脚本が最悪すぎた大河ドラマランキングTOP40! | LIFE

脚本が最悪すぎた大河ドラマランキングTOP40!

皆さんからリクエストを寄せられたアンケートについて、10代から60代までの10,000人に調査した結果をまとめました。

今回実施したリクエストアンケートは「脚本が微妙で面白くなかったと感じる大河ドラマはどれですか」という内容です。

では早速見ていきましょう。

40位:翔ぶが如く

西田敏行(西郷隆盛)とぶが如く
40位は翔ぶが如く

翔ぶが如くが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・西郷隆盛と大久保利通の友情や対立を描くはずが、二人のドラマが等間隔的に進むため、それぞれの葛藤が深まる前に次の展開へ移る感じがあった。制作も当時としては意欲的だったろうけれど、観る側としてはもう少し一人ひとりの思いを掘り下げてほしいと歯がゆく感じた。明治の激変が駆け足ぎみで、しっかりしたクライマックスを味わえなかった。

39位:おんな太閤記

おんな太閤記
39位はおんな太閤記

おんな太閤記が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・女性が主人公(豊臣秀吉の正室「ねね」)だったのと、脚本家が女性だったこともあり、女性登場人物の心理描写の場面が多すぎたような気がします。そのため、戦国時代を扱った大河ドラマであったにもかかわらず、大規模な合戦の場面や秀吉以外の有力武将たちの心理描写は少なく、かなり物足りない気がしました。

・ねね目線で秀吉の天下取りを描くのは新鮮だけど、夫婦の家庭模様や苦労話が比重を占めすぎて、戦国の激しさをバランスよく味わえなかった印象がある。観ていて家族ドラマに偏っているなと感じ、歴史ドラマとしてのダイナミックさがちょっと薄いと思った。秀吉がどんどん出世するさまもサラッと流れて、ねねの立場で事件を説明する形ばかりが目立つため、もっとドキドキできる要素が足りないと不満が残った。

38位:葵 徳川三代

津川雅彦(徳川家康)葵
38位は葵 徳川三代

葵 徳川三代が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・この大河ドラマのタイトルを見ると、徳川家康・徳川秀忠・徳川家光の3人が主人公であることがわかります。ところが、実際にドラマが幕を開けてみると、3代将軍・徳川家光が主人公(トップクレジット)を務めたのは最終回だけであって、しかもその最終回も急いで何年も進んでしまって、後の4代将軍・徳川家綱が誕生したところで唐突にもドラマが終了してしまいました。折角の機会だったのですから、もっと家光の時代に放送回数を費やしてほしかったと思います。

・家康、秀忠、家光の三代を描くという大河らしい壮大さはあるけれど、政治や外交の描写が堅苦しくなりすぎて、ドラマとしてわくわくするシーンが少ないと感じた。事件や合戦シーンもサラリと流れがちで、人物の内面がしっかり掘り下げられないまま展開している印象が強い。誰がどう思ってこう動いたのかという心理戦が薄く、“大河なのに退屈”と思われてしまう理由かもしれない。

37位:義経

滝沢秀明(源義経)
37位は義経

義経が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・源平合戦の華やかさに対し、主人公義経の心理描写がずっと淡白というか、勢い任せの行動が多くて感情移入しにくかった。華麗な武勇伝をアピールする演出が続いても、苦悩や人間味がしっかり描かれないせいで胸に響かない。映像自体は壮観でも、人物が紙芝居のようになってしまい、観終わっても特に印象が残らないドラマだったと感じた。

・タッキーがあまりに美しすぎて義経って感じがしなかった。
鎌倉殿の13人で菅田将暉が義経を演じていたけど、源氏が平家に勝つってサイコパスっぽい義経(菅田将暉が演じた)の方がリアルなんじゃないかなと感じました。

36位:元禄繚乱

第38作「元禄繚乱」
36位は元禄繚乱

元禄繚乱が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・忠臣蔵の新しいアプローチかと思ったが、同じような討ち入りや仇討ち展開に終始していてインパクトは薄かった。主人公側の想いにフォーカスを当てようにも、既に知っている赤穂浪士のストーリーから逸脱するわけでもなく、やや退屈した。最期が決まっている物語で感情を揺さぶられる要素はあったはずなのに、盛り上げ方が淡白でこんなもんかと思ってしまった。

・主演の大石内蔵助の中村勘三郎は、これまでの重厚な大石のイメージを壊して女好きの大石像を演じています。しかしやはり、大石は威厳のある武士であるべきだったと思います。

35位:秀吉

竹中直人(秀吉)
35位は秀吉

秀吉が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・百姓から天下人へと上り詰めるサクセスストーリーだけれど、明るい面を強調しすぎて、泥臭い部分や人間の暗さがあまり掘り下げられなかった印象がある。観ていて痛快な部分もあるが、戦国の血腥さや政治の厳しさが物足りなく、なんだかコメディタッチでライトに流されてしまう。もう少し秀吉の苦悩や汚さをリアルに見せてくれたほうがドラマチックだったのにな、と感じる。

・全話を通じて、一番の盛り上がりどころが伝わってこなかった点が残念な大河でした。戦以外の功績を上手く表現してドラマ化できれば、秀吉のすごさを伝えられたと思います。

34位:勝海舟

松方弘樹(ドラマ「勝海舟」:渡哲也の代役)

Version 1.0.0

34位は勝海舟

勝海舟が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・主人公の勝海舟がもっと力強い演出で役をやってほしかった。若手俳優よりも往年のベテラン俳優といったほうがイメージしやすい気がする。重みがあったほうがいい。

・幕末の幕臣が多難な時代をどう切り抜けるかという視点は興味深いが、やはり坂本龍馬や西郷隆盛など他の人気者に目がいってしまっていて、海舟本人の活躍が薄い回もあった。台詞回しが時にわかりにくく、折角の幕末交渉シーンも一気に盛り上がらずに終わる印象が強い。ドラマ全体としてはストーリーが散漫で、海舟一人をメインに据えた面白さを十分感じられなかった。

33位:真田丸

真田丸
33位は真田丸

真田丸が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・大河ドラマらしさを感じられず、民法のテレビドラマを見ているような感覚になった。主人公やヒロインの発言が現代的だったので時代劇好きには刺さらなかった。

・三谷幸喜脚本で期待したが、会話劇に寄りすぎて合戦や策謀のスケール感がもう少し欲しかったと感じる。笑いどころや人間関係の構成は緻密で良いが、大河らしい“熱い戦国の血潮”が部分的にしか盛り上がらず、どっしりした歴史劇を求める自分には物足りなかった。キャラ同士のやり取りは面白いが、それが長引く回ではちょっと中だるみするかなとも思った。

32位:独眼竜政宗

独眼竜政宗
32位は独眼竜政宗

独眼竜政宗が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・この大河ドラマでは、伊達政宗と織田信長は直接面識がなかったため、信長は出演しませんでした。とはいうものの、伊達政宗が15歳になるまで織田信長は生きていたわけですから、たとえこの2人に直接の面識がなかったにせよ、パラレルとして信長を出演させてもよかったと思います。

・当時としては派手に作ったようだが、今改めて観ると演出がちょっと古く、政宗の苦悩や動乱が思ったほどダイナミックに描けていないように感じる。リアリティ重視なのか合戦シーンの迫力も今一つで、政宗の“独眼竜”としてのオーラが控えめ。名キャストが揃っているわりに、内面の葛藤を表現する時間が少なく、テンポが速いだけでドラマ性が浅い印象がある。

