キャスティングだけ豪華で中身が伴わなかった大河ドラマランキングTOP20!視聴率目当ての配役作品とは! | LIFE

キャスティングだけ豪華で中身が伴わなかった大河ドラマランキングTOP20!視聴率目当ての配役作品とは!

皆さんからリクエストを寄せられたアンケートについて、10代から60代までの10,000人に調査した結果をまとめました。

今回実施したリクエストアンケートは「キャスティングの割に中身がスカスカだった・視聴者狙いのキャスティング作品だったと感じる大河ドラマはどれですか?」という内容です。

では早速見ていきましょう。

20位:功名が辻

功名が辻
20位は功名が辻

功名が辻が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・戦国大河にしては地味すぎる展開だと感じました。戦国時代を舞台にしていながら、戦の場面が少なく、合戦描写も控えめでした。もっと戦国のダイナミックさを見たかったし、イマイチ盛り上がりに欠けました。山内一豊が戦国時代の脇役的な人物なので、そもそもドラマとしてのインパクトも薄く感じました。このドラマは「夫婦の絆」が主軸となっており、妻・千代との愛情関係が丁寧に描かれましたが、少し説教くさくて度が過ぎているように思いました。

・夫婦仲に焦点が当てられていたので仕方ないかもですが、個人的なエピソードに特化していて、もっと大きな時代背景を感じられたら良かったと思いました。

19位:春の波涛

春の波涛
19位は春の波涛

春の波涛が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・中途半端な脚本だったと思います。脚本の中途半端さと相まってドラマ自体が面白くありませんでした。

・なんだか様子がよくわからないものを描くのだから、もっと視聴者に分かりやすい解説を入れなければならない思う。オッペケペーって何?と最後までわからなかった。

18位:信長

信長
18位は信長

信長が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・信長役が当時若手の緒方直人さん、明智光秀がマイケル富岡さん、徳川家康が郷ひろみさん、さらに菊池桃子さんや中山美穂さんなど、前作太平記が重厚な雰囲気だったことに比べると、顔ぶれが美男美女ばかりで視聴率を狙いに行った感じが強い作品でした。

・この大河ドラマでは、「織田信長の国際性」にスポットを当ててストーリーが展開していったように思います。そのため、番組のナレーションも、ルイス・フロイス役の外国人俳優が務めていました。しかも、天下統一を目指す信長の国内情勢と並行して、ルイス・フロイスからの視点やキリスト教的視点、南蛮貿易からの視点も随時番組内のストーリーに挿入されていたため、当時の若手・中堅俳優たちのいい意味での特徴が生かし切れていなかったような気がします。この大河ドラマでは信長が「尾張方言」を使用していたことも、ややネガティブに作用してしまったと思います。

17位:真田丸

真田丸
17位は真田丸

真田丸が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・ちょっと時代考証含め無茶苦茶過ぎるし、信ぴょう性のないうわさ話レベルの逸話を取ったり、上下関係からあり得ないことをやり過ぎてもいて、寓話になっている印象が強い。

・大河ドラマらしさを感じられず、民法のテレビドラマを見ているような感覚になった。主人公やヒロインの発言が現代的だったので時代劇好きには刺さらなかった。

16位:八重の桜

第52作「八重の桜」
16位は八重の桜

八重の桜が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・綾瀬はるか主演ということでしたが、誰が主人公なのかわからないような構成でした。八重の視点で描くというよりは幕末の会津を紹介するような感じだったのも、面白くない理由かもしれません。

・祖父母と一緒に住んでいるので一緒に見ていたが歴史が苦手な私にはなかなか理解出来ずにストーリーが進んでいってしまった。昔の人の愛情表現と今の人の愛情表現も違いあまり楽しめなかった。

15位:武蔵

第42作「武蔵 MUSASHI」
15位は武蔵

武蔵が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・やはり史実と違うところが多いというのが納得できないというか、見ていてもストーリーに入っていけない感じがしました。重要な出来事など、あっさりと描きすぎるのも、つまらなかった理由だと思います。

・時代は同じながら、武蔵とは何の絡みもない豊臣家のことを語るシーンが余計だと思いました。その頃歴史の中央ではそういった時代だったといいたかったのだと思いますが、この物語ではそれは無粋に思えてしまいました。

14位:花燃ゆ

第54作「花燃ゆ」
14位は花燃ゆ

花燃ゆが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・井上真央さんは好きな女優さんだし、共演もベテラン俳優さんもおられ豪華だったのに、主人公が歴史的に知名度の低い人だったせいか、中身の薄いものになってしまったと思う。

・シーンの移り変わりも、登場人物たちの会話も、全てにおいて落ち着きがないという印象でした。それぞれの人達が成し遂げた事は凄いはずのに、どれも薄っぺらくなってしまった。

・4人の脚本家が書いていたため、脚本家次第で完成度に差があったように感じるから。セリフや言い回しに大河ドラマのよさが生きてなかったので残念に思えた。

13位:利家とまつ

唐沢寿明(前田利家)
13位は利家とまつ

利家とまつが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・若い視聴者向けのキャスティングを狙ったのではと思うような、トレンディードラマ系の俳優揃いだった気がする。今見ればさほどでもないが、放送当時はまだ珍しかったため「これが大河のキャスティング?」と驚いたのを覚えている。反町隆史・松嶋菜々子夫妻共演はあざとい狙いとしか思えなかった。

・キャストの多くがトレンディドラマの印象が強い人たちで、最初はとても違和感があったが、信長役の反町隆史が回を追うごとに信長の迫力や凄みが増してゆく感じがすごく良かった。

・キャスティングは豪華でしたが大河での実力は微妙。夫婦のきずなを伝えたかったのか生き様を示したかったのかはっきりしないストーリー展開で少しもやもやしながら見ていました。

12位:西郷どん

鈴木亮平(西郷隆盛)せごどん
12位は西郷どん

西郷どんが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・西郷隆盛の物語としては非常に駆け足で、流刑になった先での話など、もっと深掘りしてほしいところがかなり薄くなってしまっていたように感じる。全体としては面白かったものの、内容そのものは表面を触るだけのような薄っぺらさを感じた。

・鈴木亮平さんをはじめ豪華なキャスト陣でしたが、序盤から現代的な感覚で描かれるシーンが多く、歴史人物の内面や葛藤が表層的でした。また、政治的背景や維新の複雑な力関係の描写が簡略化されすぎており、人物関係に深みが出なかったのが残念でした。キャストの魅力がストーリーに活かされていない印象でした。

・配役が残念で、期待しただけにつまらなかった。また、歴史観も期待していた内容と違う感じがして残念と思えます。西郷さんは生き様や考え方が好きな歴史上の人物なので感じていた人物像違っていたのもあります。

