまいます。
8位:ドラマの雰囲気がいい
8位はドラマの雰囲気がいい
・昭和初期の頃の建物、周辺環境、装い、髪型と目に見えるあらゆるものに興味をそそられました。特に女性の服装や家の中は注目していました。
・キャスト、ストーリー、演出どれを取っても1番好きな朝ドラだと思っていてそれも雰囲気から生み出されるものだと思うから。
・朝ドラにしては古い時代であり、どんよりと重たい雰囲気かと想像していたのですが、実際では昭和初期といえどもとても明るい映像美でしたので雰囲気は抜群で楽しめました。
・自然な演出がいいと思います。例えば、感動的なシーンをより綺麗な景色のところで撮ろう、いつもと違うアングルで撮ろう、みたいなわざとらしいところがないところが良いです。
・友情や愛情の対する表現がとても良く、ホロりとさせられるシーンもありましたし、伏線回収な場面もありとても良いと思います。最終回ら辺でもきっと泣ける場面があるのだろうと期待しています。
7位:ベテランキャストがいい
7位はベテランキャストがいい
・滝藤賢一さんとか松山ケンイチさんとか良い意味で癖が強いベテラン勢が多く、笑えるシーンも案外あり楽しませてもらっています。
・主演のキャストは勿論ですが、脇を固めるキャスト陣も素晴らしい演技でドラマを集中して見ることが出来ます。
・松山ケンイチが演じている、偏屈だけど間違いはきちんと認めて謝ることができるキャラクターが素晴らしいと思います。
・熟練のキャストも、しっかりと自分たちの持ち味を生かしながら、存分に魅力を発揮している印象があります。よく知っている俳優の新たな魅力に出会うこともできるので素晴らしいなと思います。
・ヒロイン喰いでかなり個性の強いインパクトのある女優さん、ベテランの余貴美子さんなども出演されていますが、今回はあまり目立っておらず、ドラマの中では良かったです。
6位:脚本がいい
6位は脚本がいい
・難いストーリーのため今の子は難しいと思いますが昭和生まれの私には昔の時代の朝ドラは面白いです。ドラマ名になったことわざすら知らない人も多いですが脚本はとても良い。
・時代を遡っての女性活躍の話は今の時代にも興味深い内容ですし、法曹界という特質なところを舞台としているのも非常に興味深い。
・シリアスな展開でもたまにくる主人公を始めとしたわちゃわちゃした感じが見てると気分が明るくなって良い。
・女は結婚をという時代に抵抗して職業婦人を目指すというストーリーは面白いです。ゆっくりとしている展開ですが、少しずつ女性が声を上げ始めていく様子を面白おかしく描く、わかりやすい脚本でした。
・現代でも問題になっている男尊女卑の時代を生きてきた主人公の人生と時代背景を知ることができてとても勉強になる。今からみたら考えられないような差別もあった中で主人公がどのように社会的地位を獲得するに至ったか、またそれが私たちの今の生活にきっと大きく貢献した部分もあっただろうなとうかがい知ることができる。
5位:若手キャストがいい
5位は若手キャストがいい
・若手が堂々と、のびのびと演じているような様子が見られていて、とても見応えがあります。ここからスターが誕生しそうです。
・伊藤沙莉の演技はとても上手だと思います。若い頃から高齢女性まで、魅せる演技ができていて、世界観に引き込まれます。このドラマから朝ドラにはまっていく人が多いそうですが、納得いきます。
・若手キャストが知られていないので余計にたのしめた。若手キャストの俳優陣には全く知らなかったというキャストも正直いましたが、20代後半の女優さんも良かったと思います。
・ヒロイン女性が良いと思いました。朝ドラのヒロインといえばほとんどが、この朝ドラデビューの役者が多いといえども個性が強すぎて眩し過ぎるので、今回はちょうど良いビジュアルや雰囲気だったと思います。
・若手だとよねを演じている土居志央梨さんや、轟を演じている戸塚純貴さんが目立ちます。演じるキャラクターに共感するのもお二人の確かな演技力によるものかと感じています。
・若手キャストは魅力的で、特に主役や脇役に抜擢された若手俳優たちは、登場人物に新鮮さをもたらしている感じがします。演技にも途中から成長が見られ、難しいシーンでもしっかりと感情を表現しているのが素晴らしいです。彼らの今後の活躍が楽しみです。
4位:主演がいい
4位は主演がいい
・ヒロインを演じた女性の顔、ビジュアルが良かったです。久しぶりに違和感のないヒロインでした。綺麗だけど他の役柄の印象がついていないことや、昭和時代の体格など感じさせてくれました。