31位:武田信玄

第26作「武田信玄」
31位は武田信玄

武田信玄が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・騎馬軍団や合戦がダイナミックに描かれると期待していたが、やや説明的で合戦シーンもそこまでの迫力を感じず、わりと地味に進んだと感じた。信玄の人間性を掘り下げるには時間をかけているが、かけ方が平坦で、歴史的な転機の場面でも淡々としていた。戦国大名の熱量をもっと前面に出してくれれば良かったのになと思いながら観ていた。

・武田信玄は演じた中井貴一は、演技が下手と言うわけでは無いのですが、線が細く、豪傑の信玄のイメージとは、かなり違う気がしました。信玄はもっとがっしりした体格の俳優か演じた方が良かったと思います。

30位:北条時宗

第40作「北条時宗」
30位は北条時宗

北条時宗が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・元寇を迎え撃つ鎌倉幕府の物語で、外交や軍備の緊迫感を期待したが、描写が淡白で盛り上がりに遅れを感じた。時宗自身も静かな性格で、激しい葛藤を表面に出さないため、大河ドラマにありがちな豪快さが欲しいと感じる人には物足りない。モンゴル襲来の大イベントもCGが古い演出に見えてしまい、“せっかくの国難シーンが迫力不足だった”という印象が強い。

・北条時宗は、歴史的に見れば日本に元寇がやってきたという凄い時期の将軍だが、時宗自身は実際に現地へ行って戦ったわけでもないので、絵面的にも内容的にもかなり微妙なお話だった。

29位:毛利元就

中村橋之助(毛利元就)
29位は毛利元就

毛利元就が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・ローカル大名が国盗りをする物語でありながら、作中での合戦や交渉が地味で、どこかドキドキ感が少ないなと感じた。地元の人々や家臣とのやり取りもあっさりした場面が多く、主人公の駆け引きにすごみを見出せない。結局“大河らしい大胆さが乏しい”という理由で、自分には響かないまま最終回を迎えた印象がある。

・とりあげられた毛利氏自体まず人物が少しマニアックで見たいと思えなかったし、役者さんも実力派とはおもうものの、毎週楽しみになる感じでもなく、たまに見る感じだった。

28位:利家とまつ

唐沢寿明(前田利家)
28位は利家とまつ

利家とまつが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・2002年の作品。唐沢寿明と松嶋菜々子さんの夫婦役がピンと来なくて見たけど、
面白みにかけていて見なくなった。
織田信長が反町隆史だったのが、
イメージにそぐわなかった。

・夫婦で加賀百万石を築く話とはいえ、戦乱期の切迫した空気がそこまで強く感じられず、ハートフルすぎるドラマが淡々と続いていたと覚えている。まつのサポートで利家が成功する流れに大きな波が少なく、観続けても可愛い夫婦模様を見るだけで終わりがちな印象。戦国らしい大騒ぎを期待していた自分にとっては物足りなかった。

27位:琉球の風

第31作「琉球の風 DRAGON SPIRIT」

Version 1.0.0

27位は琉球の風

琉球の風が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・薩摩の侵攻という悲劇や琉球の伝統文化を描くならもっと深く掘り下げてほしいが、ドラマとしては説明不足で終始していると感じた。キャラが多いのに一人ひとりの動機が浅く、なぜこの土地が戦いに巻き込まれるかという切実さが伝わりづらい。エキゾチックな雰囲気を売りにしても、ストーリーがあまり印象的ではなく、盛り上がりに欠けていたと思う。

・放映期間が短かったこともあり、(自分があまり知らないこともあるが)大河ドラマらしくない場所と時代であったことから、あまりワクワクしなかった。メインタイトルで流れる音楽が谷村新司氏の歌であったことも、大河ドラマらしい重量感がなかった。

26位:いのち

いのち
26位はいのち

いのちが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・大河に抜擢された主役とその他出演者に頼っているような作りでした。史実を踏まえながら登場人物をもっと描き、そこにキャストの魅力を重ねていくようにしたら良かったです

・時代背景や脚本家の作風的にも大河ドラマというよりかは朝の連続テレビ小説のような印象を受けたから。セリフが長く独特の言い回しが多くて聞き取りづらかった。

・医療と農業を取り上げた大河ドラマという異色のテーマには惹かれたが、観ているうちにどっちつかずの印象を受けてしまった。主人公が抱える葛藤や人間ドラマがもっとじっくり描かれれば良かったのに、医療パートと自然との関わりを同時に消化しようとするあまり、中途半端な盛り上がりで終わる場面が目立つ。登場人物の厚みを出すまでに至らず、結果的にいまいち集中しきれないドラマに感じてしまった。

25位:花の乱

花の乱
25位は花の乱

花の乱が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・最初の方は内容が濃く、かなり面白いと感じていましたが、後半になるについてなかなか見入ることができなくなってしまいました。内容が薄いと感じました。

・時代背景をイメージすることが難しく、予備知識などがもっとあれば詳細部まで意識がいき楽しめた作品ではないかと感じます。また、日野富子の成長していく姿に、もうひとおし欲しかった。

・室町時代末期の混沌とした京都を描く点は興味深いけれど、暗い政治劇を奥深くやろうとして、かえって入り込みにくい雰囲気になっていた。主人公の動きが曖昧なまま周囲の思惑だけが錯綜し、結局何がメインの軸なのかが自分には掴みづらかった印象。きらびやかな宮廷文化と血生臭い権力争いの対比は悪くないが、もうちょっとストーリーの起伏が欲しかった。

24位:軍師官兵衛

岡田准一 (黒田官兵衛)
24位は軍師官兵衛

軍師官兵衛が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・主人公にあまり関心がなかったのでどうしても見たいという気にはなれなかった。今のように見逃し配信のようなものも利用していなかったので、そのまま見なくなった。

・秀吉に仕える軍師としての知略をもっと前面に出すかと思いきや、周囲との人間関係や内政に重きを置きすぎて、期待した戦国の駆け引きがややパンチ不足に思えた。番組を観るうちに、官兵衛自身のエピソードが平板に流れていて、決定的な見せ場が少ない。合戦シーンも地味に描かれがちで、一気に盛り上がるような大河らしいスケール感に乏しかった印象がある。

・黒田官兵衛が主人公なので致し方ないという面もありますが、ずっと鬱々した展開が続くので気が滅入りました。岡田准一さんの演技は良かったと思うのですが、脚本がダメだったのでしょうか。

23位:春の波涛

春の波涛
23位は春の波涛

春の波涛が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・中途半端な脚本だったと思います。脚本の中途半端さと相まってドラマ自体が面白くありませんでした。

・なんだか様子がよくわからないものを描くのだから、もっと視聴者に分かりやすい解説を入れなければならない思う。オッペケペーって何?と最後までわからなかった。

・大正から昭和にかけての激動を描くと謳っていたが、オペラ歌手を目指す女性のパートが想定より地味に感じた。一人の芸術家として頑張る姿に焦点を当てるのは悪くないものの、周囲の反応や時代背景との衝突が淡々としていて、ドラマとしてのアップダウンが乏しい。美しい歌や華やかさもそれほど生かしきれず、普通の伝記モノに留まっていた印象がある。