・多くの人が抱いていた西郷隆盛のイメージと違った姿を表した脚本だと思いますが、そこが問題だと思います。特に西南戦争は、自決のシーンなどきっちり最後まで作ってほしかったと思います。

11位:べらぼう


11位はべらぼう

べらぼうが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・番組開始以前は、喜多川歌麿などを中心とした江戸時代中期の美術や絵画・浮世絵を中心とした教養系の大河ドラマになると期待していたのですが、特に2025年1月~3月期は江戸・吉原の描写が中心になってしまい、遊女の姿を頻繁に登場させることで、視聴率稼ぎの展開になってしまっていたのは非常に残念に思います。

・主演や脇役に実力派・人気俳優を多数そろえながら、展開が断片的でテーマがはっきりしない場面も多く、印象に残るストーリー性があまり感じられませんでした。演出の雰囲気やキャラ設定は凝っていましたが、それに比して肝心の歴史的な描写や人物の葛藤が浅く、豪華な顔ぶれがもったいないという印象を受けました。

・まだ途中だが現時点では中身が軽すぎと感じる。蔦重の軽やかな生きざまを描いていると思えば軽いのも当然かもしれないのだが、大河ドラマだと考えるとなんだか薄っぺらい気がしてしまう。

・1話からSNSで炎上していたように過激なシーンが多く、現在も放送中ではあるが心配になって来ている自分がいる。時代考証を徹底すればよくなるだろう。

・『べらぼう』ですが、全体的にコメディ感があり、『いだてん』同様に好きではありません。大河ドラマとして江戸時代の町人を主人公にした点はチャレンジ精神として評価します。しかし、町人のスピード感がコントを見せられているように感じました。

10位:鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人
10位は鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・豪華な配役で、それなりと思える物語で、魅入る感じはしませんでした。もう少し歴史観があれば楽しめたとは思いますが残念でつまらない感じで、見る機会が減りました。

・三谷幸喜脚本だったこともあり、テンポがよく面白さがあった。しかし、大河ドラマに求めていた重々しさが薄れている気がした。現代劇を見ているようだった。

・13人を描くために、インパクトが必要なので豪華になるのは仕方ないと思いますが、メジャーなテーマの割には、複雑過ぎて年寄りにはキツイ内容だった。13はさすがの三谷幸喜さんでも辛かったかなと感じたというよりは、視聴者の方が13について行けてないと思う。

・脚本家のお陰かメンバーは揃ったんだけど、歴史を描く上で、人物の背景をしっかりしなきゃダメなのに人数多過ぎてグダグダになった。基本幕末ものとかやると同じ現象が起きるんだが、これも同じような感じで次々登場するんだけど、感情移入するほど描き切れないままって感じで去っていく。

・後半はそれほどでもなかったが前半の笑わせに行くようなシーンが、なんとも中途半端でどっちつかずな感じでどう見ていいのかわからなかった。三谷幸喜の脚本のような狙いだったのかもしれないが、そこまでうまくハマってなかった。

9位:平清盛

松山ケンイチ(平清盛)
9位は平清盛

平清盛が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・松山ケンイチさん、玉木宏さん、岡田将生さんなど、人気も実力もある若手俳優が多く脇役も中井貴一さんなど豪華でしたが、源義経や弁慶以外のエピソードがあまり知られていない時代のために、中々内容が頭に入ってこずに終わってしまいました。

・松山ケンイチやその他平氏、源氏を演じた俳優たちの演技自体は素晴らしかったが、全体的な暗く重たいイメージのせいで何回も見たいとは思えなかった。

・起承転結が分かりづらく、今現在どのような事件が起こっているかが視聴者には分かりづらい回があった。語りと脚本の連携がうまく取れていなかったように感じる。

・全体的な画の表現や演出によるところも大きいが、最初から最後までずっと暗く重い話が続いていた。ただでさえ重厚感のある大河ドラマなのでもう少しトーンを軽くしても良かったかもしれない。

・斬新な演出は目を引くものの、史実の解釈が大胆すぎて物語に深みがなく、登場人物の感情の動きも表面的に感じられた。
史実の解釈や人間関係の描写が表面的だったので深掘りをして欲しかった。

8位:麒麟がくる

長谷川博己(明智光秀)
8位は麒麟がくる

麒麟がくるが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・コロナ過ということで、野外ロケが出来ないという事情があったのかもしれませんが、豪華キャストが活躍する場面はあまりなかったように感じました。駒という架空の人物だけが、悪目立ちしてしまったという印象です。

・配役はとてもよかったように感じたが、1話ごとの内容が駆け足で、もっと深掘りできたのではないかなと思う。特に物語の終盤部分はだいぶ駆け足になっている印象で、明智光秀の心情などをもっと丁寧に描けたように感じた。

・肝心のラストがどうなるのか楽しみにしていましたが、見方によってどうとでもとれるようなそれだったのは脚本的にどうなのかと思いました。そこまでの流れは悪くなかっただけに残念でした。

・ストーリーの長さの配分と言うか重みの配分に関して納得できない箇所が多かった。その事件はもう少し掘り下げてほしいと思ったり、そこはわざわざ詳しくやらなくても、と感じた点が多く、最後が尻切れトンボのようだったのも不完全燃焼だった。

・全体的な脚本は申し分のないストーリーでした。ただ最終回に明智光秀が亡くなったと思ったのですが、最後の最後のシーンでは・・明智光秀が生き延びて走り去っていくようなシーンが流れました。世の中には、光秀は生き延びて徳川家康に仕えた天海僧正になったとの説もあり、微妙な大河の終わり方だったと思います。最終回で、何かモヤモヤしたものが残ったのはこの作品だけです。

7位:おんな城主 直虎

第56作「おんな城主 直虎」
7位はおんな城主 直虎

おんな城主 直虎が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・女性の視聴者向けに、実際には存在したかわからない人物を主役に据えたドラマだったからです。大河ドラマというのであれば、ある程度は史実を反映した内容でなくてはならないと思います。

・資料が乏しい分どうしても創作が増えるのは仕方ないと思いますが、男性のように振る舞う女性が主人公という設定は前例がなく話題性が大きかったです。高橋一生さん演じる小野政次とのやり取りも感動はしましたが、大河ドラマ的かと言われると少し話題作りに走った気もします。

・みていた記憶はあるのに、印象にのこっていない。出演していた役者は凄かったのは覚えている。この作品に限ったことではないが、最近の大河には西洋風の顔立ちをした役者のせいだろうか。

・朝ドラや民放のドラマは面白いので今作も期待して見ていたが、時代背景とあっていないような発言や時代考証が多く、ムるにこらえられなかったシーンがあった。

・女性で城主という物珍しい人物の紹介で終始したように思う。時代背景が分かりにくい頃で、中央ではなく地方の話なので知名度も低く、ストーリー的にも難しい題材を扱ってしまったという感じ。