・虎子を演じている主演の俳優さんがとても役にぴったりしていて、無理がなく見ていて気持ちいい。まっすぐで男勝りな性格や、よく言う「はて」もわざとらしさがなくて、楽しくみられる。
・主演の伊藤沙莉にはもともとコミカルな印象を持っていたが、ドラマは思いのほか重厚で、力強く芯のある主人公像を演じているところにこの方の非凡さを感じる。声もややハスキーながら聞きやすく温かみを感じる。
・伊藤沙莉さんの自然な演技が見ていて楽しく、全てが完璧ではなく失敗から学び成長していく主人公の姿も見ていて好印象で、応援したくもなり、共感する部分もあり人間らしい「虎ちゃん」が大好きになりました。
・この朝ドラで初めて演じられているのを拝見しましたが、年齢が役者さんよりも高くても、落ち着いた雰囲気が大きく感じ、とてもマッチしていると思いました。これをきっかけに他のドラマもみましたが、演技の幅が広い方なのだと思いました。
・伊藤さんは、天然とも言える間の抜けた発言を真顔で言うシーンなど、我が道を行く強さや個性が非常に際立つ演技をされており、ストーリーの展開に加えて面白さも味わうことができます。
3位:展開が無理やりすぎる・都合が良すぎる
3位は展開が無理やりすぎる・都合が良すぎる
・時代背景は好きです。現代よりも昭和初期辺りの朝ドラの方が個人的に面白い傾向があるので、ただ、時間の飛びが頻すぎて、現段階で何歳になったのかとか再確認させられて戸惑います。
・展開が無理やりすぎて都合が良すぎると感じました。問題が簡単に解決したりする場面が多く、現実味に欠けます。物語の山場が浅く、視聴者が共感しにくい展開が続くし、感情移入が難しくなっていると思います。もっと丁寧なストーリーテリングがあれば、自然な流れで楽しめたと思います。
・時間の制約などもあると思うので、ある程度の急な展開は仕方がないとは思いますがもう少しこの部分を分かりやすくという箇所は幾つかありました。見方によっては都合がよく見える場面がありました。
・主人公が新潟に赴任している間の展開は、ちょっと都合がいいように感じました。昔の知り合いの同級生やお手伝いさんが次々に登場した時には、そんなにうまくいかないだろうと思いました。
・全ての話を連続して視聴していないせいもありますが、少しとばして観ると話が進みすぎてついて行かれない時があります。セリフをよく聞いて理解していないと話の流れがわからないときもあります。
・いろんな問題を描くのはいいのがだいたいぬるっとよくわからない解決で終わっているのが気になる。新潟のライトハウスの玉ちゃんの介護問題や猪熊家の同居問題も美談ですませてしまい、結局根本の解決はしていないと思う。
・あまりにも現代的で、当時にはまだなかったであろう視点(トランスジェンダーとかジェンダーフリー)からの展開や、あの時代の人間は言わないのでは、と思う今日的なセリフなどが多く、そういうメッセージを込めたいのだろうなとは思うが少々うるさく感じるし、時代考証的な齟齬を感じる
2位:ナレーションがいい
2位はナレーションがいい
・主演の寅子の独り言と言うか心の動きをナレーションがうまく表現していて違和感がまるでない。本人が話しているようだ。
・落ち着いていて、シリアスなシーン(戦争時のナレーションや花岡の死ぬ際の語り口など)は心に響くし逆にちょっとしたシーン(スン。や発芽玄米の描写など)でもクスリと来るような一言を残してくれて余韻がある。
・尾野真千子のナレーションは正直期待していませんでしたが、個性が時代に応じていたと思います。暗さ、真っ直ぐさという声やナレーションから時代というものを感じました。
・「カーネーション」で尾野真千子さんを好きになったので、また朝ドラで会えたのが何よりうれしいです。凛として女性の強さを感じさせつつ、全体的に出しゃばり過ぎないので見ていてうるさいと思うことがないです。
・尾野真千子さんの柔らかい声と今までのナレーションとはちょっと違う話口調が時に共感出来、作品の合間にあっても居心地良く感じながら作品を見る事が出来て素晴らしいと感じたから。
・尾野真千子さんのナレーションが聞きやすい。真面目に話している部分は落ち着いて聞けるし、寅子が声には出さない心の中のセリフを代わりに感情的に言う部分も抜群にハマっていて凄いと思う。
・尾野真千子さんによる語りがとても心地いいです。シリアスな場面や肩の力が抜ける笑える場面など、語りがより一層面白さを引き立てていると思います。また物語を深く理解する意味でも、朝ドラ経験者の尾野真千子さんがナレーションで良かったです。
