薬剤師やめたくてやめたくてしょうがない、と思ったら!心が折れて本当にダメになったら見る情報まとめ! | LIFE

薬剤師やめたくてやめたくてしょうがない、と思ったら!心が折れて本当にダメになったら見る情報まとめ!

薬剤師が辞めたいと思う時はどんな時なのか。

転職・退職を考える理由とはなんなのか。

今回は実際に薬剤師の方の意見をまとめてみました。

経験談としてご参考ください。

薬剤師の転職・退職理由:妊娠・出産

夫婦妊婦
・もともと週2のパートで勤めており、育休がとれる要件に満たなかったため、出産を機に退職し、子どもが保育園に預けられるようになってから転職(他の職場に就職)しました。3回出産していますが、3回とも出産を機に退職、働けるようになったら転職という形です。2人目出産時に勤めていた調剤薬局は働く環境に不満はなかったですが、病院での経験も積みたかったため、病院へ転職しました。

薬剤師の転職・退職理由:病院・薬局の環境が合わなかった

バイト辞め方
・1日の拘束時間が長く、定時が19:30それからさらに残業があり、遅いと20:30それなのに管理薬剤師は仕事をせず、社長に相談しても改善されず。環境に不満を持っているにもかかわらず、管理薬剤師にならないかと提案され、こちらの気持ちは理解されないと思いやめることを決意。有休も社長の気分によっては却下されることもあり。

薬剤師の転職・退職理由:給料面で折り合いつかなかった

バイト辞め方
・給料が安すぎる。日帰りで往復2時間以上かかる店舗に応援に頻繁にいっても何の手当もなし。手取り20万もない。昇給額も渋い。有給もとりにくい。要求される仕事のレベルは高い。長時間労働を強いられる。とにかくコスパが悪い。労働力を搾取する言い訳だけは一丁前。それらしいことを言って言いくるめてくる。クレームなどの対応は、店舗任せ。

・ドラッグストアであったので、薬剤師として調剤業務はもちろん行うが、健康食品の販売などもあり困っている人や相談されたときに適切なものを提案してあげるのはいいが、販売ノルマなどもあり本来の目的からずれているような感じであった。会社の方針であるため仕方がないが、調剤を行いつつ販売ノルマの達成もしながら日々の業務をおこなうには給料が見合わないと思ったから。

薬剤師の転職・退職理由:結婚

女性
・結婚の予定で転居。勤務薬局の店舗が転居先になくて、異動ができなかったため転職が必要になった。相手方の仕事の関係もあり、自分が転居することになった。明確な理由でもあり、店舗の人からはお祝いされて退職できたのはよかったと思う。今でも良好な関係で連絡を取り合うこともできている。肯定的な理由による転職だった。

・結婚をして、旦那さんの実家の敷地内にマイホームを建てたのですが、務めていた薬局から家までがかなり遠くなってしまって通勤も大変だなと思い、転職しました。薬剤師は資格が必要で、幅広い知識を持つ「薬」の専門家でもあるので、引っ越しをして新しい街で薬局のスタッフとして今働いています。私にとっては薬剤師はとてもやりがいがある仕事で、毎日楽しいです。

・結婚前は実家から通勤30分以内の調剤薬局に勤めていました。結婚後は、隣県にある主人の職場近くに新居を決めたため、通勤圏外になりました。転居後は新居から通勤圏内の調剤薬局に派遣勤務をしていました。派遣勤務を選んだ理由は主人が転勤族な事と、妊娠を希望していたためすぐに仕事を辞める事が出来るようにするためです。

薬剤師の転職・退職理由:病院・薬局の方針が合わなかった

女性
・首都圏のとある都市の中核私立病院に勤めていました。救急車をゼッタイに断らないことで有名で、地域の方には賞賛されていて入職当初はその理念に共感していましたが、実際には単価の高い自由診療の交通事故を積極的に受け入れたり、家族からのクレームのない身寄りのないお年寄りには過剰医療を施すような拝金主義に呆れて退職しました。