・おとわを支える男性陣のおかげで乙女ゲームのような、視聴者の妄想を掻き立てる内容ではあったが、そのせいでかえって安っぽくなってしまったように思える。

6位:江

第50作「江~姫たちの戦国~」
6位は江

江が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・主演の女優が話題性のある人選で、脇を固める俳優陣も豪華でしたが、時代背景の重さに対してセリフや演出があまりに現代的すぎて、ドラマとしての説得力が薄く感じました。歴史の流れも主人公の視点に都合よく描かれすぎており、深みや緊張感が欠けていたように思います。キャラ重視で内容が伴っていない印象が強く残りました。

・時代考証の無茶苦茶さや演じるキャストの年齢の余りのムリさに、ばからしくなって途中で見るのをやめたが、大河ドラマの質が低下したなと感じるドラマだった。

・戦国時代を生き抜いた女性にスポットを当て、豊川悦司さんが演じる織田信長の妹の三人の娘を、上野樹里さん、宮沢りえさん、水川あさみさんが演じたのは良かったですが、歴史的に有名な武将が多く登場し、女性にもスポットを当てたので、盛りだくさんの内容だったと思います。

・ご都合主義で解釈がひどすぎて史実まで捻じ曲げている感じがして不快だった。大坂の陣で秀忠が家臣の振りをして大阪城の秀頼に会うシーンはひどすぎて逆に笑ってしまった。

・展開を盛り上げるための演出だったとは思うのだが、あまりにも史実ではあり得ない展開が多くて、白けてしまうことが多かった。大河ドラマにはリアリティや時代考証への信頼感を期待しているのだが、それらがあまり感じられなかった。

・すごーく薄ーく江の生涯を伸ばして描いていたという印象があってあまり好きになれない。もう少し心情をドロッとした戦国時代の女性の価値観を見せてほしかった。

・本当の歴史は、お市の方の娘である三姉妹が、清州会議に出席するなど、こんなにも表舞台に登場することはないと思います。こじつけが過ぎて、脚本が微妙だったと思います。

5位:新選組

香取慎吾(近藤勇)
5位は新選組

新選組が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・主役が香取慎吾さんで、新選組のメンバーが、山本耕史さん、藤原竜也さん、堺雅人さんなど、当時の期待の若手俳優が出演し、佐藤浩市さん、石坂浩二さんなどの主役級のベテランもわきを固めています。男性俳優をこれほど贅沢に配置したドラマはないと思います。

・揃えた俳優陣は人気どころばかりってところもだが、時代劇の所作もさることながら現代風な解釈もそうだし、何か時代を描いたというよりは、脚本家が思う新撰組を好きなように発散するかのように描いた印象。脚本家が、ウケることを重視するタイプなので仕方ないのかも知れない。

・旧ジャニーズの実力のないタレントや、2世タレントなど話題性だけで出てきているようなタレントばかりが出演していて、ごちゃごちゃしているばかりでつまらなかった。

・私が見た中でキャストの豪華さで言えば、これが一番!三谷幸喜さんの初大河。期待してみましたが、印象は今までの大河と比べ「軽い」だったです。新選組程有名だと史実を変えることは難しいので無難な感じ。そのため全体の印象がスカスカ感が残ってしまったと思う。ただ否定ではなく、時代に合った大河ドラマの基礎になった作品と感じます。

・香取慎吾さんや山本耕史さん、堺雅人さんとそうそうたるメンバーでしたが、ドラマ全体がふわふわしていて、セリフ周りもしっくりこず、段々と見ているのが辛くなってきました。

・近藤勇を中心に描くのは分かるのですが、
新撰組を最後まで貫きとおしたのは土方歳三であり、
近藤はどちらかといえば、主義主張よりも、
田舎のアンちゃんが面白おかしくやったけれど、
結局、遊びの延長では時勢を読むことはできなかった。
そんな滑稽さ、憐れさがあまり脚本からは感じられなかった。

・全体的にユーモアがあって楽しい作品ではあったが、大河ドラマの厳かな雰囲気が台無しになっていたので選びました。歴史ものが好きな人にはなかなか刺さらないと思う。

4位:龍馬伝

龍馬伝
4位は龍馬伝

龍馬伝が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・坂本龍馬という多くの人が好むテーマだったからこそ、主演・脇役ともにとても見栄えの良い方々ばかりで、今一つ親近感を持つことができなかった。主演・脇役に限らず、映像面についても、忠実に再現しようとしすぎた結果、視聴者側からはやや見づらい内容になってしまったように感じる。

・和服を着ても現代的な雰囲気になりがちな福山さんを主役にした時点で、歴史的な要素を捨てて、視聴者受けを狙ったエンタメに振り切った印象を持ちました。

・主役が福山雅治さんで、両親役は、児玉清さんと草刈民代さんで、妻役は真木よう子さんで、見ていて美しいなと感じました。若手として、佐藤健さんや大泉洋さん、蒼井優さんなども出演して花を添えていました。

・若者にも人気の俳優と実力は俳優でキャスティングされており、若年層からお年寄りまで取り込もうとする意図が見え見えのちょっとがっかりなキャスティングでした。

・人気絶頂の福山雅治!これだけで視聴率を引っ張る気満々だったと思う。少し退廃的で斜に構えて、でも甘い歌声とストレートな歌詞が女性男性問わず人気があった理由だと思うのだが、普通の二枚目に落ち着くと同時に大河主役で、その後結婚で人気に陰りが出てしまったと思う。案外好きだった俳優さんなので残念だった記憶がある。

・福山雅治さん演じる龍馬はあれはあれで面白く見ましたが、坂本龍馬は最後に必ず暗殺されるという結末は変えようがありません。坂本龍馬は人気人物でこれまで多くの作品が作られてきたため、いかに主演や脇役を豪華にしても歴史ドラマとしての新鮮味はほぼありませんでした。

・最初の方はとても面白くて毎週しっかり見ていたのですが、途中からなかなかハマらなくなってしまいました。後半はあまり面白くなかった記憶があります。

3位:いだてん〜東京オリムピック噺〜

中村勘九郎(金栗四三)いだてん
3位はいだてん〜東京オリムピック噺〜

いだてん〜東京オリムピック噺〜が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・井上涼さんのことは好きだ、宮藤官九郎も好き。題材もイラスト、脚本家にピッタリ。しかし大河ドラマ枠で、NHKが作るとなるとそれぞれの良さがぶつかり合っていた気がする。大河ドラマ、NHKの枠を超えたところだとより面白さを感じたと思う。

・オリンピックの開催にちなんでのこの番組だったんだろうと思うが、興味を持てない内容。たけしさんを出してちょっとひきつけようとしたように見えたが、彼の使い方がかえって内容を分かりづらくしていた。