・尾野真千子さんのナレーションの面白さと合わせて『虎に翼』の核ともいえる部分を端的に印象づけることに成功している。尾野真千子さんのナレーションは、伊藤紗莉さんの素晴らしい演技や顔芸の数々とマッチしていることや、テロップのユニークさとの相性も良く、本作がいかに細部までこだわって作品を作っていますね。
1位:全体的なキャスティングがいい
1位は全体的なキャスティングがいい
・どの俳優さんも役に合っていて、ドラマの世界観にすっと入っていけます。「ルックスだけがいい」というような俳優が出ていないところが尚良いと思います。
・今まで見たことある俳優さんでも、こういう演技もできるんだなと感じたりといった新たな発見ができるため。
・様々なキャラクターが登場するが、若手・ベテランに関わらずキャラクターを好きになれるし、愛着や親近感が持てる。それぞれの立場に感情移入してみることができる。
・寅子の家族が面白い。岡部たかしさん演じる父親の奥さんには頭が上がらないけど、娘のやりたいことは本気で応援しているところがとても素敵です。
・ドラマの雰囲気にキャストがよくあっていて、それぞれのキャラクターがたっていてストーリーに華をもたらしてくれていると思います。主演が自分は知らない人だったのも、朝ドラらしくて高評価です。
・特徴のある家族や友達もそれぞれ味があって、共感できる。戦時中であまり栄養状態が良くなかったにもかかわらず、みんなこぎれいで健康そうなのが少々違和感があったけれど、個性的な役者さんが多く話に集中できる。
・法律がテーマなので、どうしても暗かったり重い雰囲気になるところに戸塚純貴さん演じる轟が元気や明るい空気を差し込んでくるので面白い。学生時代のいで立ちがボロボロの学生服に髭で下駄ばきというのも、やりすぎていて逆に良い。
・寅子の家族のキャスティングがいいと思います。花江さんの森田望智さんがいいです。猪爪直治の今井悠貴さんもいい味出してます。星百合の余貴美子さんのボケの演技は迫真の演技で良かったです。
・キャストが良かったと思います。石田ゆり子、岡田将生、ベテランでは松山ケンイチ、他実は知らない俳優さんも大勢出ており逆にそこがドラマ以上のリアリティを感じました。
テキスト原文——————
ドラマ虎に翼について、視聴者はどのような感想を持っているのか。今回は視聴者1,000人にアンケートし、どんな意見が寄せられたかをランキング形式でまとめてみました。
では早速見ていきましょう。
33位はキャスティングが微妙、みんなの意見はこちら
・若いキャストの方が多く、演技力は良い方が多いが、見た目が設定と合っていないと感じることが多く、関係性も一目でわかりにくい印象。
32位はシナリオの先が読めてしまう、みんなの意見はこちら
・日本人初の女性弁護士にして、日本人初の女性裁判官を題材にしていると分かっているだけに、シナリオ・展開の透け感は否めない
31位はセリフ回しが現代的ではない、みんなの意見はこちら
・演技力だけでなく時代背景の問題だと思うが、『〜じゃない』、『〜だわ』、『〜かしら』という女性らしい語尾、言い回しが最近は聞かないためシーンによってはとても違和感を覚えてしまうことがある。
30位はベテランキャストがよくない、みんなの意見はこちら
・岡田将生と再婚しましたが、岡田将生が若々しくて子持ちに見えません。ちょっとミスキャストのように思います。
29位は撮影セットが微妙、みんなの意見はこちら
・セットというか、役者さんの髪型やカツラがあっているのか、いないのか、個人的には頭の状態が浮いてしまっているような気がしてならないのです。それが味わいというなら、それはそれでアリなのかもしれませんが。
28位は展開が自然な感じでいい、みんなの意見はこちら
・ドラマ展開はこれで良かったと思います。戦前から戦中という時代があったので、相応の展開であると思いました。戦争に入るところあたりはちょっと暗い気持ちになりました。
27位は方言がいい、みんなの意見はこちら
・実は縁がない地方の方言が出てくるので、わかりにくいものも多いですが方言は良かったと思います。理由は時代をさらに感じさせてくれるからです。
26位は方言がわざとくさい、みんなの意見はこちら
・寅子においては、方言及びセリフがスムーズではないと思います。勢い余って発言するような寅子の気性やはっきりモノをいう時代背景もあると思いますが、もう少し自然体で演じて欲しいです。
25位は恋愛描写がいい、みんなの意見はこちら
・今のご時世では、以前よりもある程度理解があるようになってきた同性愛のようなものや事実婚であったりが昔から存在していたんだななどいろいろ学べるところが多くあった。
24位はありきたりな展開・マンネリ感、みんなの意見はこちら