22位:徳川慶喜

本木雅弘(徳川慶喜)
22位は徳川慶喜

徳川慶喜が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・慶喜の生涯はうまく書くとダイナミックな時代の変化の波に飲まれて行く様子が見られたと思うのだが、最初のうちだけであとは盛り上がらず尻すぼみだった。

・江戸幕府第15代将軍であり最後の将軍でもある徳川慶喜が主人公でした。徳川慶喜は将軍職を辞してからも長命を保ち、大正2年まで生き延びたのですが、このドラマでは明治時代に入ってからの徳川慶喜の人生はまったく描かれておらず、中途半端な幕切れになってしまったのが残念でした。

・幕末の最後の将軍として大河にするには面白そうだが、いざ観ると慶喜が曖昧な態度をとってばかりでドラマが動かない時間が長いと感じた。大政奉還や鳥羽伏見などの大きなイベントもサラッと過ぎ、慶喜の内面をすべて見せきらないまま終わった。結果、“何をしたかった将軍なのか”曖昧なまま歴史をなぞるだけに終わった気がして物足りなかった。

21位:風林火山

内野聖陽(山本勘助)山本勘助風林火山
21位は風林火山

風林火山が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・とにかく脚本が視聴者を置いてきぼりにしていました。当時使われていた言葉にこだわっていたのか、台詞が古めかしい言葉をそのまま使っており、シリアスばかりが続いて退屈。しかも主人公があまり目立っていないのも問題な作品でした。

・武田家を取り上げながらも、山本勘助の視点で描かれる話が渋すぎて、大河としての華やかさや刺激に乏しいという感想が自分にはあった。合戦シーンこそ熱いのだが、やや小規模に見える演出で残念。ドラマとしてすごく骨太に感じる部分もあるが、一話一話が重々しくてテンションが継続しにくい。もう少しキャラ間の派手なやり取りが欲しかった。

・脚本がかなり視聴者を置いてけぼりにするような、難しい言葉を使って厳格な雰囲気で一年間を通したので、エンタメという点ではかなり退屈な作品だったのが残念だった。

20位:天地人

第48作「天地人」
20位は天地人

天地人が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・主君への忠義を表現する際に、愛情や友情を織り交ぜるのは、
現代からの願望であり、無理があると感じました。
甲斐の武田と渡り合った上杉謙信を、家臣とのつながりに
友情、愛情を持っていたらいいな、という希望が描かれるなら、
打ち首や落人狩りの残忍さをどう説明するのか、
人間の二面性が余計に強調されるようで、あまり好ましくないと思います。

・せっかく直江兼続が主人公なのに、あまりにも戦シーンが少なすぎたし、彼が活躍するシーンが少なすぎた。演出に問題があったのではと思う。個人的にも直江兼続は好きな武将なので、もっと彼の魅力が引き立つような脚本にして欲しかった。

・直江兼続の義と愛を主題に掲げながら、実際に観ると主役の苦悩や活躍がやや控えめで、まわりの有力武将に押されている感じが目立った。慈愛の精神を描きたいのかもしれないけど、物語の波が平坦で上杉家を盛り上げるような仕掛けが不足している。せっかくのキャッチーな“愛”というテーマが薄まり、ありきたりな戦国ドラマに見えてしまった点が惜しい。

・そもそもの話があまりよく知らなくて見ていてもそこまでおもしろみを感じなかった。やはり人気が出る大河ドラマよりみんなに馴染みやすいストーリーも理解しやすいものだと感じた。

19位:功名が辻

功名が辻
19位は功名が辻

功名が辻が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・戦国大河にしては地味すぎる展開だと感じました。戦国時代を舞台にしていながら、戦の場面が少なく、合戦描写も控えめでした。もっと戦国のダイナミックさを見たかったし、イマイチ盛り上がりに欠けました。山内一豊が戦国時代の脇役的な人物なので、そもそもドラマとしてのインパクトも薄く感じました。このドラマは「夫婦の絆」が主軸となっており、妻・千代との愛情関係が丁寧に描かれましたが、少し説教くさくて度が過ぎているように思いました。

・夫婦仲に焦点が当てられていたので仕方ないかもですが、個人的なエピソードに特化していて、もっと大きな時代背景を感じられたら良かったと思いました。

・山内一豊とその妻・千代を描いているが、夫婦仲の美談に寄りすぎて、戦国の激しさや人間模様の濃さをさほど感じられなかった。良い夫婦なんだろうとは思うが、波乱がそこまで壮大に描かれないせいか、こぢんまりした物語という印象が強い。時々出てくる有名武将との絡みも深みに欠け、最終的にあまり記憶に残らない大河になってしまったと感じる。

・山内一豊のサクセスストーリーでしたが、四国に移ってからの所業はひどいと感じたことと、知識として、そんなに歴史上ですごいことをした人という印象もなく楽しめなかったと記憶しています。

・あまり歴史上で有名ではない人であったことと、四国に移動してからの悪行で冷めてしまいました。幕末に活躍した土佐藩ですが、このドラマの描かれ方については、気持ちの良いものではなかったです。上川さんがかわいそうにおもいました。

18位:春日局

春日局
18位は春日局

春日局が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・徳川幕府初期に大奥を牛耳る女性というドラマチックなはずのテーマなのに、抑制された演出が多く、緊迫した空気があまり伝わってこない。春日局の政治手腕や権謀をもっと見せてほしいが、家光とのエピソードがメインになりすぎて視点が狭い気がする。せっかくの女性主導の権力闘争を淡々と流してしまい、山場らしい山場もなく終わったように感じた。

・子供だったからかもしれませんが、とても地味な印象でした。今見れば面白いかもしれません。やはり戦国武将が出てこないと盛り上がらないというのが正直なところです。

・主人公に感情移入がしにくかったです。また、このドラマにも感情が特にわきませんでした。まだ、10代と若かったせいかもしれません。また、政宗、信玄と来て、その後だったため、若い自分は気持ちを切り替えて見ることができませんでした。

・独眼竜政宗と武田信玄のあとでしたので、まだ10代であった私には淡々としたストーリーであまり楽しめませんでした。また、知らない人物であったことも楽しめなかった要因と思います。

・当時の大御所だった江戸幕府2代目征夷大将軍徳川秀忠が他界して3代将軍家光が実権を握り弟の忠長が自害した後、一気や揉め事が片付いた時、やっとの事で気を揉んだ家光が世継ぎを決める支度をはじめてから、4代将軍家綱が生まれた後までしか放送されなかったことです。家光の子供になる母親は全て春日局が選定していたのにそれらが見れなかったのが残念です。

17位:篤姫

宮崎あおい(篤姫)
17位は篤姫

篤姫が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・ストーリーが主人公に都合のいいように動いてばかりに見えすぎていた。仮に本当にそうだったのだとしても、もう少し展開などを考えて、そう見えないようにしてほしかった。

・篤姫は確かに日本史上有名人物ではあるのだが、主人公にするにはさすがに功績が少なく、あくまで推察という場面が多く、なかなか感情移入できなかったから。

・江戸幕府大奥を舞台にした女の一代記で、華やかな面もあるが、女性同士の対立や政治への影響の描き方がソフトすぎて迫力がないと感じた。心理戦や陰謀よりも、家族的な絆やヒロインのやさしさが前に出過ぎて、クライマックスでカタルシスが得られない。激動の幕末を舞台にしている割に、観終わっても大河らしいスケールを見られずじまいだった印象だ。