・東京オリンピック開催に尽力した人たちを描き、中村勘九郎さん、阿部サダヲさんはぴったりの配役だったと思います。役所広司さん、竹野内豊さん、寺島しのぶさんなどの演技派の俳優も良かったですが、歴史的にあまり知られていない人たちの活躍が身近に感じられず空回りしていたように思います。

・ビートたけしをはじめ、神木さんや森山さんなど新旧の豪華俳優陣でしたが、会話のテンポも悪く、ストーリーもメリハリが無く、もともと地味なテーマが更に拍車がかかり、つまらなかったです。

・ビートたけしさんによるナレーションが語尾不明瞭のために、内容があまり頭に入ってきませんでした。このために、キャストが豪華だったにも関わらず、印象は薄いものになっています。

・マラソンと落語がテーマの中心をなしていて、あまりに斬新すぎるゆえにも一つついていけなかった印象。時間軸があれこれと展開するのでストーリーが複雑だった。

・題材としても地味で脚本も盛り上がりに欠けていて、無理やり感動させようとするシーンもあり、主演の方も歌舞伎系のわざとらしい演技で、今まで見た大河ドラマの中で1、2を争うつまらなさでした。

・明治と昭和を行ったり来たりする脚本が複雑で話に感情移入することが難しかった。オリンピックを題材にするなら、もっとシンプルにした方が多くの人が分かりやすいと思う。

2位:光る君へ

吉高由里子(紫式部)光る君へ
2位は光る君へ

光る君へが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・人気俳優を揃えてみました、と言わんばかりのキャストだったので大河人気も下がっているのでやむを得ないかとも思うのだが、やや狙い過ぎだと感じた。

・女性の視聴者を増やそうという狙いからか、日曜夜のゴールデンタイムの時間帯であったにもかかわらず、紫式部と藤原道長のキスシーンが結構あったことは、明らかに視聴率稼ぎのように思われました。あくまでも、結果論ですが、宮廷内で中宮定子が清少納言と、中宮彰子が紫式部と歌を詠む場面や、作られた歌について議論をする場面をもっと増やしてもらいたかったとも思いました。

・スカスカとまでは言わないが、恋愛に重点を置きすぎていたような気がして、大河ドラマとしてはいかがなものかと感じた。紫式部の人生、光源氏の物語、その時代背景となった歴史、それらがバラバラだったような印象。

・時代物のドラマなのに出演者の雰囲気から現代味を感じるような仕立てだと感じました。役者のセリフ一つでドラマが変わるので、時代に合わせたセリフ回しなどをしてほしかったです

・恋愛要素が強く、紫式部の内面や時代背景の描写が史実とのずれが気になった。
個人的には、冒涜しているようにしか思えず異世界の紫式部のドラマとして観るしかなかった。

・この時代のドラマがむつかしいのがよくわかりました。主人公の生き方を描くにしても、時代背景が現代と違いすぎていて共感しづらい場面がたくさんありました。

・まさかの紫式部と藤原道長が恋仲って、かなり話がぶっとんでいて驚かされました。まあ同じような時代に生きていてあったかもしれませんが、最後の唐突な終わり方には疑問が

・平安時代なんて昔だからほとんど何もわかっていない。だからこその創作部分が多くて少女漫画でしょうかといった内容で、男性ファンは一気に減ったのではと思います

・関ヶ原の戦いなど大きな山場がある戦国物と違い、そんなに動きがなさそうな平安時代のストーリーでしたが、人間関係を中心に丁寧に描ききったと思います。イメージと違う安倍晴明や、ロバート秋山さんの藤原実資などキャラ造形も良かったと思います。

・全体的に女性向けを狙い過ぎている感じがあり、少女漫画かと思った。登場人物の話し方も、あまりにも現代的すぎて違和感がすごかった。全体的に歴史ドラマでありながら「ドラマ」に力を入れすぎるあまり「歴史」という部分が雑な印象があった。

1位:どうする家康


1位はどうする家康

どうする家康が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

・主演や主要キャストがジャニーズや若手人気俳優で固められ、キャスティングの話題性が先行していた印象があります。演出や脚本も、若年層向けに寄せすぎたせいか歴史ドラマとしての重みが感じられず、登場人物の言動も軽く視聴者受けを狙ったセリフ回しが多く、作品としての一貫性に欠けていたと感じました。

・旧ジャニーズのタレントを使えばいいといったような風潮のある時代だったので、主演をはじめわき役にも実力のないタレントがゴリ押しで使われていたから。

・俳優業も成功を醒めているとはいえ、アイドルが主役で周りを固める役者も流行りのアイドルや若い役者ばかりだった。このおかげで若い世代の視聴率は増えて聖地巡礼などよく騒がれていたが、良くも悪くも商業ドラマ感が強かった。

・松本潤さんは嫌いではないものの、演技力や演技の経験からいって、大河ドラマの主演をするにはあまりふさわしくなかったと思う。嵐を出しておけば視聴率が取れると思ってのことのような気がした。

・主役を張れるほど演技力の無いMJは旧ジャニファンの取り込みとしか思えない。脇も軽い演技の方が多くて近年稀にみる失敗作ではないのでしょうか?同じ旧ジャニでも、織田信長役の岡田准一さんの方が演技力があるので良かったと思います。

・それなりに楽しめましたが、台本的に歴史観は薄かったと思います。も少し配役や歴史観が現実的ならば、楽しめたとは思いますが、観る機会が減ってしまい残念です。

・主演・脇役ともに話題が先行していると感じた。またジャニーズの俳優かと残念な気持ちになったのと、家康のイメージとはかけ離れていて放送中も違和感があった。

・主演の松本潤が徳川家康のイメージにそぐわない。戦国時代を制した徳川家康という武将に対して、とても軽い印象を受けた。脇役陣も含めてもっと重厚感があった方がよかった。

・主役の松本さんがそもそも演技がそれほど上手くなく、女性人気を取るために起用されていて、ヒロインの有村さんもベタ過ぎて、民放のベタなドラマのような視聴者に媚びたキャスティングだと思います。

・アイドルが主役ということで、史実とはかけ離れたストーリー展開となってしまっていたからです。まるで、学園コメディーのような内容で、大河ドラマとしては全くふさわしくない内容でした。

テキスト原文——————
皆さんからリクエストを寄せられたアンケートについて、10代から60代までの10,000人に調査した結果をまとめました。

今回実施したリクエストアンケートは「キャスティングの割に中身がスカスカだった・視聴者狙いのキャスティング作品だったと感じる大河ドラマはどれですか?」という内容です。