・日本の司法は中世の魔女裁判と同等を評価されており、l起訴されると99.9%が有罪となる邪悪な体質であり、「虎に翼」というタイトルが戦後司法の暴走とリンクしてしまい陰鬱な気持ちになる
・確かに恋愛なども含めて展開はありきたりと言ってもいいかもしれません。私がアラフォー世代なのでいろんなものを見すぎているのか、途中でマンネリ化してくる回がありました。
23位は演出がいい、みんなの意見はこちら
・寅子の父が死ぬシーンで、大事なことを言わずに愚痴ばっかり言ってしまうところがお父さんらしくて良かった。優三が出征する時にお互いに変顔をし合ったシーンも2人にしか分からないエール交換で悲しいのに笑ってしまった。
・日本で初めての女性弁護士を描いた作品で、このドラマを見るまでは一切知りませんでした。女性の社会進出が困難だった時代、戦時下の背景などどれだけ辛く過酷な状況だったかという事が伝わってくる良い演出だと思いました。
22位は時代設定が雑、みんなの意見はこちら
・戦後の、事実に基づいたテーマの裁判になってきましたが、自分は大学で法学部を出ているのである程度わかりますが、それをドラマ、それも朝ドラで扱うのはどうかなと思います。NHK得意のドキュメンタリー向きです。
・物語に入り込めませんでした。その時代にそぐわない箇所が多く、現代的で偏った政治感覚や表現が浮いて見え、時代劇としてのリアリティが欠けているため、ストーリーに説得力がなくなってしまいました。
21位は主演が微妙、みんなの意見はこちら
・寅子の伊藤紗莉さんは最初は良かったのですが、だんだんと見飽きてしまいました。若くても年をとっても同じ感じです。
・女優は嫌いではないが、セリフの「はて・・?」がわざとらしくて寒い。あとはお父さんとお母さんの歌?も意味がわからないし全然キャッチーじゃないので良くない。あとは酒やけしたような声が苦手・・・。女優らしからぬ声だと思う。
20位はシナリオが斬新、みんなの意見はこちら
・展開が良い意味で読めなくて、楽しい。明日が待ち遠しくなる
キャラが個性的だから週末の予告で色々想像できて面白い
・これまであまりドラマの題材にならなかったシナリオで斬新だと思います。主人公の生き方だけでなくほかの登場人物も、昭和でありながら現代にも通じる問題を提示していて興味深いです。
・事件検証などの際には、読むだけではなく、寸劇を混じえてで、見ていて状況も把握しやすく、楽しみでした。今は戦後復旧にかけてを放送しているので寸劇は難しいと思いますが、また復活すると良いなと思ってます。
19位はドラマのセットがいい、みんなの意見はこちら
・昭和が舞台とあって当時の建物や小道具がとても昭和らしく、落ち着いた雰囲気のセットが視聴していて素敵だと思いました。
・個人的には屋内のセットが良い味が出ていて好きでした。わりと綺麗なセットで昭和初期を再現しているので見やすく思いました。朝ドラというと家の中は面白みがないのですが、今回は楽しめました。
・昔の喫茶店や家の作りが登場してくることで、今は少なくなっているが、昔の喫茶店に行ってみたいなという気持ちになるし、家でも今どきの家にはないものがあるから、かっこよく見える。
18位は脚本がよくない、みんなの意見はこちら
・展開が急ぎすぎてキャラクターの成長や心情の変化が浅く感じられました。シーンやエピソードが軽く描かれ、物語全体に深みが不足している感じがしました。また、登場人物の行動や動機が不自然に感じられる場面が多く、視聴者として感情移入しにくい部分がおおかったです。
・脚本に対して違和感を抱くことが多い。主人公や後輩の妊娠を「地獄」と表現していたり、雑に介護問題や更年期障害のことを盛り込んでいるのも気になる。
・内容が弁護士試験の女学生の時は面白かったのですが最近は何かつまらないです。話もだんだん難しくなってきて話に入れなくなりました。もう少し身近な話がいいのですが難しいですね。
17位は時代設定がしっかりしている、みんなの意見はこちら
・時代が移り行く中での、人々の生活や価値観を描いている作品なので、時代設定はとてもしっかりされていると思います。まだ生まれていない時代のことなので、そうだったんだろうなと思ってみています。
・今の若い人はほとんど馴染みのない被爆者手帳の発行に至るまでの過程などを朝ドラで知ることで、いろいろな人が苦労してそういうものが出来たということが知ることができた。
・歴史を学べる仕様になっているので、子供と一緒に見ることで、昭和時代の歴史を学ばせることができるのでとても有効だと感じます。ためになる作品なので子供にも勧めやすいです。
16位は設定に穴が多い、みんなの意見はこちら