・鹿児島にゆかりのある俳優さんをもっとキャスティングして欲しかった。ストーリーの中で、もっと鹿児島を出して欲しかった、どうしても東京ベースだった気がする。

・篤姫は存在自体を知っていても、どんなことをした人でどんな生涯をおくったのかを知らなかったので勉強にはなったのですが、大河ドラマの内容で初めて情報が入る状態だったので楽しむ余裕はありませんでした。

16位:龍馬伝

福山雅治(坂本龍馬)
16位は龍馬伝

龍馬伝が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・最初の方はとても面白くて毎週しっかり見ていたのですが、途中からなかなかハマらなくなってしまいました。後半はあまり面白くなかった記憶があります。

・福山雅治に龍馬が合わなかった。JINの内野聖陽のインパクトが強く残っているというのと、武田鉄矢以降数々の龍馬というイメージを覆すに至らなかった。

・勝海舟役の功績や歴史の中でも策や信念の強さのイメージも武田鉄矢さんのメディアでの言葉や雰囲気が噛み合ってないのかなと感じていました。
内容に的には面白く視聴していましたが演者さんの演技によって登場人物のイメージががらっと変わったと思いました。

・映像の質感や空気感は良いが、龍馬の視点が強すぎて他の偉人が背景のように感じられ、群像劇の魅力に乏しかったと感じる。セリフ回しも長い独白が多く、テンポが詰まる場面が散見される。かえって迫力を削がれている印象があり、大河の壮大さよりも内向きな演出が続いて、自分は少し退屈だった。

・登場人物があまり魅力的に描かれていない印象です。坂本龍馬役の福山雅治もですが、岡田以蔵役に佐藤健が選ばれており、イメージと全然違うし演技でカバーもできておらず面白くありませんでした。

15位:青天を衝け

吉沢亮(渋沢栄一)
15位は青天を衝け

青天を衝けが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・前半の立身出世のあたりは、武士と商人の身分格差への葛藤など、面白い内容が多かったのですが、戊辰戦争・パリ万博以降あたりから話のポイントがハッキリせず、尻窄みに終わっていった印象です。

・幕末の物語ですが、商売人の設定ということもあり、ラストに近づくにつれ物語の展開にあまり興味を持てませんでした。ただ、地元や海外編は面白かったです。

・渋沢栄一が主人公という経済史的に面白い題材だが、意外に重厚な金銭交渉や銀行設立については掘り下げがあまり深く感じられない。幕末から明治へ続く時代変化の大きさを描こうとしているはずだが、一話ごとのエピソードが飛び飛びで、ドラマとしての一貫性が弱いと思う。偉人伝に留まってしまい、人間ドラマの面白さに刺さるエピソードが少なく歴史解説ドラマのように見えた。

・新一万円札を飾る渋沢栄一さんの生涯をえがきましたが、大河でやるには小粒すぎる感じでした。盛り上がりにかめて途中で見なくなりました。もう少し、話題になる方がいいですね。

・渋沢栄一が新1万円札に選ばれたことで、取り上げられたのだとは思うが、結局何だったのか、結末がふわふわした印象であった。内容があまり残っていない。

・盛り上がる箇所もなく平坦に続いていくストーリーに飽きが来てしまったこともあるし、渋沢栄一を大河で描くには早すぎたのかなって思うような脚本に見る気が無くなってしまった。

・日本に資本主義を持ち込んだ渋沢栄一の生涯を描くと言うことで非常に楽しみにしていた。論語と算盤も2回ほど読んでいたし、今日本の資本主義が限界を迎えている中でどのような描かれ方をするのだろうかと脚本もとても楽しみだった。しかし残念ながら期待が大きすぎたのかあまり面白くなかった。

14位:べらぼう


14位はべらぼう

べらぼうが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・歴史上の偉人が登場していて派手な印象があるが、話の内容がどこまで本当なのか脚色なのかがよく分からない。江戸時代の知識が希薄なためついていけない。

・吉原を舞台にという時点でぶっ飛んでいて、さらにはNHKでありながら思いっきり下ネタをぶちこんできたり。かなり冒険しすぎていて昔ながらの大河ファンとしては疲れる

・家族で見られる、歴史の勉強になるというのが大河ドラマの良いところなのでは。ですがこちらの作品、とても家族では見られません。夫婦間でもちょっと微妙になる

・吉原のことと田沼の政治のことが絡んでいる描写に違和感があります。展開が早くて見ていて疲れるのも苦手です。綾瀬はるかさんのキャラの必要性がよく分からず、メタっぽいのも大河らしくないと思います。

・いだてんに続き、コメディ色があり好きになれませんでした。町人ものですので、活気やスピード感を出したかったと思いますが、いだてんの印象がよみがえり、良い脚本とは感じません。

・1話からSNSで炎上していたように過激なシーンが多く、現在も放送中ではあるが心配になって来ている自分がいる。時代考証を徹底すればよくなるだろう。

・『べらぼう』ですが、全体的にコメディ感があり、『いだてん』同様に好きではありません。大河ドラマとして江戸時代の町人を主人公にした点はチャレンジ精神として評価します。しかし、町人のスピード感がコントを見せられているように感じました。

・江戸の華やかさと落語っぽい語り口をかけ合わせた新しい試みには期待したものの、いざ観ると、落語パートも時代劇パートもどちらも中途半端に映った。キャラが個性的と言いながら、全体的に人間模様を描き切る前に場面が転換し、ストーリーがバラバラに見えてしまう印象。気づいたら“大ネタ”の展開をむりやりつないでいる雰囲気で、じっくり浸る前に物語が終わってしまった感じだ。

13位:鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人
13位は鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・馴染みが薄い時代の、似たような境遇の武士が多く出てくるという、分かりにくい要素が満載の時代背景でしたが、それぞれの役が渋滞することなく、話も分かりやすくまとめられていました。時々入る三谷幸喜らしい小さなお笑いシーンも面白かったです。

・後半はそれほどでもなかったが前半の笑わせに行くようなシーンが、なんとも中途半端でどっちつかずな感じでどう見ていいのかわからなかった。三谷幸喜の脚本のような狙いだったのかもしれないが、そこまでうまくハマってなかった。

・役者をそれなりにそろえたようだが、それなりに個であればいい作品、良い役者なのだが、配役なのかキャスティングなのか、人数の割におもしろくなかった

・ドラマがどうこうというよりは鎌倉時代が舞台で鎌倉時代に関しての解説を詳しくナレーションでいれてほしかった。時代の戦乱という感じで演出があればよかった

・武士たちが入り乱れる複雑な争いを取り上げたのはいいが、主要キャラの切り替わりが早く、一人ひとりの思いをじっくり追う前に次の展開へ移ってしまう。政子や義時を中心に描こうとしているが、合戦や事件が立て込んでいて視点が散漫になり、ポイントをつかみにくかった。歴史ファンであれば分かる細かいエピソードが多すぎて、ライト層の自分には駆け足すぎると感じてしまうところがあった。

・第62作「どうする家康」を見てから大河ドラマにはまって、第61作を見ました。どうする家康の完成度が高った、ストーリーも面白かった分、期待値が高く面白さが半減したのかもしれません。どうする家康に勝るドラマはないな、と感じました。

・お笑いの要素が多すぎて飽きてしまいました。キャストが豪華すぎて、誰が主役なのかよく分からなかった。ストーリーは面白く、セリフも印象的なものが多かった。

・青天を衝けで大河ドラマの良さを久しぶりに感じたので、その流れで次の昨日も主演が小栗旬という事で絶対に良い大河ドラマになると思って見始めたが内容も含め、自分の中でそこまで盛り上がらなかった。