・仕事に対するモチベーションの差が大きかったです。薬剤部の方針としては、各々が興味分野を学び、認定取得に向けた取り組みを推進していましたが、転職された方は何となく働いて適度に遊ぶ…という方でした。周りとのギャップが激しく、付いていけないと感じたようで退職に至ったと聞いています。また、給与面でも不満も少し抱いていたようで、ドラッグストア へ転職されました。

・2年間の契約社員として勤務していたが、コロナが流行したために会社の経営方針が変わり、契約社員の延長は行わず、正社員への切り替えも行わないことになったためです。契約時には、2年後、特に問題がなければ正社員となる可能性もあったのですが、コロナのため難しくなりました。パート社員という選択もありましたが、経済的には難しかったため、退職となりました。

・利益主義で、医者の数もぎりぎりでした。不正はしていませんでしたが、看護師も若い給料の安い人材を多く採用していました。ある程度育つと、プレッシャーをかけて辞めさせる方向に仕向けていくというバワハラに似た人事を行っているところに不安を感じました。長く勤めるところではないと思いましたので退職を決意しました。大きなトラブルはなかったのですが、辞めるタイミングを逃せませんでした。

薬剤師の転職・退職はあり?


実際に薬剤師の方々は「薬剤師の転職・退職」について、どのような考え・意見を持っているのかも見てみましょう。

薬剤師の転職・退職についての意見:衝動的じゃなければ転職するのもいい

・結婚や出産に伴うライフスタイルの変化に伴い、働き方を変えることは自然な事だと思います。薬剤師免許を持っていれば、子供が小さい間は子育てに専念し、子供が大きくなった後に再就職する事も可能です。実際そのライフプランを立てています。

薬剤師の転職・退職についての意見:絶対転職しない方がいい

女性女性
・国家試験や色んな資格が必要な仕事ですが、薬局や病院で調剤に携わるだけでなく人の、学校での環境衛生管理や、医薬品の研究開発や製造に関与している薬剤師もいるので仕事内容としてはとても大変です。人の役に立つ仕事なので、薬もらいにくる患者さんと接すると色んな症状のお話が出来るし、一人一人の患者さんと向き合えるのですごくやりがいのある仕事だと思っています。

薬剤師の転職・退職についての意見:場合によっては転職も考えるべき

女性
・私が1番重視するのは、職場内の人間関係になります。働きやすい環境でなくなった場合、退職を検討する旨は薬剤部長にも伝えています。また、認定取得や論文執筆など現在の職場では困難と判断される場合も退職を考える因子になるかと思います。

・コロナ禍前は、求人数が圧倒的に多く、ほとんど面接をすれば採用していただけていましたが、最近は、薬局経営が厳しくなり、まず年齢50歳を過ぎているだけで面接も受けられない傾向にあり、給料も以前よりは全体的に下がってしまっているため、安易に転職するのは損をしてしまう可能性が高いです。しかし、自分の体調面や家庭の事情、人間関係などで現状にあわせて転職するのはよいと考えます。

・転職せずではなかなか大きな給料のアップは期待できないところもあるが、転職することで給料のアップを期待できる。業務の経験や相場などもわかってきているので勤務条件など希望をしっかり伝えることができるので転職も考えるべきべきである。

薬剤師の転職・退職についての意見:前向きな転職ならするのもいい

女性
・勤務することでわかることもあると思うので、転職により給料のアップや勤務時間の短縮などが可能になる。いろいろな店舗によって見えてくるものも変わるので自分の経験値にもなり、転職自体は程度によるがいいことだと思う。

・薬剤師の職場と一言で言っても様々で、調剤薬局も店舗によって大きく違います。頻繁な転職は望ましくないと思いますが、いくつかの職場を知ることは、薬剤師としての知識や経験を広げることになり、良いことだと思います。

・薬剤師は技術職でもあり専門職なので、自分の技術や知識を高めるために、環境を変えることは悪いことでも何でもないと思います。転職歴が多いと批判される傾向もありますが、何を求めている転職なのかはっきり自覚していればよいと思う