では早速見ていきましょう。

20位は功名が辻、みんなの意見はこちら
・戦国大河にしては地味すぎる展開だと感じました。戦国時代を舞台にしていながら、戦の場面が少なく、合戦描写も控えめでした。もっと戦国のダイナミックさを見たかったし、イマイチ盛り上がりに欠けました。山内一豊が戦国時代の脇役的な人物なので、そもそもドラマとしてのインパクトも薄く感じました。このドラマは「夫婦の絆」が主軸となっており、妻・千代との愛情関係が丁寧に描かれましたが、少し説教くさくて度が過ぎているように思いました。
・夫婦仲に焦点が当てられていたので仕方ないかもですが、個人的なエピソードに特化していて、もっと大きな時代背景を感じられたら良かったと思いました。
19位は春の波涛、みんなの意見はこちら
・中途半端な脚本だったと思います。脚本の中途半端さと相まってドラマ自体が面白くありませんでした。
・なんだか様子がよくわからないものを描くのだから、もっと視聴者に分かりやすい解説を入れなければならない思う。オッペケペーって何?と最後までわからなかった。
18位は信長、みんなの意見はこちら
・信長役が当時若手の緒方直人さん、明智光秀がマイケル富岡さん、徳川家康が郷ひろみさん、さらに菊池桃子さんや中山美穂さんなど、前作太平記が重厚な雰囲気だったことに比べると、顔ぶれが美男美女ばかりで視聴率を狙いに行った感じが強い作品でした。
・この大河ドラマでは、「織田信長の国際性」にスポットを当ててストーリーが展開していったように思います。そのため、番組のナレーションも、ルイス・フロイス役の外国人俳優が務めていました。しかも、天下統一を目指す信長の国内情勢と並行して、ルイス・フロイスからの視点やキリスト教的視点、南蛮貿易からの視点も随時番組内のストーリーに挿入されていたため、当時の若手・中堅俳優たちのいい意味での特徴が生かし切れていなかったような気がします。この大河ドラマでは信長が「尾張方言」を使用していたことも、ややネガティブに作用してしまったと思います。
17位は真田丸、みんなの意見はこちら
・ちょっと時代考証含め無茶苦茶過ぎるし、信ぴょう性のないうわさ話レベルの逸話を取ったり、上下関係からあり得ないことをやり過ぎてもいて、寓話になっている印象が強い。
・大河ドラマらしさを感じられず、民法のテレビドラマを見ているような感覚になった。主人公やヒロインの発言が現代的だったので時代劇好きには刺さらなかった。
16位は八重の桜、みんなの意見はこちら
・綾瀬はるか主演ということでしたが、誰が主人公なのかわからないような構成でした。八重の視点で描くというよりは幕末の会津を紹介するような感じだったのも、面白くない理由かもしれません。

・祖父母と一緒に住んでいるので一緒に見ていたが歴史が苦手な私にはなかなか理解出来ずにストーリーが進んでいってしまった。昔の人の愛情表現と今の人の愛情表現も違いあまり楽しめなかった。
15位は武蔵、みんなの意見はこちら
・やはり史実と違うところが多いというのが納得できないというか、見ていてもストーリーに入っていけない感じがしました。重要な出来事など、あっさりと描きすぎるのも、つまらなかった理由だと思います。
・時代は同じながら、武蔵とは何の絡みもない豊臣家のことを語るシーンが余計だと思いました。その頃歴史の中央ではそういった時代だったといいたかったのだと思いますが、この物語ではそれは無粋に思えてしまいました。

14位は花燃ゆ、みんなの意見はこちら
・井上真央さんは好きな女優さんだし、共演もベテラン俳優さんもおられ豪華だったのに、主人公が歴史的に知名度の低い人だったせいか、中身の薄いものになってしまったと思う。
・シーンの移り変わりも、登場人物たちの会話も、全てにおいて落ち着きがないという印象でした。それぞれの人達が成し遂げた事は凄いはずのに、どれも薄っぺらくなってしまった。
・4人の脚本家が書いていたため、脚本家次第で完成度に差があったように感じるから。セリフや言い回しに大河ドラマのよさが生きてなかったので残念に思えた。
13位は利家とまつ、みんなの意見はこちら
・若い視聴者向けのキャスティングを狙ったのではと思うような、トレンディードラマ系の俳優揃いだった気がする。今見ればさほどでもないが、放送当時はまだ珍しかったため「これが大河のキャスティング?」と驚いたのを覚えている。反町隆史・松嶋菜々子夫妻共演はあざとい狙いとしか思えなかった。
・キャストの多くがトレンディドラマの印象が強い人たちで、最初はとても違和感があったが、信長役の反町隆史が回を追うごとに信長の迫力や凄みが増してゆく感じがすごく良かった。
・キャスティングは豪華でしたが大河での実力は微妙。夫婦のきずなを伝えたかったのか生き様を示したかったのかはっきりしないストーリー展開で少しもやもやしながら見ていました。
12位は西郷どん、みんなの意見はこちら
・西郷隆盛の物語としては非常に駆け足で、流刑になった先での話など、もっと深掘りしてほしいところがかなり薄くなってしまっていたように感じる。全体としては面白かったものの、内容そのものは表面を触るだけのような薄っぺらさを感じた。
・鈴木亮平さんをはじめ豪華なキャスト陣でしたが、序盤から現代的な感覚で描かれるシーンが多く、歴史人物の内面や葛藤が表層的でした。また、政治的背景や維新の複雑な力関係の描写が簡略化されすぎており、人物関係に深みが出なかったのが残念でした。キャストの魅力がストーリーに活かされていない印象でした。
・配役が残念で、期待しただけにつまらなかった。また、歴史観も期待していた内容と違う感じがして残念と思えます。西郷さんは生き様や考え方が好きな歴史上の人物なので感じていた人物像違っていたのもあります。
・多くの人が抱いていた西郷隆盛のイメージと違った姿を表した脚本だと思いますが、そこが問題だと思います。特に西南戦争は、自決のシーンなどきっちり最後まで作ってほしかったと思います。
11位はべらぼう、みんなの意見はこちら
・番組開始以前は、喜多川歌麿などを中心とした江戸時代中期の美術や絵画・浮世絵を中心とした教養系の大河ドラマになると期待していたのですが、特に2025年1月~3月期は江戸・吉原の描写が中心になってしまい、遊女の姿を頻繁に登場させることで、視聴率稼ぎの展開になってしまっていたのは非常に残念に思います。
・主演や脇役に実力派・人気俳優を多数そろえながら、展開が断片的でテーマがはっきりしない場面も多く、印象に残るストーリー性があまり感じられませんでした。演出の雰囲気やキャラ設定は凝っていましたが、それに比して肝心の歴史的な描写や人物の葛藤が浅く、豪華な顔ぶれがもったいないという印象を受けました。
・まだ途中だが現時点では中身が軽すぎと感じる。蔦重の軽やかな生きざまを描いていると思えば軽いのも当然かもしれないのだが、大河ドラマだと考えるとなんだか薄っぺらい気がしてしまう。
・1話からSNSで炎上していたように過激なシーンが多く、現在も放送中ではあるが心配になって来ている自分がいる。時代考証を徹底すればよくなるだろう。
・『べらぼう』ですが、全体的にコメディ感があり、『いだてん』同様に好きではありません。大河ドラマとして江戸時代の町人を主人公にした点はチャレンジ精神として評価します。しかし、町人のスピード感がコントを見せられているように感じました。
10位は鎌倉殿の13人、みんなの意見はこちら
・豪華な配役で、それなりと思える物語で、魅入る感じはしませんでした。もう少し歴史観があれば楽しめたとは思いますが残念でつまらない感じで、見る機会が減りました。
・三谷幸喜脚本だったこともあり、テンポがよく面白さがあった。しかし、大河ドラマに求めていた重々しさが薄れている気がした。現代劇を見ているようだった。
・13人を描くために、インパクトが必要なので豪華になるのは仕方ないと思いますが、メジャーなテーマの割には、複雑過ぎて年寄りにはキツイ内容だった。13はさすがの三谷幸喜さんでも辛かったかなと感じたというよりは、視聴者の方が13について行けてないと思う。
・脚本家のお陰かメンバーは揃ったんだけど、歴史を描く上で、人物の背景をしっかりしなきゃダメなのに人数多過ぎてグダグダになった。基本幕末ものとかやると同じ現象が起きるんだが、これも同じような感じで次々登場するんだけど、感情移入するほど描き切れないままって感じで去っていく。
・後半はそれほどでもなかったが前半の笑わせに行くようなシーンが、なんとも中途半端でどっちつかずな感じでどう見ていいのかわからなかった。三谷幸喜の脚本のような狙いだったのかもしれないが、そこまでうまくハマってなかった。
9位は平清盛、みんなの意見はこちら
・松山ケンイチさん、玉木宏さん、岡田将生さんなど、人気も実力もある若手俳優が多く脇役も中井貴一さんなど豪華でしたが、源義経や弁慶以外のエピソードがあまり知られていない時代のために、中々内容が頭に入ってこずに終わってしまいました。
・松山ケンイチやその他平氏、源氏を演じた俳優たちの演技自体は素晴らしかったが、全体的な暗く重たいイメージのせいで何回も見たいとは思えなかった。
・起承転結が分かりづらく、今現在どのような事件が起こっているかが視聴者には分かりづらい回があった。語りと脚本の連携がうまく取れていなかったように感じる。
・全体的な画の表現や演出によるところも大きいが、最初から最後までずっと暗く重い話が続いていた。ただでさえ重厚感のある大河ドラマなのでもう少しトーンを軽くしても良かったかもしれない。
・斬新な演出は目を引くものの、史実の解釈が大胆すぎて物語に深みがなく、登場人物の感情の動きも表面的に感じられた。
史実の解釈や人間関係の描写が表面的だったので深掘りをして欲しかった。