12位:西郷どん

鈴木亮平(西郷隆盛)せごどん
12位は西郷どん

西郷どんが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・多くの人が抱いていた西郷隆盛のイメージと違った姿を表した脚本だと思いますが、そこが問題だと思います。特に西南戦争は、自決のシーンなどきっちり最後まで作ってほしかったと思います。

・西郷隆盛はおもしろい人物だと思いますが、ステレオタイプな描き方だと思いました。もっと挫折や政治的やりとりの面も書いてほしかった。もしくは若いころだけとか、幕末だけとかにしてもよかった。

・前半のなかなか話が展開しない部分で、見ているのがツライ時期がありました。西郷隆盛にはもっと悪い部分もあったハズですが、鈴木亮平の快活なイメージの為、あまり入って来ず、最後まで共感できずに終わりました。

・薩摩ことばなど、方言を大切にする姿勢はよく、国を変えようと志をもって、幕府を転覆させて政権を奪取したものの、政治的なことで対立し、最終的には薩摩藩士同士で殺し合う悲しみは表現されていました。しかし、クライマックスの作り込みがかなり雑でした。史実では西郷隆盛は西南戦争で敗北が決まると自刃したのですが、西郷隆盛演じる鈴木良平が「これでよか」と言ったところで中途半端に物語が終了しました。史実通り切腹するところまで描いて欲しかったです。最後の最後にストーリーを台無しにしていて非常にもったいないです。

・西郷隆盛というビッグネームを主役にした分、豪快で男気あふれる場面を期待していたが、実際はせっかくの維新シーンも大きく盛り上げず淡泊に感じた。家族愛や人情に注力するあまり、政治的変革の部分がサラリと流されて、激動のドラマとしては深みが足りない。終盤になっても西郷の葛藤がいまひとつピンとこなくて、なんだか消化不良のままだったという印象がある。

・俳優陣の演技はとても素晴らしかったが、方言や特有の言葉の言い回しに慣れておらず親しみがなく聞きにくかったから。途中でみるのをあきらめてしまった。

・話が面白くなかったし、演出もわざとらしく、首を傾げる部分がいくつも有った。1話から一貫して優しい西郷さんを描こうとするあまり、最後の人格の変わりっぷりが酷く、矛盾ばかり目立った印象。

・ドラマの出来うんぬんというよりは、西郷さん、厳密にいえば鹿児島を題材にした大河ドラマが多いような印象です。鹿児島を題材にするにしても島津家とかもあるのに、なぜこの時にわざわざ西郷さんをとりあげたのか疑問でした。

11位:新選組

香取慎吾(近藤勇)
11位は新選組

新選組が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・近藤勇を中心に描くのは分かるのですが、
新撰組を最後まで貫きとおしたのは土方歳三であり、
近藤はどちらかといえば、主義主張よりも、
田舎のアンちゃんが面白おかしくやったけれど、
結局、遊びの延長では時勢を読むことはできなかった。
そんな滑稽さ、憐れさがあまり脚本からは感じられなかった。

・全体的にユーモアがあって楽しい作品ではあったが、大河ドラマの厳かな雰囲気が台無しになっていたので選びました。歴史ものが好きな人にはなかなか刺さらないと思う。

・三谷幸喜が新選組らしさを出していない。新選組の面々の地元で育った、その末裔に友人がいるというのもあるが新選組の重さ的なものが全く感じられなかった

・前半はとても面白かったです。期待が大きかった分、後半になるにつれてストーリー的に失速したように感じました。
物語的には大きな展開が待っているのですが、全体的に前半で力を入れすぎた印象を受けました。

・幕末の動乱で青春群像を描こうとしたのは良いが、ギャグっぽいノリとシリアスがかみ合わず途中で醒めてしまった。近藤や土方など主要キャラの魅力を出そうとしても、多くの隊士をフォローしようとして散漫に終わる回も多い。歴史の大きな流れを説得力ある形で見せてくれず、やりたいことが空回りしているように映った。

・とにかくシナリオが面白くなかった。脚本家の評判は知っていたが、この大河ドラマでは実力が発揮できていなかったように思う。中途半端なキャラクター設定が微妙だった

・時代や俳優陣は好きなのですが、話題の人をキャスティングした印象がありあまり好きではありませんでした。ドラマはとても楽しく観たのですがどうしても近藤勇のイメージが違うと感じてしまいます。

・刀を使って人が切られるところ、切腹のシーンなどがトラウマになってしまいました。心に大きな傷を負ってしまい、しばらく引きずってしまったので辛かったです。

・キャラクター毎の設定は新鮮でしたし、ストーリー展開もこれぞ!三谷幸喜!!と言った感じでしたが、いかんせん俳優陣が三谷幸喜っぽい現代的な寄せ集めで、感情移入に乏しかった。

10位:平清盛

松山ケンイチ(平清盛)
10位は平清盛

平清盛が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・松山ケンイチやその他平氏、源氏を演じた俳優たちの演技自体は素晴らしかったが、全体的な暗く重たいイメージのせいで何回も見たいとは思えなかった。

・起承転結が分かりづらく、今現在どのような事件が起こっているかが視聴者には分かりづらい回があった。語りと脚本の連携がうまく取れていなかったように感じる。

・全体的な画の表現や演出によるところも大きいが、最初から最後までずっと暗く重い話が続いていた。ただでさえ重厚感のある大河ドラマなのでもう少しトーンを軽くしても良かったかもしれない。

・斬新な演出は目を引くものの、史実の解釈が大胆すぎて物語に深みがなく、登場人物の感情の動きも表面的に感じられた。
史実の解釈や人間関係の描写が表面的だったので深掘りをして欲しかった。

・キャストは豪華で主演俳優も演技派で期待していましたが、どうも全体的なストーリー初回を見たあとこれからも見たいという展開ではなく、色々期結局数話視聴した後見ませんでした。

・平安末期の荘厳な世界観を狙った割に、全体的に画面が暗いトーンや泥っぽい雰囲気でまとめられていて目が疲れると感じた。清盛の革命的な行動も泥臭く見せるコンセプトはわかるが、人物が豪快に輝く場面が少なくて、やたら鬱々としてしまう。光源氏風の雅や貴族の華やかさを出すならもう少し鮮やかにしても良かったのではと思った。

・内容が悪いことはなかったが前回の江からのギャップで全体的に暗い感じがして楽しめなかった。松山ケンイチも平清盛をするにはまだ若い感じがした。もう少し重厚感がある人が演じたほうが収まりが良かったのではと思う。

・平家が活躍した時代のことがイマイチわかっていなくて、人物関係もよく分からないまま観ていましたが、途中で脱落してしまいました。主役の松山ケンイチさんは好きな俳優だったのですが。

・時代が古すぎて、登場人物たちの気持ちがわからなかった。共感できなかった。松山ケンイチはよかったが、全体の画面が暗い感じがした。リアリティを求めたことはわかるが、衣服などが汚く、不潔に感じられ、毎週見たくはないと思った。

9位:八重の桜

第52作「八重の桜」
9位は八重の桜

八重の桜が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・綾瀬はるか主演ということでしたが、誰が主人公なのかわからないような構成でした。八重の視点で描くというよりは幕末の会津を紹介するような感じだったのも、面白くない理由かもしれません。