・年収が上がり、仕事の負担が減るような転職ならウェルカムかと思う。ただ、今は相場がどこも下がっていると聞く。転職エージェントの言うことを鵜呑みにせず、自分で調べる努力も必要だと思う。人間関係はどこにいってもある程度は仕方ない部分がある、

・きちんと転職したい理由と、ほかに転職してもやっていけるという自信があればどこに行っても専門職の仕事内容はほぼ同じなので前向きに転職していくべきだと思う。薬局は狭い空間なので、環境が合わないとやっていくのはつらい。

・経験をつむには転職すべきであると思います。いくつか職場を経験すると、社会的にも成長できる。また、薬もたくさん覚えられます。資格を取るには、必要なスキルを身につけるための勤務先もありますので積極的に転職するのもありだと思います。

転職時に気を付けるべきこととは

女性
薬剤師が転職する際には、どんなことに気を付ければいいのか。

実際に転職した薬剤師さん方の意見を参考にしてみましょう。

転職する時に重視したこと:やりがい

josei
・勘違いしてる薬剤師の輩が多いが、薬局や病院の仕事はシフト仕事なので、まずは必ずどんなときにもシフトに穴を開けないことが肝心である。どんな日にも必ず出勤するためには「やりがい」がなければ継続できないと考える。

転職する時に重視したこと:医師・同僚との相性

女性
・病院はまだよいかと思いますが、薬局などは狭い場所、かつ少ない人数で毎日顔を合わせないといけないので、癖のある人、相性の合わない人と一緒に正社員として働いていくのは厳しい面があります。パートであれば、時間になれば区切りもあり良いかと思います。また、医師も薬剤師を下に考えたり、難しい性格の人もいるので大変な面があります。

転職する時に重視したこと:仕事の続けやすさ

女性エージェント
・たとえ希望する収入を得られたり、やりたい仕事ができる職場だとしても、人間関係が一番のベースになります。その職場で自分が満足するのは難しいですが、やりがいと給与とメンタルのバランスが安定したところに就職するのがいいと思います。

転職する時に重視したこと:就労環境

女性
・忙しくてもお給料が高い、休みはもらえるけど給料は安い、など求めるものは人によって違うので一概には言えない。私はとにかく職場環境が一番のクジだとおもうのでこれを選択させていただきました。なかなかいい環境は出会えるものではないと思います

転職する時に重視したこと:病院・薬局の方針

バイト辞め方
・薬剤師は医薬品全般について幅広い知識をもつ薬の専門家なので、その仕事内容は働く施設によって異なり、多種多様でもあるので臨機応変に対応出来るかどうかだと思います。薬局薬剤師とかは、くすりの正しい服用方法、保管方法を伝え飲み合わせのチェックなどを行ったり、患者さんごとの体質、アレルギー、副作用、有効性などの履歴の確認、管理も行うので責任ある仕事だと思います。

転職する時に重視したこと:給料面の待遇

・とにかくお金がないと生活できない。土曜日も働かされ、国家資格で、給料が安いなどもってのほか。医療費削減の流れで給料アップはどこも厳しいとは思うが、それが根底にないと、やる気は出ない。お金を貰えば我慢できることもある。

・現在は病院で働いており、目標とした認定も取得することができました。やりがいはありますが、給与面で見ると調剤薬局ゆドラッグストア に年収で100万円以上当たると思っています。奨学金もあるため、高収入は魅力的です。

転職する時に重視したこと:勤務時間・休暇

・結局は体と精神的な健康が第一。適度に働き、十分な休息が必要だと考えている。仕事のクオリティを維持するためにも適切な勤務時間や、休暇は重要視すべきだと思っている。リフレッシュする時間はとても大事にしたい。

・子育て中の薬剤師としての立場から言えば、子どもの急病で急に休むことや、学校行事で休むこともあるので、それが受け入れられやすいというのがポイントだと思います。人数的に余裕があり、休みを取ることに寛容な雰囲気のところが働きやすいと感じます。

