【ちむどんどん脚本が最悪と不評な理由:リアリティがない(続き)】
・「いや、普通それはないでしょ!」と思わず突っ込んでしまうほど、毎話、有り得ないことばかり起こります。ここで言う、有り得ないことは、意味不明と言う意味で、歌子以外の比嘉家の人の人間性を疑います。
ちむどんどん脚本が最悪と不評な理由:ご都合主義な話の展開
・悲しい苦しいで終わってしまいそうな話を、乗り越えさせてしまう設定は喜劇的な発想から来るのだと感じてしまいます。不幸になる人が現れないようにするためでしょうが、リアル感はなくなりますね。サクセスストーリーとして見る作品なんだと思います。
・朝ドラは、偶然の人のつながりが多いが、今回は従来にもまして、都合の良い人のつながりが多く感じる。特に、沖縄から主人公を追いかけてきた若者が都合よく、主人公の店に出入りするなど。
・ご都合主義です。お客として入ったレストランに就職するにあたり、たまたまお邪魔した家の人にすぐ紹介されるなんてあり得ないです。料理に感動して、入りたいとシンプルに頼む方が現実的です。またはっきりしていませんがオーナーが主人公の関係者のようなのでその点もご都合主義的です。他にも細かな点でおかしなところはいっぱいあります。
・貧乏で借金をしているわりに、長女は短大に行ってるし、長男も何度か本土と行き来している。それにいくら沖縄の田舎とはいえ、時代感覚とか、考え方が相当にズレているし、ドラマに都合がいい性格づけがされ過ぎている。
・智が割と簡単に東京に出てきて、暢子の職場に出入りする業者に就職しているところや、急に1年半が過ぎていて、レストランで暢子の料理の腕前も随分認められているようなところ。
ちむどんどん脚本が最悪と不評な理由:登場人物が何かズレてる
・登場人物の設定が現実離れし過ぎている気がします。特に暢子とにいにの設定がどこか常識がなさすぎて現実味に欠け、またそれに対する家族の想いも少し不思議に映ります。どんな事をしても家族だから許されるというのは、現実離れしすぎており、感情移入できません。
・兄役のニーニーが面白いと言えば面白いが、もう少ししっかりした設定が良かった。父親が亡くなった時に家族を任されていたところ、暢子が東京に行くのを追いかけるシーンに感動したが、大人になってから全然頼りがなくなってしまって残念だから。
・なんだか登場人物の背景が適当なような気がする。沖縄ということもあり明るく作ろうとしているがもっと人間的な部分を描いてほしい。登場人物が明るすぎて見ていて疲れる。
・主人公の暢子が失礼な態度が多くてイライラしてしまいます。せっかく情けでやとってもらったのにオーナーに文句を言う暢子にはあきれてしまいました。さらに良子と石川の結婚騒動もイライラしましたし、にーにの自分勝手な行動にも驚くばかりです。
・主人公たち4きょうだいの子供時代は、仲が良さそうで見ていてほっこりしたのですが、大人になってからの兄・賢秀の行動が、口の上手い詐欺師のようでモヤモヤします。良子にしつこく迫る金吾、良子との交際関係をハッキリさせない博夫の態度もリアリティがなく感じました。
・時代背景の流れや人物像の動きの背景などにズレを感じて違和感を覚えます。リアルタイムで見ている間は楽しんで見ていますが、見終わって自分なりに振り返っていると腑に落ちない点が多くあり頭に「?」が多く浮かびます。
・沖縄の人たちはマイペースというのはよく聞くが、行動一つ一つが他の地域の人とかけ離れているように感じる。沖縄の人が見れば違和感なく見られるのかもしれないが、自分は沖縄出身ではないし、知り合いに沖縄の人がいないため行動理由がわからず感情移入ができない。
・沖縄が舞台だし、キャストも良いので期待していたのですが、全く共感できない何かずれた人物ばかりで面白くありません。何のつてもなく沖縄から上京したり、お金がないのに借金を重ねたり、行動もおかしなものばかりです。
・主人公の性格や行動を見ていると、ハラハラしたりイライラしたりしてしまって、朝から落ち着けないため。また、主人公の兄が自立できない、謝罪もまともにできない様子も苦手です。
・暢子の大袈裟な仕草や、「まさかや」「しんけん」の乱立に辟易する。物を何度も落とすのも普通はあり得ない。ニーニーの非常識さとそれを普通に受け容れる家族がおかしい。