・祖父母と一緒に住んでいるので一緒に見ていたが歴史が苦手な私にはなかなか理解出来ずにストーリーが進んでいってしまった。昔の人の愛情表現と今の人の愛情表現も違いあまり楽しめなかった。

・時代は幕末の物語ですが、(私にとっては)あまり有名ではない人たちが出てくる作品だったため、物語の展開についていけずあまり面白いと思えませんでした。

・綾瀬はるかさんが好きでずっと見ていましたが、橋爪凌さんの逮捕によりがっかりしてしまって見たくなくなってしまった。
本当に勿体無い残念な作品になってしまった。

・幕末の会津から明治へ移る大きな転換期を女性目線で見るのは興味深かったが、戦争の陰惨さが長く続くせいで視聴しながらだんだんと気が滅入る部分もあり、爽快な大河を期待する人には合わないと感じた。八重自身の成長物語も掘り下げきれていないように思い、やりたいテーマが多すぎて散漫になったように思う。最後までテンポがつかめないまま終わってしまった感がある。

・綾瀬はるかさん自体は大好きな女優さんだったけれど、個人的にその魅力をいかしきれていないように感じた。ストーリーもどちらかというと地味で朝ドラ向きだと思った。

・幕末までは面白かったのですが、明治に入り、学校を創設するところからどこか話がダラダラとしていたように感じました。もう少し、八重の心情に迫って描かれていればと感じました。

・みなさんの演技力は素晴らしいものは、ありました。つまらないということはありませんでしたが、次回の展開はどうなるのだろうというイメージがあまりわかなかったように思います。

・女性を中心としたドラマはどうしてもホームドラマや恋愛ドラマになりやすく、それが私が苦手だからです。幕末の時代はまだよかったのですが、明治となってからは結構つらかったです。

・もともと近代の大河ドラマが得意ではなかったのですが、あえて見ようと思うくらいには興味はありました。しかし実際に見てみると、時代考証の甘さや、お決まり通りのストーリー展開など、せっかくのテーマとキャストがもったいないなあと思いました。

8位:麒麟がくる

第59作「麒麟がくる」
8位は麒麟がくる

麒麟がくるが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・肝心のラストがどうなるのか楽しみにしていましたが、見方によってどうとでもとれるようなそれだったのは脚本的にどうなのかと思いました。そこまでの流れは悪くなかっただけに残念でした。

・ストーリーの長さの配分と言うか重みの配分に関して納得できない箇所が多かった。その事件はもう少し掘り下げてほしいと思ったり、そこはわざわざ詳しくやらなくても、と感じた点が多く、最後が尻切れトンボのようだったのも不完全燃焼だった。

・全体的な脚本は申し分のないストーリーでした。ただ最終回に明智光秀が亡くなったと思ったのですが、最後の最後のシーンでは・・明智光秀が生き延びて走り去っていくようなシーンが流れました。世の中には、光秀は生き延びて徳川家康に仕えた天海僧正になったとの説もあり、微妙な大河の終わり方だったと思います。最終回で、何かモヤモヤしたものが残ったのはこの作品だけです。

・途中でコロナが流行ってしまったのもあり、いろいろと急遽変更しなければならないところもあったのかなと察するところはあるものの、あまりにも内容がスッカスカだった。もう少し史実を詳しく知っている方が描くか、まだ明智光秀を描くには早かったような気がする。

・スタート前に俳優の不祥事でキャスティングに変更があって、新たに起用された俳優にあまり期待がもてず、周りの俳優陣から浮いて見えた。主人公がカッコ良すぎて自分の明智像からずいぶん離れていて少し違和感があった。

・オリジナルのキャラクターがあまりに前に出てくるので邪魔くさく感じていました。オリジナル人物を出すのであればもっと面白みのある立ち位置で出してほしいと思って観ていました。

・斎藤道三や織田信長らが登場する盛んな戦国期でありながら、主人公・明智光秀の葛藤や駆け引きを正面から描くわりに、結構ストーリーが小刻みに飛んでしまい、集中しづらい。美濃や京を行ったり来たりする展開のリズムが合わないのか、せっかくの合戦シーンもインパクトに欠けると感じた。光秀のパーソナルな部分をもっと深く映し出してくれれば、自分的には入り込みやすかったのになと思う。

・オリジナルキャラクターが出張り過ぎ、彼女の描写に割かれる時間が長かった。彼女の作る薬が何にでも効いて万能薬すぎ、ドラマとはいえあまりにも都合が良すぎた。また本能寺の変の後の様子(追い込まれて討ち取られる)がほとんど描かれず、当たり障りなく美化しすぎのまま終わった感じでつまらなかったので。

・明智光秀は日本人にとって有名でもあり謎が多い人物なので、この作品に多いに期待していたが、期待はずれだった。もっと信長に反旗を翻した深い理由が欲しかった。

・途中までは楽しく見ていたのですが、どんどん話についていけなくなってしまいました。ちゃんと最後まで見たはずなのに、あまりに印象に残っていません。麒麟がなんだったのか全くわからずじまいです。

7位:江

第50作「江~姫たちの戦国~」
7位は江

江が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・展開を盛り上げるための演出だったとは思うのだが、あまりにも史実ではあり得ない展開が多くて、白けてしまうことが多かった。大河ドラマにはリアリティや時代考証への信頼感を期待しているのだが、それらがあまり感じられなかった。

・すごーく薄ーく江の生涯を伸ばして描いていたという印象があってあまり好きになれない。もう少し心情をドロッとした戦国時代の女性の価値観を見せてほしかった。

・本当の歴史は、お市の方の娘である三姉妹が、清州会議に出席するなど、こんなにも表舞台に登場することはないと思います。こじつけが過ぎて、脚本が微妙だったと思います。

・主人公が浅井長政の三女というニッチな立場であまり印象に残りませんでした。歴史的な場面で直接関わっていないであろう場面で関わる描写があると、微妙に思ってしまうのであまり楽しめませんでした。

・幼少時代を聖人が演じることに対して強い違和感を覚えました。見ていていたたまれなくなり、1話で視聴を辞めました。それ以外にもシナリオのとんでもなさも影響していますが、ひどかったです。

・何だか今までになくカツラが不自然で浮いているなぁと思った作品でそちらにばかり目が行き
話しが入らなかった。
上野樹里さんや宮沢りえさん、水川あさみさんなどの美しい女優さんが沢山いらして女達の戦いが繰り広げられる様が圧巻でした。

・織田や豊臣、徳川という三大勢力に関わる女性の視点は魅力的に思えたが、歴史上の大事件が多い割に、江本人のエピソードがさらっと流れる回が多かった。家族愛や姉妹関係を重視した演出が毎度同じように繰り返され、戦国のダイナミックさが弱まっていた。せっかくの題材なのに、終わってみれば江という人がよくわからないと感じてしまい、残念な仕上がりだった。

・時代考証をまるっきり無視したストーリーと、荒唐無稽すぎて有り得ない(伊賀越えや清須会議にまだ幼い江が同席しているなど)シチュエーションばかりで呆れてしまったので。大河ドラマを書いていい脚本家ではなかったと思う。

・女性が主役ということで、期待していたのですが、やはり内輪の話が多く戦国時代のダイナミックさがあまり描かれていなかったように思います。yはり途中でみるのをやめてしましました。