8位は麒麟がくる、みんなの意見はこちら
・コロナ過ということで、野外ロケが出来ないという事情があったのかもしれませんが、豪華キャストが活躍する場面はあまりなかったように感じました。駒という架空の人物だけが、悪目立ちしてしまったという印象です。

・配役はとてもよかったように感じたが、1話ごとの内容が駆け足で、もっと深掘りできたのではないかなと思う。特に物語の終盤部分はだいぶ駆け足になっている印象で、明智光秀の心情などをもっと丁寧に描けたように感じた。
・肝心のラストがどうなるのか楽しみにしていましたが、見方によってどうとでもとれるようなそれだったのは脚本的にどうなのかと思いました。そこまでの流れは悪くなかっただけに残念でした。

・ストーリーの長さの配分と言うか重みの配分に関して納得できない箇所が多かった。その事件はもう少し掘り下げてほしいと思ったり、そこはわざわざ詳しくやらなくても、と感じた点が多く、最後が尻切れトンボのようだったのも不完全燃焼だった。
・全体的な脚本は申し分のないストーリーでした。ただ最終回に明智光秀が亡くなったと思ったのですが、最後の最後のシーンでは・・明智光秀が生き延びて走り去っていくようなシーンが流れました。世の中には、光秀は生き延びて徳川家康に仕えた天海僧正になったとの説もあり、微妙な大河の終わり方だったと思います。最終回で、何かモヤモヤしたものが残ったのはこの作品だけです。

7位はおんな城主 直虎、みんなの意見はこちら
・女性の視聴者向けに、実際には存在したかわからない人物を主役に据えたドラマだったからです。大河ドラマというのであれば、ある程度は史実を反映した内容でなくてはならないと思います。

・資料が乏しい分どうしても創作が増えるのは仕方ないと思いますが、男性のように振る舞う女性が主人公という設定は前例がなく話題性が大きかったです。高橋一生さん演じる小野政次とのやり取りも感動はしましたが、大河ドラマ的かと言われると少し話題作りに走った気もします。
・みていた記憶はあるのに、印象にのこっていない。出演していた役者は凄かったのは覚えている。この作品に限ったことではないが、最近の大河には西洋風の顔立ちをした役者のせいだろうか。