・仕事だけしているだけでは何も楽しくないので、ワークライフバランスということでそこのバランスをしっかりとするべきであると思うため。勤務時間が適切な時間であり、休暇も取りやすい環境であることは長く働く上でも重要であるから。

・子供が小さいうちはなるべく家で過ごす時間をとりたいので、勤務時間が一番重要だと感じています。また、主人と休日が合うのも職場選びで大切でした。実際、土曜に子供を主人に預けて仕事に出ましたが、主人から不満が出たため土曜の仕事はキャンセルしました。

転職してよかったこと

実際に転職して事態はよくなったのか。

転職した薬剤師さんの意見をみてみましょう。

転職してよかったこと:キャリアアップ制度

・当院は認定取得に必要な学会の参加費や旅費は年間2回までは病院で負担してくれます。また、オンラインで参加する学会に関しては、参加費は全て病院側で負担してくれます。同時に出張扱いになるため、公休が減ることもありません。また、認定薬剤師も多いため、先輩からの助言も多くいただけるためキャリアアップには向いていると思います。

転職してよかったこと:プライベートの両立

・子供が小さいため、発熱などで急に保育園から呼び出しがあった時にも対応して下さったのでありがたかったです。急なお休みに備えてのヘルプ体制があったので、迷惑をかけている申し訳なさは感じていましたが、なんとか勤務することができました。

転職してよかったこと:患者との関係性

・患者さんごとに飲む薬が異なったり、アレルギーを持ってる人もいるので、患者さんの体調管理を確認しながらお話したり難しいい薬のお話するのではなく、分かりやすく説明したりして患者さんとのコミュニケーションも大事にしていたのですごくやりがいがある仕事だと今でも思っています。

転職してよかったこと:勤務医時間・休暇

・最後に就労していた薬局はきちんと有休もとれるし、早上がりの日は18時に帰宅できました。
そのぶんお給料は減りましたが、プライベートの時間が増えとても満足していました。
仕事後の時間が増えるとかなり生活の質は上がるなと思います

転職してよかったこと:就労環境

・店舗は基本的に綺麗だった。設備投資もされており、働く環境としてはよかった。ただ、買取店舗などはそうはいかない。極端に狭い、汚いなど、働くには環境が整ってないこともある。システムも、全店で統一できてないところがあった。

転職してよかったこと:医師・同僚の人柄

・店舗内の人間関係がよかったので、勤務中の人間関係ストレスは感じずに仕事ができた。仕事で嫌なことがあっても、みんなで食事にいったり飲みに行ったりすることができてリフレッシュできたり、改善点を話し合うことがしやすい環境だった。

・現在勤めている調剤薬局は、スタッフの人柄や雰囲気が良くて働きやすいです。わからないことも気軽に質問したり相談できるので、助かると同時にミスやトラブルも少なく済んでいると感じます。待遇面ではもっと良いところがあると思いますが、人間関係の良い職場は精神的ストレスが少なく、長く働きやすいです。

・いっしよに仕事をして、笑ったり泣いたり感じる部分が多くあります。学びの多い職場であると、自然と会話もはずみ、仕事の内容もレベルを上げることが出来ます。特に、医者と仲良くなると仕事上やりやすくなります。薬剤師はライバルが近くにいるといいです。

転職してよかったこと:給料面の待遇

・役職がつくと給与が高くなる傾向にある。マネージャー職等は給与もよいし、裁量権が自分にあるのがよいと思う。逆に役職なく、給与だけを挙げようとするのは難しいのでジレンマがある。それで結局転職するしかないとなる。

・総合病院での門前薬局で、しかもチェーン薬局として展開していたところで、特に契約社員だったため、自分の希望を尊重していただい勤めることができました。また、契約社員でも、残業代もつけていただけたので大変ありがたかったです。

・働くからには給料は多い方がよいのでなによりよかったとおもいます。また、業績の向上があったときなどにはしっかりとした評価をしていただいて給料というかたちでしっかりと反映してもらえていることもやりがいにもなるし給料アップにもなりとてもよかったです。