・LGBTなど、今の時代での価値観を当時の日本に持ち込もうとしていますが、きっとあの時代はこんな感じではなかったと思います。LGBTなんて言葉はなかったろうし、今と違って受け入れられていたわけでもなく、もっと違う描写になるはずです。
・女性の活躍を応援するような設定なのかなと個人的に解釈して観てはいるのですが、たまーに、そこまで男性側が悪いのか、はて?と思うシーンも出てきてなんかとなく不平等を感じてしまいます。
・今でこそ同性愛やトランスジェンダーに寛容な日本になりつつあるが、あのドラマの時代は、ここまで寛容な世の中ではなかったのではないのかと、色々と考察してしまう自分がいます。
15位は全然合っていないキャスティングがある、みんなの意見はこちら
・数名ですが全然合っていないキャスティングがあると思いました。男女とも、親役のキャストは親になるには若すぎる、綺麗すぎるのです。
・ともこの最初の旦那が、太賀で、次が岡田将生だとギャップがすごすぎてしっくりこない。岡田将生がイケメンすぎて、色白すぎて一人だけ現代の人の印象。時代設定に合ってない感じがする。
・作中で突然赤子のように号泣するトラ。道男があっさり事務所で見つかるご都合主義、そして周りの子供に比べて一際デカイ道男。あっさり鬼籍入りするはる。耳の入りが良くないナレーター。育児に失敗した感のある常。諸々で朝からスッキリしない
14位は展開が斬新、みんなの意見はこちら
・日本初の女性弁護士という実在の人物をモデルにした物語のため、設定にあまり馴染みがないことや想像がつきにくい分、展開が読みにくいことが斬新と感じる要因にもなっている。
・最近だと、働きながら自宅では認知症の義母のお世話を家族で解決しようとしていました。今は核家族が多いため少し事情が違うと思いますが、身近な事が組み込まれており、とても身に染みます。
・主要人物がどんどん亡くなっていくのも、ストーリー展開を回していて、かなりよかったんじゃないかと思う。このドラマは、キャラクターが結構魅力的なので、そのひとに注目させるのを避けている。
13位は雰囲気に違和感がある、みんなの意見はこちら
・とにかく主人公の寅子がすごい!寅子様の功績です!という雰囲気しか感じなくて残念。彼女が裁判官として何をやってきたのかが見えないまま「寅子がすごい」ばかり独り歩きしてイラっとする。
・わちゃわちゃしたところはすきなのですが、全体的に女性の権利をあげていこうだとか現代人の思考を取り入れたメッセージの強いものになっていて残念。当時はそこまで女性の権利の機運が高くなかったように思う。
・戦時にしては、演者の体や服装が綺麗(これは大河:平将門からの反省か)。死と隣り合わせの時代の人々の表情は、このキャストらが演じるものでよいのだろうか。戦時中は、反戦思想で収監されていた人以外は、カルトのごとく洗脳状態にあり、もっと熱狂的だったのではないだろうか
12位はセリフがいい、みんなの意見はこちら
・報道でもめっきり政府や政権への批判をしなくなった、政府の御用TV局になってしまったと失望の多い近年のNHKとしては、当時の日本政府や「お上」の横暴や矛盾への批判精神を込めて頑張っていると思う
・キャストの多くの方が方言を含めて綺麗な日本語だと思いました。丁寧に話しているので聞き取りやすかったです。華族という立場もあったと思いますが、時代にしては大変品がありました。
・主演の虎子が男勝りで行動力があるにもかかわらず、言葉遣いや所作がとても丁寧で育ちの良さを感じるし、凛とした潔さが古き良き日本な感じがしてとても憧れる。今なら完全にモラハラになってしまう状況のなか、当時はその違和感を感じることすらなかった人が多い中、「はて」と違和感を感じているところが、とてもいいなと思う。
・セリフ一つ一つにこだわりを感じます。時代にあったセリフを選びつつも、昨今のコンプライアンス規制にも留意した丁寧なセリフ作りが随所に見られ、制作陣の努力をとても感じます。
11位はドラマの設定自体がいい、みんなの意見はこちら
・どのように女性が社会に出るための障害を越えていったのか、ワクワクしながら見ています。また、様々な日常の問題も出てきて、親近感も湧きます。
・このドラマを見るまでは、モデルになった三淵嘉子さんの存在や功績をほとんど知らなかったので、毎日学びがある。あえてネタバレを踏まずに楽しみたいので、関連ワードを検索しないようにしています。
・戦前から戦中へと入る華族の生活及び人生という視点で大変興味深い設定、学業に優れている女性やインテリの仕事を持つ女性を女史という表現をする昭和時代の男たちもいますが、まさにそんな時代です。