・上野樹里さんが幼少期を演じるというのがどうにも受け入れがたく、さすがにどうかなと思ってしまった。単調なストーリーが多かったので、途中で面白くなくて辞めてしまいました。

6位:光る君へ

吉高由里子(紫式部)光る君へ
6位は光る君へ

光る君へが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・時代物のドラマなのに出演者の雰囲気から現代味を感じるような仕立てだと感じました。役者のセリフ一つでドラマが変わるので、時代に合わせたセリフ回しなどをしてほしかったです

・恋愛要素が強く、紫式部の内面や時代背景の描写が史実とのずれが気になった。
個人的には、冒涜しているようにしか思えず異世界の紫式部のドラマとして観るしかなかった。

・この時代のドラマがむつかしいのがよくわかりました。主人公の生き方を描くにしても、時代背景が現代と違いすぎていて共感しづらい場面がたくさんありました。

・まさかの紫式部と藤原道長が恋仲って、かなり話がぶっとんでいて驚かされました。まあ同じような時代に生きていてあったかもしれませんが、最後の唐突な終わり方には疑問が

・平安時代なんて昔だからほとんど何もわかっていない。だからこその創作部分が多くて少女漫画でしょうかといった内容で、男性ファンは一気に減ったのではと思います

・関ヶ原の戦いなど大きな山場がある戦国物と違い、そんなに動きがなさそうな平安時代のストーリーでしたが、人間関係を中心に丁寧に描ききったと思います。イメージと違う安倍晴明や、ロバート秋山さんの藤原実資などキャラ造形も良かったと思います。

・全体的に女性向けを狙い過ぎている感じがあり、少女漫画かと思った。登場人物の話し方も、あまりにも現代的すぎて違和感がすごかった。全体的に歴史ドラマでありながら「ドラマ」に力を入れすぎるあまり「歴史」という部分が雑な印象があった。

・恋愛の要素もいれており、バチバチした戦闘シーンがあれば見応えがありますがのらりくらりという感じで演出のメリハリがほしい。戦闘シーンは時代劇ものにはあってほしい

・あの時代ならありそうなイメージとは言われていますが、ありえな過ぎて引きました。90年代の恋愛ドラマを平安時代を舞台にしてやっているような強い違和感を覚え、視聴を辞めました。

・平安朝の雅を再現しているが、登場人物が多く、宮中行事や文化の描写が細かすぎて話の軸が見えづらい。主人公の恋愛模様や政治的立場も上滑りして、綺麗な着物と貴族の雑談をずっと観ているだけという印象を抱いてしまった。歴史的背景の説明はあるものの、ドラマ性があまりピンとこず、正直それほど熱中できずに終わったという感想がある。

5位:おんな城主 直虎

第56作「おんな城主 直虎」
5位はおんな城主 直虎

おんな城主 直虎が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・朝ドラや民放のドラマは面白いので今作も期待して見ていたが、時代背景とあっていないような発言や時代考証が多く、ムるにこらえられなかったシーンがあった。

・女性で城主という物珍しい人物の紹介で終始したように思う。時代背景が分かりにくい頃で、中央ではなく地方の話なので知名度も低く、ストーリー的にも難しい題材を扱ってしまったという感じ。

・おとわを支える男性陣のおかげで乙女ゲームのような、視聴者の妄想を掻き立てる内容ではあったが、そのせいでかえって安っぽくなってしまったように思える。

・柴崎コウの演技が取って付けたような感じで、主演女優が力不足だと感じました。
また、主演女優の演技不足を演技派の高橋一生を出して無理矢理補っている感が否めないです。
ストーリーも雑でした。

・井伊家という女主人公ということで期待していましたがキャストの魅力が欠けてしまい時代背景よりもキャストの演技力で胸を打たれるような感覚がありませんでした。

・中盤までの井伊家の存亡をかけた戦いは、見どころも沢山あり、面白かったです。しかし、後半は井伊直政が主人公で、直虎の出番が少なくなってしまったのが残念でした。

・ドロドロとした部分が強く個人的に合わないと感じてしまいました。
女性が主人公で女性特有のしたたかさ、強さも感じその時代特有の信念など見ててすごいと感じたが、自分には受付けなかった。

・本当に女城主として実在したかということからして諸説ある人物が主人公なので創作部分が多くなり全く楽しめませんでした。卑弥呼のように国民全員が知っているような人物ならまだイメージしようがありますが、全く知名度のない人物なので人物像に共感できなかったら、ただただ退屈な作品になると思います。

・柴咲コウさんの演技は素敵でしたが、何故、直虎が女性でなくてはいけなかったのか不思議でしたし、時代(物語)が進むにつれどうしてもその不自然さが際立っていたような気がします。

・戦国時代に女性が城主となる話自体は面白そうだと思ったが、合戦の迫力よりも内政や人間関係に重きを置いている割に、その内政劇がやや散漫で、熱量を感じにくかった。序盤から長尺で丁寧に描いているのに、肝心のドラマ的な盛り上がりが遅く、待っている間に自分の興味がしぼんでしまう部分があった。女性主人公の奮闘という魅力が最大限活かされきれず、観終わった時の満足感は少なめだったように思う。

4位:花燃ゆ

第54作「花燃ゆ」
4位は花燃ゆ

花燃ゆが脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・シーンの移り変わりも、登場人物たちの会話も、全てにおいて落ち着きがないという印象でした。それぞれの人達が成し遂げた事は凄いはずのに、どれも薄っぺらくなってしまった。

・4人の脚本家が書いていたため、脚本家次第で完成度に差があったように感じるから。セリフや言い回しに大河ドラマのよさが生きてなかったので残念に思えた。

・スタート前のキャッチフレーズが軽くて、見る前から冷めてしまった。それでも初めは見ていたけど、これまでの幕末がテーマのものと比較して、真新しさや、これはこれで見たいという気になれなかった。

・イケメンの俳優さんばかり出せばいいと思っているようなキャスティングや番組宣伝の打ち方が好きではありませんでした。面白い印象に残った場面も思い出せません。

・名前自体は聞くものの、歴史好き以外にはあまり掘り下げることも少ない吉田松陰のさらに妹が主人公という時点で少し無理がある設定だったと思います。登場人物も高杉晋作や久坂玄瑞など維新後に存命しなかった人物に多く焦点が当たっていたため、話の発展性も乏しかったと思います。

・主人公のキャラクターが薄く、なかなか興味が深まらなかった。ストーリー展開もバランスが悪く、じっくりと史実をおってほしいところが抜け落ちていたり、みていてしんどかった。

・吉田松陰ではなくその妹が主役という設定は斬新で興味深かったのですが、いまひとつ個性が弱くて、周囲の歴史的人物の方に気持ちを持って行かれがちでした。

・吉田松陰の妹が主人公という視点は新鮮だけれど、回を重ねるごとに題材を持て余している印象があり、政治や戦争の緊迫感は薄めで日常の苦労話が中心になりがちだった。そうして描く割には家族愛や維新の動乱がしっかり絡まず、曖昧なままエピソードを消化してしまっていたと感じる。結果的に歴史の大きなうねりに迫れず、なんとなく中途半端な一代記に終わったように思う。

・正直期待したが、焦点が期待していたもの違い残念な作品であった、初回から3話ぐらい見ていたが面白くないと思って見るのをやめたキャストも有名な方が揃っていたので期待したが焦点が期待外れ