・朝ドラや民放のドラマは面白いので今作も期待して見ていたが、時代背景とあっていないような発言や時代考証が多く、ムるにこらえられなかったシーンがあった。

・女性で城主という物珍しい人物の紹介で終始したように思う。時代背景が分かりにくい頃で、中央ではなく地方の話なので知名度も低く、ストーリー的にも難しい題材を扱ってしまったという感じ。
・おとわを支える男性陣のおかげで乙女ゲームのような、視聴者の妄想を掻き立てる内容ではあったが、そのせいでかえって安っぽくなってしまったように思える。
6位は江、みんなの意見はこちら
・主演の女優が話題性のある人選で、脇を固める俳優陣も豪華でしたが、時代背景の重さに対してセリフや演出があまりに現代的すぎて、ドラマとしての説得力が薄く感じました。歴史の流れも主人公の視点に都合よく描かれすぎており、深みや緊張感が欠けていたように思います。キャラ重視で内容が伴っていない印象が強く残りました。
・時代考証の無茶苦茶さや演じるキャストの年齢の余りのムリさに、ばからしくなって途中で見るのをやめたが、大河ドラマの質が低下したなと感じるドラマだった。
・戦国時代を生き抜いた女性にスポットを当て、豊川悦司さんが演じる織田信長の妹の三人の娘を、上野樹里さん、宮沢りえさん、水川あさみさんが演じたのは良かったですが、歴史的に有名な武将が多く登場し、女性にもスポットを当てたので、盛りだくさんの内容だったと思います。
・ご都合主義で解釈がひどすぎて史実まで捻じ曲げている感じがして不快だった。大坂の陣で秀忠が家臣の振りをして大阪城の秀頼に会うシーンはひどすぎて逆に笑ってしまった。
・展開を盛り上げるための演出だったとは思うのだが、あまりにも史実ではあり得ない展開が多くて、白けてしまうことが多かった。大河ドラマにはリアリティや時代考証への信頼感を期待しているのだが、それらがあまり感じられなかった。
・すごーく薄ーく江の生涯を伸ばして描いていたという印象があってあまり好きになれない。もう少し心情をドロッとした戦国時代の女性の価値観を見せてほしかった。
・本当の歴史は、お市の方の娘である三姉妹が、清州会議に出席するなど、こんなにも表舞台に登場することはないと思います。こじつけが過ぎて、脚本が微妙だったと思います。
5位は新選組、みんなの意見はこちら
・主役が香取慎吾さんで、新選組のメンバーが、山本耕史さん、藤原竜也さん、堺雅人さんなど、当時の期待の若手俳優が出演し、佐藤浩市さん、石坂浩二さんなどの主役級のベテランもわきを固めています。男性俳優をこれほど贅沢に配置したドラマはないと思います。
・揃えた俳優陣は人気どころばかりってところもだが、時代劇の所作もさることながら現代風な解釈もそうだし、何か時代を描いたというよりは、脚本家が思う新撰組を好きなように発散するかのように描いた印象。脚本家が、ウケることを重視するタイプなので仕方ないのかも知れない。
・旧ジャニーズの実力のないタレントや、2世タレントなど話題性だけで出てきているようなタレントばかりが出演していて、ごちゃごちゃしているばかりでつまらなかった。

・私が見た中でキャストの豪華さで言えば、これが一番!三谷幸喜さんの初大河。期待してみましたが、印象は今までの大河と比べ「軽い」だったです。新選組程有名だと史実を変えることは難しいので無難な感じ。そのため全体の印象がスカスカ感が残ってしまったと思う。ただ否定ではなく、時代に合った大河ドラマの基礎になった作品と感じます。
・香取慎吾さんや山本耕史さん、堺雅人さんとそうそうたるメンバーでしたが、ドラマ全体がふわふわしていて、セリフ周りもしっくりこず、段々と見ているのが辛くなってきました。
・近藤勇を中心に描くのは分かるのですが、
新撰組を最後まで貫きとおしたのは土方歳三であり、
近藤はどちらかといえば、主義主張よりも、
田舎のアンちゃんが面白おかしくやったけれど、
結局、遊びの延長では時勢を読むことはできなかった。
そんな滑稽さ、憐れさがあまり脚本からは感じられなかった。

・全体的にユーモアがあって楽しい作品ではあったが、大河ドラマの厳かな雰囲気が台無しになっていたので選びました。歴史ものが好きな人にはなかなか刺さらないと思う。
4位は龍馬伝、みんなの意見はこちら
・坂本龍馬という多くの人が好むテーマだったからこそ、主演・脇役ともにとても見栄えの良い方々ばかりで、今一つ親近感を持つことができなかった。主演・脇役に限らず、映像面についても、忠実に再現しようとしすぎた結果、視聴者側からはやや見づらい内容になってしまったように感じる。
・和服を着ても現代的な雰囲気になりがちな福山さんを主役にした時点で、歴史的な要素を捨てて、視聴者受けを狙ったエンタメに振り切った印象を持ちました。
・主役が福山雅治さんで、両親役は、児玉清さんと草刈民代さんで、妻役は真木よう子さんで、見ていて美しいなと感じました。若手として、佐藤健さんや大泉洋さん、蒼井優さんなども出演して花を添えていました。
・若者にも人気の俳優と実力は俳優でキャスティングされており、若年層からお年寄りまで取り込もうとする意図が見え見えのちょっとがっかりなキャスティングでした。
・人気絶頂の福山雅治!これだけで視聴率を引っ張る気満々だったと思う。少し退廃的で斜に構えて、でも甘い歌声とストレートな歌詞が女性男性問わず人気があった理由だと思うのだが、普通の二枚目に落ち着くと同時に大河主役で、その後結婚で人気に陰りが出てしまったと思う。案外好きだった俳優さんなので残念だった記憶がある。
・福山雅治さん演じる龍馬はあれはあれで面白く見ましたが、坂本龍馬は最後に必ず暗殺されるという結末は変えようがありません。坂本龍馬は人気人物でこれまで多くの作品が作られてきたため、いかに主演や脇役を豪華にしても歴史ドラマとしての新鮮味はほぼありませんでした。
・最初の方はとても面白くて毎週しっかり見ていたのですが、途中からなかなかハマらなくなってしまいました。後半はあまり面白くなかった記憶があります。
3位はいだてん〜東京オリムピック噺〜、みんなの意見はこちら
・井上涼さんのことは好きだ、宮藤官九郎も好き。題材もイラスト、脚本家にピッタリ。しかし大河ドラマ枠で、NHKが作るとなるとそれぞれの良さがぶつかり合っていた気がする。大河ドラマ、NHKの枠を超えたところだとより面白さを感じたと思う。
・オリンピックの開催にちなんでのこの番組だったんだろうと思うが、興味を持てない内容。たけしさんを出してちょっとひきつけようとしたように見えたが、彼の使い方がかえって内容を分かりづらくしていた。
・東京オリンピック開催に尽力した人たちを描き、中村勘九郎さん、阿部サダヲさんはぴったりの配役だったと思います。役所広司さん、竹野内豊さん、寺島しのぶさんなどの演技派の俳優も良かったですが、歴史的にあまり知られていない人たちの活躍が身近に感じられず空回りしていたように思います。
・ビートたけしをはじめ、神木さんや森山さんなど新旧の豪華俳優陣でしたが、会話のテンポも悪く、ストーリーもメリハリが無く、もともと地味なテーマが更に拍車がかかり、つまらなかったです。
・ビートたけしさんによるナレーションが語尾不明瞭のために、内容があまり頭に入ってきませんでした。このために、キャストが豪華だったにも関わらず、印象は薄いものになっています。