・いつの時代も女性が仕事を持つことによる様々な弊害はあるが、特に男性社会とされていた業界の中で最初にその道を切り開いた人には非常に興味があり、いかに苦難が多かったかがよくわかる。
10位は演出がしらじらしい、みんなの意見はこちら
・登場人物がそれぞれ正義感が強く熱いタイプだからかもしれませんが、突然大声で怒鳴ったり叫んだりするシーンが目立ちます。そういうのはあまり朝ドラ向きではなく見ていて疲れます。
・寅子が頭の中で家族を想像したり、幻影を登場させたりという演出は最初は面白かったが、なんだか最近は鼻につくようになった。猪熊家が玄関より前に窓から挨拶したりするのも品がなくて嫌だなと思う。
・演出に多少しらじらしいものがあると思います。たとえば、寅子と男子学生の間で起こった屋外トラブルな、屋外イベントでの男女共同作業などにおいては、理解できますが不自然さもありました。
・ところどころに笑いの要素も入れてきていて、それはそれでおもしろいのですが、シリアスなテーマとのバランスを取るのが難しそうです。そのせいか、笑いのシーンは無理して作ったように見えてしまうのが難です。
9位は全体的に完成度が高い、みんなの意見はこちら
・キャストの数が多かったですが、キャストひとりひとりが役柄にマッチしており、ドラマ全体がリアルになっていたと思います。
・話の内容的には戦前からの物語であって経験していない世代も知る事が出来る部分が多かったり、女性ゆえの悩みだったり、男女別姓、同性愛だったり現代にも繋がる課題がたくさんで、この時代からあるんだと初めて知った事も多くあり考えさせられたから。
・女性の社会進出について当時のあり方がとてもリアルだと思う。妊娠出産育児だけでなく、生理や更年期障害、介護など日常の描写もしっかりあるのが良い。法の解釈や事件の説明などもわかりやすく演出していると思う
・寅子が両親や兄弟と暮らした戦前の家の様子、法律を学んだ御茶ノ水から神田駿河台付近でしょうか、戦前の雰囲気が良く感じられました。戦後直後に建てられた掘っ建て小屋のような借りの公舎もその時代を感じ感情移入してしまいます。
8位はドラマの雰囲気がいい、みんなの意見はこちら
・昭和初期の頃の建物、周辺環境、装い、髪型と目に見えるあらゆるものに興味をそそられました。特に女性の服装や家の中は注目していました。
・キャスト、ストーリー、演出どれを取っても1番好きな朝ドラだと思っていてそれも雰囲気から生み出されるものだと思うから。
・朝ドラにしては古い時代であり、どんよりと重たい雰囲気かと想像していたのですが、実際では昭和初期といえどもとても明るい映像美でしたので雰囲気は抜群で楽しめました。
・自然な演出がいいと思います。例えば、感動的なシーンをより綺麗な景色のところで撮ろう、いつもと違うアングルで撮ろう、みたいなわざとらしいところがないところが良いです。
・友情や愛情の対する表現がとても良く、ホロりとさせられるシーンもありましたし、伏線回収な場面もありとても良いと思います。最終回ら辺でもきっと泣ける場面があるのだろうと期待しています。
7位はベテランキャストがいい、みんなの意見はこちら
・滝藤賢一さんとか松山ケンイチさんとか良い意味で癖が強いベテラン勢が多く、笑えるシーンも案外あり楽しませてもらっています。
・主演のキャストは勿論ですが、脇を固めるキャスト陣も素晴らしい演技でドラマを集中して見ることが出来ます。
・松山ケンイチが演じている、偏屈だけど間違いはきちんと認めて謝ることができるキャラクターが素晴らしいと思います。
・熟練のキャストも、しっかりと自分たちの持ち味を生かしながら、存分に魅力を発揮している印象があります。よく知っている俳優の新たな魅力に出会うこともできるので素晴らしいなと思います。
・ヒロイン喰いでかなり個性の強いインパクトのある女優さん、ベテランの余貴美子さんなども出演されていますが、今回はあまり目立っておらず、ドラマの中では良かったです。
6位は脚本がいい、みんなの意見はこちら
・難いストーリーのため今の子は難しいと思いますが昭和生まれの私には昔の時代の朝ドラは面白いです。ドラマ名になったことわざすら知らない人も多いですが脚本はとても良い。
・時代を遡っての女性活躍の話は今の時代にも興味深い内容ですし、法曹界という特質なところを舞台としているのも非常に興味深い。
・シリアスな展開でもたまにくる主人公を始めとしたわちゃわちゃした感じが見てると気分が明るくなって良い。
・女は結婚をという時代に抵抗して職業婦人を目指すというストーリーは面白いです。ゆっくりとしている展開ですが、少しずつ女性が声を上げ始めていく様子を面白おかしく描く、わかりやすい脚本でした。