・大河ドラマというよりは朝ドラの方がよかったのでは?と思いました。一人の女性の一生としては、時代背景もあり波乱に満ちていて面白かったのですが、何かを成したというわけでもなく、時代の中心にいたわけでもなく、他の大河に比べると地味な気がします。

3位:どうする家康


3位はどうする家康

どうする家康が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・家康の偉大さよりも、采配のとり方などがクローズアップされて好きになれなかった。衣装も地味さと派手さが極端だった。役者どうしのやり取りが少なかった。

・美化しすぎな部分と、臆病者で家臣に助けてもらわなければダメ君主をアピールする部分が同一人物にイメージできない脚本だった。ジャニーズの松潤推しが強くて、イメージビデオのようだった。

・合戦の勝敗など歴史上はっきりしているところのシーンは比較的安心してみられたのですが、後半になればなるほど家康と家臣とのやりとりで視聴者を泣かせようとしにきてるのが見え見えでしらけさせるところが増えた。

・鎌倉殿の十三人が終わる前から話題になっており嵐の活動休止期間中だった時の松本潤主演だったのでとても期待していたが結果は演技もイマイチだし役にのめり込んでる感じも伝わってこなくて残念だった

・脚本・演出が他の大河と比較して見劣りする。ベタな「お涙ちょうだい」的なストーリーが定期的に挿入されるため嫌気がさした。子供だまし的なCGの多用があり、歴史もの大河の中では映像的に最低レベルの出来ではないかと感じる。また、役者演技では、実力者演技俳優と比較して、主演の松本潤さんの演技の未熟さが目立ち、特に前半回ではストーリーについていけない回が多かった。

・どうする家康は、現代風の言い回しや軽妙な会話が多く、時代劇らしくない感じがしました。家康が「どうする」と悩む姿を中心に据えるコンセプトではありましたが、あまりに長期間にわたって頼りないキャラとして描かれていたため、つまらない感じがしました。もう少し成長を感じさせてほしかったです。全体的なテンポとしても少し遅かったのでマンネリしました。

・おもしろさは感じたのですが、もっとシリアスな展開が私は好みです。家康という押しも押されもせぬ有名人物を描写するにはコミカルさを強調しすぎていて違和感を感じました

・私は歴史が好きで戦国時代の武将たちが特に好きなんです。それだから期待し過ぎていたという気持ちもありますがあまりにも私の理想の家康とは違い過ぎたというかんじです。

・薄すぎるしかっこ悪すぎて家康サゲにも感じたし秀吉や信長の印象も悪くするような構成であまりにも好きになれなかった。もう少し主要キャラである役のかたの配役を考えてほしかった

・本当の家康像を狙った脚本だったと聞きましたが、あまりにも軽過ぎた脚本でした。主演の松本潤さんも軽かったので、余計に軽さを感じてしまいました。大河ドラマとは言い難い脚本だったと思います。

2位:いだてん〜東京オリムピック噺〜

中村勘九郎(金栗四三)いだてん
2位はいだてん〜東京オリムピック噺〜

いだてん〜東京オリムピック噺〜が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・大河ドラマは勝手なイメージですが、特定の歴史上の有名な人物にまつわる話だと思っていて、歴史が好きなので見る機会は多いのですが質問1で選ばせていただいた作品はほかの作品に比べ、お話が難しかったというか特定の人物の話ではなく戦国時代が好きな私にはあまり刺さらなかったという感じです。

・2つの視点から描く設定にそもそも無理がありました。ノリも軽く、楽しくしようとしているのは分かりますが、大河ドラマファンには合わないと思います。

・『いだてん』ですが、全体的にコメディ感が強く、大河ドラマを見ている感じがありませんでした。また、配役も芸人が多く、ドタバタコントを見させられている感じがありました。

・歴史としては古くなく、異色を放つ存在であることは間違いない。東京オリンピックの裏側がよくわかったが、途中から主役の存在が薄くなって話にユーモアが足りなかった。

・俳優の選択はとてもよく、豪華なキャスト揃いだと感じたが、時間軸がとても複雑に描かれておりついていき理解することが難しかった。脚本などではなく、構成の問題。

・マラソンと落語がテーマの中心をなしていて、あまりに斬新すぎるゆえにも一つついていけなかった印象。時間軸があれこれと展開するのでストーリーが複雑だった。

・題材としても地味で脚本も盛り上がりに欠けていて、無理やり感動させようとするシーンもあり、主演の方も歌舞伎系のわざとらしい演技で、今まで見た大河ドラマの中で1、2を争うつまらなさでした。

・明治と昭和を行ったり来たりする脚本が複雑で話に感情移入することが難しかった。オリンピックを題材にするなら、もっとシンプルにした方が多くの人が分かりやすいと思う。

・設定が現代に近く、スポーツがテーマということもあり、あまりハマれませんでした。主人公のキャラクターも感情移入できませんでした。やはり大河ドラマは、歴史ものや戦いを期待してしまいます。

・序盤はそこそこ興味を持てて見れていたのですが、やはり大河ドラマは一年を通して放送されるので、そこまでの長尺で見たいと思うほどの題材ではなかったかなと。

1位:武蔵

第42作「武蔵 MUSASHI」
1位は武蔵

武蔵が脚本が最悪だった大河ドラマと評判の理由(抜粋)

・やはり史実と違うところが多いというのが納得できないというか、見ていてもストーリーに入っていけない感じがしました。重要な出来事など、あっさりと描きすぎるのも、つまらなかった理由だと思います。

・時代は同じながら、武蔵とは何の絡みもない豊臣家のことを語るシーンが余計だと思いました。その頃歴史の中央ではそういった時代だったといいたかったのだと思いますが、この物語ではそれは無粋に思えてしまいました。

・ストーリー展開が単調で、いまいち話に入り込めなかった。脚本がよくなかったのではないか。史実に基づいていなかった展開もどうかと思う。イメージが壊された。

・主役を演じる俳優のゴシップなどが連日メディアで騒がれるなどの印象により、どうしても役のイメージよりも私生活が目立ち物語に入っていけませんでした。

・演じている人々の熱演は理解できますが、脚本がいまいち受け付けませんでした。3回くらいで視聴をやめています。シナリオの良しあしで演技に対してのイメージが、大きく変わると教えてくれた作品です。

・宮本武蔵を中心とするストーリー展開が大河ドラマとして1年間続けるにはあまりに狭すぎたと思います。剣豪宮本武蔵という設定上、どうしても個人戦が中心になるので毎回同じような展開でだんだん見るのが苦痛になりました。

・「漢くさすぎた」という感じです。まだ若かった私にとっては、分かりにくい感情も多く、面白いと思いにくかったです。(ただ、今見ると面白いと思えるかもしれません)

・剣豪として有名な宮本武蔵が主人公なのに、剣術修行や剣豪との対決をスローテンポで盛り上げようとしすぎて、逆に冗長になっている。ストイックなイメージを出すにしても、感情表現の少ないまま戦う場面が多くて、緊迫感や感動が得づらかった。もうちょっとメリハリのある剣戟やライバルの印象づけがあれば観やすかったのにと残念に思う。

・色々無理な話が多かったかなと思う作品でした。イマイチ何を伝えたかったのか分からないドラマでした。面白味がありませんでした。

・視聴したが、思い出せない。それほどつまらなかった。内容が、進展がなく話が単調であったので、全然印象に残らない大河ドラマであった。また見たい印象も残らないので、歴史ものでなく時代もよくなかった。