・マラソンと落語がテーマの中心をなしていて、あまりに斬新すぎるゆえにも一つついていけなかった印象。時間軸があれこれと展開するのでストーリーが複雑だった。
・題材としても地味で脚本も盛り上がりに欠けていて、無理やり感動させようとするシーンもあり、主演の方も歌舞伎系のわざとらしい演技で、今まで見た大河ドラマの中で1、2を争うつまらなさでした。
・明治と昭和を行ったり来たりする脚本が複雑で話に感情移入することが難しかった。オリンピックを題材にするなら、もっとシンプルにした方が多くの人が分かりやすいと思う。
2位は光る君へ、みんなの意見はこちら
・人気俳優を揃えてみました、と言わんばかりのキャストだったので大河人気も下がっているのでやむを得ないかとも思うのだが、やや狙い過ぎだと感じた。
・女性の視聴者を増やそうという狙いからか、日曜夜のゴールデンタイムの時間帯であったにもかかわらず、紫式部と藤原道長のキスシーンが結構あったことは、明らかに視聴率稼ぎのように思われました。あくまでも、結果論ですが、宮廷内で中宮定子が清少納言と、中宮彰子が紫式部と歌を詠む場面や、作られた歌について議論をする場面をもっと増やしてもらいたかったとも思いました。
・スカスカとまでは言わないが、恋愛に重点を置きすぎていたような気がして、大河ドラマとしてはいかがなものかと感じた。紫式部の人生、光源氏の物語、その時代背景となった歴史、それらがバラバラだったような印象。
・時代物のドラマなのに出演者の雰囲気から現代味を感じるような仕立てだと感じました。役者のセリフ一つでドラマが変わるので、時代に合わせたセリフ回しなどをしてほしかったです
・恋愛要素が強く、紫式部の内面や時代背景の描写が史実とのずれが気になった。
個人的には、冒涜しているようにしか思えず異世界の紫式部のドラマとして観るしかなかった。

・この時代のドラマがむつかしいのがよくわかりました。主人公の生き方を描くにしても、時代背景が現代と違いすぎていて共感しづらい場面がたくさんありました。
・まさかの紫式部と藤原道長が恋仲って、かなり話がぶっとんでいて驚かされました。まあ同じような時代に生きていてあったかもしれませんが、最後の唐突な終わり方には疑問が
・平安時代なんて昔だからほとんど何もわかっていない。だからこその創作部分が多くて少女漫画でしょうかといった内容で、男性ファンは一気に減ったのではと思います
・関ヶ原の戦いなど大きな山場がある戦国物と違い、そんなに動きがなさそうな平安時代のストーリーでしたが、人間関係を中心に丁寧に描ききったと思います。イメージと違う安倍晴明や、ロバート秋山さんの藤原実資などキャラ造形も良かったと思います。
・全体的に女性向けを狙い過ぎている感じがあり、少女漫画かと思った。登場人物の話し方も、あまりにも現代的すぎて違和感がすごかった。全体的に歴史ドラマでありながら「ドラマ」に力を入れすぎるあまり「歴史」という部分が雑な印象があった。
1位はどうする家康、みんなの意見はこちら
・主演や主要キャストがジャニーズや若手人気俳優で固められ、キャスティングの話題性が先行していた印象があります。演出や脚本も、若年層向けに寄せすぎたせいか歴史ドラマとしての重みが感じられず、登場人物の言動も軽く視聴者受けを狙ったセリフ回しが多く、作品としての一貫性に欠けていたと感じました。
・旧ジャニーズのタレントを使えばいいといったような風潮のある時代だったので、主演をはじめわき役にも実力のないタレントがゴリ押しで使われていたから。
・俳優業も成功を醒めているとはいえ、アイドルが主役で周りを固める役者も流行りのアイドルや若い役者ばかりだった。このおかげで若い世代の視聴率は増えて聖地巡礼などよく騒がれていたが、良くも悪くも商業ドラマ感が強かった。
・松本潤さんは嫌いではないものの、演技力や演技の経験からいって、大河ドラマの主演をするにはあまりふさわしくなかったと思う。嵐を出しておけば視聴率が取れると思ってのことのような気がした。
・主役を張れるほど演技力の無いMJは旧ジャニファンの取り込みとしか思えない。脇も軽い演技の方が多くて近年稀にみる失敗作ではないのでしょうか?同じ旧ジャニでも、織田信長役の岡田准一さんの方が演技力があるので良かったと思います。
・それなりに楽しめましたが、台本的に歴史観は薄かったと思います。も少し配役や歴史観が現実的ならば、楽しめたとは思いますが、観る機会が減ってしまい残念です。
・主演・脇役ともに話題が先行していると感じた。またジャニーズの俳優かと残念な気持ちになったのと、家康のイメージとはかけ離れていて放送中も違和感があった。
・主演の松本潤が徳川家康のイメージにそぐわない。戦国時代を制した徳川家康という武将に対して、とても軽い印象を受けた。脇役陣も含めてもっと重厚感があった方がよかった。
・主役の松本さんがそもそも演技がそれほど上手くなく、女性人気を取るために起用されていて、ヒロインの有村さんもベタ過ぎて、民放のベタなドラマのような視聴者に媚びたキャスティングだと思います。
・アイドルが主役ということで、史実とはかけ離れたストーリー展開となってしまっていたからです。まるで、学園コメディーのような内容で、大河ドラマとしては全くふさわしくない内容でした。

・同じく配役も悪くはありませんでしたが、自分が思い描いていた歴史観に合わない気がしました。期待していただけに残念で勿体無い物語です。あとは、みる機会が減りました。
・大河ドラマはフィクションなので作者の解釈が色々あるということには全く抵抗はないのだが、どうする家康は史実まで歪曲してしまっていて荒唐無稽でやりすぎな印象を感じた。あと馬にのっているシーンなど誰が見てもバレるようなCGを使いすぎていて、とても萎えた。
・主演の松本潤さんの他にも、主役クラスの岡田准一さんを使ったりベテラン俳優や歌舞伎役者さんも使いながら、これまで大河で何度も取り上げられてきた家康像をちょっと別の描き方をしたせいもあり、つまらない薄いものになったと思う。

9位:平清盛

9位は平清盛
平清盛が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

8位:麒麟がくる

8位は麒麟がくる
麒麟がくるが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

7位:おんな城主 直虎

7位はおんな城主 直虎
おんな城主 直虎が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

6位:江

6位は江
江が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

5位:新選組

5位は新選組
新選組が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

4位:龍馬伝

4位は龍馬伝
龍馬伝が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

3位:いだてん〜東京オリムピック噺〜

3位はいだてん〜東京オリムピック噺〜
いだてん〜東京オリムピック噺〜が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

2位:光る君へ

2位は光る君へ
光る君へが豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

1位:どうする家康

1位はどうする家康
どうする家康が豪華キャスティングなのにつまらなかったと評判の理由(抜粋)

以上のような結果となりました。

幅広い年代から意見を集めた分、意外な意見も多く寄せられていたように思います。

次回の集計結果に反映しようと思いますので、皆さんのご意見もコメントでお待ちしています。賛否どちらの意見でも大歓迎です、是非コメント欄もご覧ください。こういうアンケートもしてほしいという希望があれば是非お寄せ下さい。チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。それではまたお会いしましょう。