・現代でも問題になっている男尊女卑の時代を生きてきた主人公の人生と時代背景を知ることができてとても勉強になる。今からみたら考えられないような差別もあった中で主人公がどのように社会的地位を獲得するに至ったか、またそれが私たちの今の生活にきっと大きく貢献した部分もあっただろうなとうかがい知ることができる。
5位は若手キャストがいい、みんなの意見はこちら
・若手が堂々と、のびのびと演じているような様子が見られていて、とても見応えがあります。ここからスターが誕生しそうです。
・伊藤沙莉の演技はとても上手だと思います。若い頃から高齢女性まで、魅せる演技ができていて、世界観に引き込まれます。このドラマから朝ドラにはまっていく人が多いそうですが、納得いきます。
・若手キャストが知られていないので余計にたのしめた。若手キャストの俳優陣には全く知らなかったというキャストも正直いましたが、20代後半の女優さんも良かったと思います。
・ヒロイン女性が良いと思いました。朝ドラのヒロインといえばほとんどが、この朝ドラデビューの役者が多いといえども個性が強すぎて眩し過ぎるので、今回はちょうど良いビジュアルや雰囲気だったと思います。
・若手だとよねを演じている土居志央梨さんや、轟を演じている戸塚純貴さんが目立ちます。演じるキャラクターに共感するのもお二人の確かな演技力によるものかと感じています。
・若手キャストは魅力的で、特に主役や脇役に抜擢された若手俳優たちは、登場人物に新鮮さをもたらしている感じがします。演技にも途中から成長が見られ、難しいシーンでもしっかりと感情を表現しているのが素晴らしいです。彼らの今後の活躍が楽しみです。
4位は主演がいい、みんなの意見はこちら
・ヒロインを演じた女性の顔、ビジュアルが良かったです。久しぶりに違和感のないヒロインでした。綺麗だけど他の役柄の印象がついていないことや、昭和時代の体格など感じさせてくれました。
・虎子を演じている主演の俳優さんがとても役にぴったりしていて、無理がなく見ていて気持ちいい。まっすぐで男勝りな性格や、よく言う「はて」もわざとらしさがなくて、楽しくみられる。
・主演の伊藤沙莉にはもともとコミカルな印象を持っていたが、ドラマは思いのほか重厚で、力強く芯のある主人公像を演じているところにこの方の非凡さを感じる。声もややハスキーながら聞きやすく温かみを感じる。
・伊藤沙莉さんの自然な演技が見ていて楽しく、全てが完璧ではなく失敗から学び成長していく主人公の姿も見ていて好印象で、応援したくもなり、共感する部分もあり人間らしい「虎ちゃん」が大好きになりました。
・この朝ドラで初めて演じられているのを拝見しましたが、年齢が役者さんよりも高くても、落ち着いた雰囲気が大きく感じ、とてもマッチしていると思いました。これをきっかけに他のドラマもみましたが、演技の幅が広い方なのだと思いました。
・伊藤さんは、天然とも言える間の抜けた発言を真顔で言うシーンなど、我が道を行く強さや個性が非常に際立つ演技をされており、ストーリーの展開に加えて面白さも味わうことができます。
3位は展開が無理やりすぎる・都合が良すぎる、みんなの意見はこちら
・時代背景は好きです。現代よりも昭和初期辺りの朝ドラの方が個人的に面白い傾向があるので、ただ、時間の飛びが頻すぎて、現段階で何歳になったのかとか再確認させられて戸惑います。
・展開が無理やりすぎて都合が良すぎると感じました。問題が簡単に解決したりする場面が多く、現実味に欠けます。物語の山場が浅く、視聴者が共感しにくい展開が続くし、感情移入が難しくなっていると思います。もっと丁寧なストーリーテリングがあれば、自然な流れで楽しめたと思います。
・時間の制約などもあると思うので、ある程度の急な展開は仕方がないとは思いますがもう少しこの部分を分かりやすくという箇所は幾つかありました。見方によっては都合がよく見える場面がありました。
・主人公が新潟に赴任している間の展開は、ちょっと都合がいいように感じました。昔の知り合いの同級生やお手伝いさんが次々に登場した時には、そんなにうまくいかないだろうと思いました。
・全ての話を連続して視聴していないせいもありますが、少しとばして観ると話が進みすぎてついて行かれない時があります。セリフをよく聞いて理解していないと話の流れがわからないときもあります。
・いろんな問題を描くのはいいのがだいたいぬるっとよくわからない解決で終わっているのが気になる。新潟のライトハウスの玉ちゃんの介護問題や猪熊家の同居問題も美談ですませてしまい、結局根本の解決はしていないと思う。
