・漫画が生まれた年代から考えれば当たり前な話なのですが、少しずつ現代の要素を入れているとは言え「ちょっと無理があるかな?」という設定が増えてきたと思います。(空き地などの設定)それだけドラえもんの生まれた未来に近づいているのかもと思います。
・これがドラえもんの世界観だと言われればどうしようもないですが、長寿アニメとして、最低限時代に合わない表現は抑えるべきだと思います。特にしずかちゃんのお風呂に入り込むシーンは、どんな理由であれやめるべきでは?
ドラえもんが嫌われる・不人気な理由:話に深みがない
・以前のドラえもんの時の内容と、新しくなってからの内容を比べると、ジャイアンがジャイアンしてなかったり、スネ夫がスネ夫じゃない…とか、子供の教育に対する考え方がちょっとおかしいと思ったこともあった。夜遊ぶのを親から注意されて、ドラえもんの道具で一部の範囲だけ電気をつけると昼と夜が逆転するのがあって、それ使って夜空き地で遊んで「昼間だからいいじゃない」って言ってた。は?みたいな。
・数年前にたまたま観た話で、主人公ののび太が調子に乗って何かをしでかす場面に耐えきれず、ついテレビを消したことがありました。ドラえもんは有名でいろんな映画もありそれは好きですが、テレビアニメの方はあまり観ようとは思わないです。
ドラえもんが嫌われる・不人気な理由:展開がワンパターン
・ドラえもんはアニメも映画もよく見ていますが、映画はさておき、アニメの展開は「何か起こる→ドラえもんの道具が登場→場がおさまる」という一連の流ればかりだと前から感じていたから。アニメは日常的な部分の話だと理解しているものの、もっとSFチックな話も見たいなと感じている。
・最近のものは拝見していませんのでなんともいえませんが、自分の世代の時もあまり見なかった記憶があります。とくに映画版とテレビ版のキャラクター性の違いが毎回気になるところです。もうジャイアンはいじめっ子ではないのでは??
・ワンパターンは分かりやすくてキャッチーではあるが、ドラえもんほど話数を繰り返すとつまらなくなってしまう。映画に関しても感動させるというワンパターンな形ができてしまう。しかし同じようなアニメであるクレヨンしんちゃんはつまらなく感じない。ふたつのアニメを比較するとドラえもんの映画にはユーモアが足りないと思う。
ドラえもんが嫌われる・不人気な理由:アニメの声優がよくない
・今の声になってだいぶ慣れてきたんですが、やはり大山のぶ代さんの思い出が強すぎて受け入れがたいです。STAND BY ME ドラえもんだと別物に感じるので今の声の方があっていると思いますがアニメは前のガラガラ声がいいです。
・仕方がないとはいえ、大山のぶ代世代で育ってしまったのでどうしても現代のドラえもんとくらべてしまいます。声が最も違和感があり、気になってしまうのですが、キャラの性格も軽くみえてしまい現代版のドラえもんは見ることができません。
・どうしても新声優陣は違和感を覚えてしまう。旧声優陣の声こそ本来のドラえもんと言うイメージが強い。また、声優が変わったと同時にしずかちゃん等一部キャラの性格まで変わってしまって余計に違和感がある。せめて性格は変えないで欲しかった。
・正直大人になってから、声優が変わってから、ドラえもんをちゃんと見ていないので単なる食わず嫌いだと思うのだが、のぶ代じゃないドラえもんを受け入れろと言われてもなかなか受け入れられないただそれだけの事です。それ以外の項目に関しては判断のしようがないのです。
・やはり、私が子どもの頃のドラえもんの声優さんたちと比較してしまいます。昔はドラえもんの声と言ったら大山のぶ代さんが当たり前の時代でしたが、今の子供たちは大山ドラえもんを知らないのが、とても残念でなりません。
ドラえもんが嫌われる・不人気な理由:いじめを誘発させる
・ドラえもんは過激な発言が多いように感じます。(特に原作漫画)ドラえもんがのび太のことをぼろくそに言う場面も多いですし、ドラえもんの自己中心的な発言も目立ちます。ドラえもんは無意識的な差別を誘発させるセリフがちらほらあると思います。
・ジャイアンのお前のものは俺のもの俺のものは俺のものというセリフはどうしても自己中な発言で人のものをとる行為はいじめとしか取れないうえにむしゃくしゃするとのび太を殴る描写がどうしてもいじめを誘発させるきっかけになりえないものと自分は考えるから
・こどもの頃には笑ってみていましたが、報復にしてはやり過ぎだと思います。これではどちらが悪いか分からなくなってしまいます。もちろん、先に意地悪をするジャイアン達に問題はあると思いますが、報復に対しての応報にも感じます。また、ドラえもんの道具でのび太君が自己解決をする力を奪っているような気がします。
・スネ夫君やジャイアン君が、のび太君に対して、暴力を振るったり、意地悪なことを言ってくるシーンが結構あるので、それを見ている子供たちが真似しないか心配です。そういった意味では、少し残念だと個人的に思います。
・昔からある国民的漫画、アニメなので、ストーリー上今は社会的に悪として注目されている「いじめ」はジャイアンとスネ夫が毎日のようにのび太に嫌がらせしています。ただ、映画ではジャイアンとスネ夫は「良いやつ」になっている事から、別にいじめっ子、良いやつじゃん、っていう認識にならないか心配になります。
・たまにのび太が悪いことをする回や、ズルをしたりする回が苦手で子供の頃からあまり見られませんでした。アニメのジャイアンはけっこう暴力的なので、今見ると昔の方の回はけっこうヒヤヒヤするなと思うシーンがたくさんあります。
ドラえもんが嫌われる・不人気な理由:目新しさがない・マンネリ
・のび太の「ドラえもーん」というお決まりのセリフでドラえもんがポッケから魔法の道具をとり出すという知らない人はいないくらいのお決まりのパターンで目新しさを感じられないし、道具も似たような物ばかりでマンネリ化している気がする。
・特に映画版はリメイクが多過ぎるので、新作かつストーリーが良いものを期待する。ドラえもん達が冒険したりするのが楽しいので、家の近所だけで完結する話が多過ぎると飽きてきて残念に感じる。今まで登場しなかったオリジナルキャラクターが最近出てきてないのも残念に感じる。
・子供のころから続くアニメ。おばQ と同じように主人公、友だちキャラ、活躍パターンがマンネリに尽きる。新しく見始めた子供たちにはいいかもしれないが、ある程度年数を観てきた大人にとってはもう飽きてしまう。劇場版、大人になったのび太など工夫は見られるが、いまさら、という感じ。
・仕方ないことではありますが、作者の藤子・f・不二雄先生が亡くなっているというのもあり、新しい話が出るわけでもないのでどうしてもアニメは昔の話の焼き直しになるし、オリジナルの話が出ても「なんか違う」という感じになってしまう。
・他の古くから続くアニメにも共通して言えることですが、子供に見せやすいアニメに対して近代的な要素をプラスしていくことは、親が子供に見せにくいアニメになっていくのではないか、と考えています。ですが、大人からしたら、見飽きた内容になってしまいます。
子供目線で言えば今のままでも良いのかもしれません。
・新しい道具も出ているんだとは思われるが、なかなかパッと思いつく最近の道具は無い。映画でも道具類は似たような物が登場することが多くワクワク感は少ない。ストーリーも少しずつ変化を加えるとより話の深みが増すと思う。