・あまりにも現代的で、当時にはまだなかったであろう視点(トランスジェンダーとかジェンダーフリー)からの展開や、あの時代の人間は言わないのでは、と思う今日的なセリフなどが多く、そういうメッセージを込めたいのだろうなとは思うが少々うるさく感じるし、時代考証的な齟齬を感じる
2位はナレーションがいい、みんなの意見はこちら
・主演の寅子の独り言と言うか心の動きをナレーションがうまく表現していて違和感がまるでない。本人が話しているようだ。
・落ち着いていて、シリアスなシーン(戦争時のナレーションや花岡の死ぬ際の語り口など)は心に響くし逆にちょっとしたシーン(スン。や発芽玄米の描写など)でもクスリと来るような一言を残してくれて余韻がある。
・尾野真千子のナレーションは正直期待していませんでしたが、個性が時代に応じていたと思います。暗さ、真っ直ぐさという声やナレーションから時代というものを感じました。
・「カーネーション」で尾野真千子さんを好きになったので、また朝ドラで会えたのが何よりうれしいです。凛として女性の強さを感じさせつつ、全体的に出しゃばり過ぎないので見ていてうるさいと思うことがないです。
・尾野真千子さんの柔らかい声と今までのナレーションとはちょっと違う話口調が時に共感出来、作品の合間にあっても居心地良く感じながら作品を見る事が出来て素晴らしいと感じたから。
・尾野真千子さんのナレーションが聞きやすい。真面目に話している部分は落ち着いて聞けるし、寅子が声には出さない心の中のセリフを代わりに感情的に言う部分も抜群にハマっていて凄いと思う。
・尾野真千子さんによる語りがとても心地いいです。シリアスな場面や肩の力が抜ける笑える場面など、語りがより一層面白さを引き立てていると思います。また物語を深く理解する意味でも、朝ドラ経験者の尾野真千子さんがナレーションで良かったです。
・尾野真千子さんのナレーションの面白さと合わせて『虎に翼』の核ともいえる部分を端的に印象づけることに成功している。尾野真千子さんのナレーションは、伊藤紗莉さんの素晴らしい演技や顔芸の数々とマッチしていることや、テロップのユニークさとの相性も良く、本作がいかに細部までこだわって作品を作っていますね。
1位は全体的なキャスティングがいい、みんなの意見はこちら
・どの俳優さんも役に合っていて、ドラマの世界観にすっと入っていけます。「ルックスだけがいい」というような俳優が出ていないところが尚良いと思います。
・今まで見たことある俳優さんでも、こういう演技もできるんだなと感じたりといった新たな発見ができるため。
・様々なキャラクターが登場するが、若手・ベテランに関わらずキャラクターを好きになれるし、愛着や親近感が持てる。それぞれの立場に感情移入してみることができる。
・寅子の家族が面白い。岡部たかしさん演じる父親の奥さんには頭が上がらないけど、娘のやりたいことは本気で応援しているところがとても素敵です。
・ドラマの雰囲気にキャストがよくあっていて、それぞれのキャラクターがたっていてストーリーに華をもたらしてくれていると思います。主演が自分は知らない人だったのも、朝ドラらしくて高評価です。
・特徴のある家族や友達もそれぞれ味があって、共感できる。戦時中であまり栄養状態が良くなかったにもかかわらず、みんなこぎれいで健康そうなのが少々違和感があったけれど、個性的な役者さんが多く話に集中できる。
・法律がテーマなので、どうしても暗かったり重い雰囲気になるところに戸塚純貴さん演じる轟が元気や明るい空気を差し込んでくるので面白い。学生時代のいで立ちがボロボロの学生服に髭で下駄ばきというのも、やりすぎていて逆に良い。
・寅子の家族のキャスティングがいいと思います。花江さんの森田望智さんがいいです。猪爪直治の今井悠貴さんもいい味出してます。星百合の余貴美子さんのボケの演技は迫真の演技で良かったです。
・キャストが良かったと思います。石田ゆり子、岡田将生、ベテランでは松山ケンイチ、他実は知らない俳優さんも大勢出ており逆にそこがドラマ以上のリアリティを感じました。
以上のような結果となりました。
幅広い年代から意見を集めた分、意外な意見も多く寄せられていたように思います。
次回の集計結果に反映しようと思いますので、皆さんのご意見もコメントでお待ちしています。賛否どちらの意見でも大歓迎です、是非コメント欄もご覧ください。こういうアンケートもしてほしいという希望があれば是非お寄せ下さい。チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。それではまたお会いしましょう。